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 平成23年4月現在,在籍している1,012両の車両について解説します.
 ※当ページの最新データへの更新は,予定されている新車導入・廃車が全て終わった後に行います.
 

在籍車両の用途・車種別分類

 用途別に分類すると基幹系統用,一般系統用,都心ループ系統用の3種類あります.
 車種別では大型車(10.5m),中型車(9m),小型車(7m)が在籍しています.

 基幹系統用  71両

大型車<71両>
 いわゆる快速系統である基幹バスは,基幹1号系統東郊通線は一般車と同じ前乗中降方式を,基幹2号系統出来町線は名鉄バスと共同運行を行っている関係で中乗前降方式を採用しています.塗色は茶系の基幹バス専用色です.
 基幹1号系統用に21両,基幹2号系統用に50両が在籍しています.


▲基幹バス(3扉ツーステップバス)

▲基幹バス(2扉ノンステップバス)

 

 一般系統用  931両

大型車<740両>
 市内のあちこちで見かける青白塗装の交通局の主力車両群です.
 かつては降車時の効率を高めた3扉ツーステップ車で有名でしたが,最近ではノンステップ車への買い替えが急速に進み,今や絶滅危惧種に.なお,ワンステップ車両や中型車幅の車両はありません.
 毎年継続的に導入されており,年代によって細かな仕様が違うなど,様々なバリエーションがあり興味が尽きません.

中型車<161両>
 需要の少ない路線で活躍する中型車は,ツーステップ車の他にワンステップ車とノンステップ車も在籍しています.
 最近では小型車の代替として中型車が選択されており,両数を増やしています.

小型車<30両>
 平成10年から始まった車両の小型化の一環で,最大で48両保有していましたが,一部は中型車両に更新されました.
 主に地域巡回系統で活躍します.


▲大型ツーステップバス

▲大型ノンステップバス
 

▲中型ノンステップバス
 

▲小型ノンステップバス

 

 ループ系統用  10両

中型車<10両>
 名古屋の中心繁華街を結んで走る「都心ループ」系統には専用車が用意されています.
 平成22年と23年に小型ワンステップ車の代替として中型ノンステップ車が導入されました.

小型車<0両>
 初代都心ループ専用車としてふそうワンステップ車が在籍していましたが,全て廃車となっています.


▲中型ノンステップバス

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 参考:在籍車両割合

 市バス車両のうち,約92%が青白塗装の一般系統用車両となっています.
 また,約80%の車両が大型車両です.

 Bus Car Data 1

  
図1 用途別在籍車両割合        図2 車種別在籍車両割合

 

 

在籍車両のメーカー別分類

 交通局の新車調達方法は,かつては随意契約で行われていました.公営企業ということもあり国内主要4社から分散購入し,保守がしやすいよう車庫ごとに特定のメーカーを配置していました(日野4:いすゞ3:三菱3:日産2の割合で).
 現在ではその慣例はなくなり,競争入札となった現在では毎年特定の車種が大量に購入され,全車庫に配置されています.これにより各メーカーの勢力図も大きく変わってきています.
 

 シャーシ(車台)メーカー


メーカー名
現在の車両数
現在の割合
平成14年時点の割合
日野自動車

399両

39%

← 33%
いすゞ自動車

352両

35%

← 24%
三菱ふそうトラック・バス

162両

16%

← 25%
日産ディーゼル工業

99両

10%

← 18%

 随意契約時代から平成21年度まで,長期に渡り日野自動車が首位をキープし続けてきましたが,平成21年度はついにいすゞ自動車が首位に躍り出ました.しかし平成22年度には再び日野自動車が最多となっています.
 かつて次席にあった三菱ふそうと日産ディーゼル(UDトラックス)は数を減らしています.

 

 コーチビルダー(車体メーカー)


シャーシメーカー
メーカー系列
車両数
割合
メーカー
車両数

日野→

日野系列

 399両

 39%

日野車体工業

 67両

ジェイバス

332両

いすゞ→

いすゞ系列

338両

33%

270両

いすゞバス製造

68両

富士重

48両

5%

富士重工業

14両

日産D→

34両

西工

65両

6%

西日本車体工業

65両

三菱ふそう→

三菱ふそう系列

162両

16%

三菱自工

0両

MBM

162両


 次にシャーシメーカーとコーチビルダーの関係です.
 日野自動車は日野車体工業系列で,三菱ふそうは三菱ふそう系列で,それぞれ直系のコーチビルダーで全車両架装しています.
 いすゞ自動車は直系のいすゞ系列で架装する純正車体と,富士重工業で架装する改造形式扱いの車体が存在していました.日産ディーゼルは富士重工業で架装していました.
 その後,富士重工業のバス車体製造からの撤退に伴い,いすゞ自動車は全ていすゞ系列で,日産ディーゼルは西日本車体工業で架装が行われています.

  日野系列=日野車体工業、ジェイ・バス
  三菱系列=三菱自工(名古屋)、三菱ふそうバス製造(MBM)
  いすゞ系列=I.K.C、いすゞバス製造、ジェイ・バス
   

 Bus Car Data 2


図3 メーカー別在籍車両割合
(内円:シャーシメーカー   外円:コーチビルダー)

 

車種別 自動車保有台数

 車両番号で分類すると,以下のように整理されます.車両番号について詳細はコチラをご覧ください.

 
x
Kx
NKx
Nx
Rx
Mx
NMx
Sx
NSx
Tx
合計

22

2

44

306

0

2

21

0

0

2

399

29

0

13

209

0

7

86

0

0

8

352

4

2

0

92

0

4

30

0

30

0

162

12

0

10

66

0

1

10

0

0

0

99

合計

67

4

67

673

0

14

147

0

30

10

1,012

 

その他のデータ集

項目
両数
全体(1,012両)に占める割合

ノンステップバス

927両

91.6%

ノンステ&ワンステ

929両

91.8%

低公害車(CNG,電気式,蓄電式)

68両

6.7%

オートマチック車

657両

64.9%

エアサス車

1,010両

99.8%

ISS※車両

945両

93.4%

3扉車

4両

0.4%

ISS=アイドリングストップ・スタートシステム


▲低公害車(CNGバス)


▲残りわずか3扉車

 

運行管理受託車両について

 交通局が保有し管理運行を行う車両は上記で紹介してきた1,012両です.
 これ以外に,名古屋ガイドウェイバスよりガイドウェイバス25両を,また市民経済局よりなごや観光ルートバス5両の管理運行を受託しています.
 つまり,交通局が管理運行を行っている車両数は,合計で
1,042両です.
 
 その他に,営業に使用しない車両として,研修車が5両と,トラックなど業務用車両を十数台保有しています.


▲ガイドウェイバス

▲観光ルートバス「メーグル」

 

 

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 (C) Setosen Shimizu