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306両保有 全10営業所配属
概 説 |
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市バスの長い歴史の中で,近年は常に在籍車両数の首位を守ってきた日野自動車.その流れはノンステップ化の荒波の中でも受け継がれました.現在,数ある市バス車両の中でも,最多勢力を誇る総勢261両の日野自動車製の大型ノンステップバスです.
平成17年までのブルーリボン純正車体と,平成19年から現在まで続くブルーリボン||車体に大別できます.
車両ラインアップ |
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最多車両数を誇る車種だけあって,バリエーションに富んでいます.
ツーステップ車両からノンステップ車両への過渡期にあたる平成11年と平成12年に導入された6両と,本格導入の始まった平成13年,低公害車として導入された平成15年と平成17年の車体は日野純正車体となる「ブルーリボン」ボデーを搭載しています.その後,平成19年から導入された車体は,いすゞ「エルガ」ボデーとの共通化により同タイプの「ブルーリボン||」となっています.

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平成11年2月式 KC-HU2PPCE 3両 ×廃車 |

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日野自動車製 日野車体工業架装「ブルーリボン」ノンステップバス
機関:P11C 最高出力:250/2,100(ps/rpm) 排気量:10,520cc
軸距5,570mm 座席定員:27人 ・AT車 ・ISS装置付き
平成10年のふそう車,日産D車に引き続き,平成11年2月に日野製ノンステップバスが導入されました.3両が中川営業所に配置され,主に神宮東門を発着する幹線系統で使用されました.車両番号はNH1〜NH3です.
2扉車で中扉はグライドスライドドア,電動式車いすスロープが設置されています.黒色の逆T型窓で,テールランプは腰部+裾部の4カ所設置.冷房装置はパッケージタイプでデンソー製を搭載しています.
車内は,ノンステップエリア拡大のためエンジンを垂直横置きに配置した関係で,中扉より後の座席配置に制約があり,最後部は向かい合わせで座席を配置したボックスシートとなっています.
運転席のモニターが左側に設置されているのがブルーリボンノンステの特徴です.

▲NH3 (平成11年式) |
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平成12年2月式 KC-HU2PPCE 3両 |

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日野自動車製 日野車体工業架装「ブルーリボン」ノンステップバス
機関:P11C 最高出力:250/2,100(ps/rpm) 排気量:10,520cc
軸距5,570mm 座席定員:27人 ・AT車 ・ISS装置付き
平成12年2月にも3両が追加導入され,大森営業所に配属されました.車両番号はNH4〜NH6です.
平成11年式と同型車で,前面方向幕一本幕になった以外は大きな変化はありません.

▲NH6 (平成12年式) |

▲NH6 リアビュー |

▲車内の様子 |

▲最後部はお見合い座席 |
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▲運転席の様子 |

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平成13年2月式 KL-HU2PPEE 24両 |

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日野自動車製 日野車体工業架装「ブルーリボンシティ」ノンステップバス
機関:P11C 最高出力:250/2,100(ps/rpm) 排気量:10,520cc
軸距5,570mm 座席定員:27人 ・AT車 ・ISS装置付き ・ABS付き
平成12年度予算よりツーステップ車両の調達が終了し,ノンステップ車両の本格導入が始まりました.これに伴い平成13年2月には24両の日野ノンステップ車が導入されています.車両番号はNH7〜NH30で,主に日野車を常用する営業所など6 カ所に分散配置されました.なお,同時に基幹1系統専用車両として同型車両が4両導入されています.
なおABS付きであることから,現在は貸切兼用車に指定されている車両も多く,各営業所で見かけることができます.
2扉車で中扉はグライドスライドドア,車いすスロープは手動引出し式になりました.黒色の逆T型窓,テールランプは腰部+裾部の4カ所設置,冷房装置はパッケージタイプで従来KC-規制車両と変更はありません.
KL-排ガス規制への対応と共に車体にはマイナーチェンジが施され,車両前面下部形状が丸みを持ったデザインとなったほか,セーフティウィンドウが装着されました.

▲NH21 (平成13年式) |

▲NH22 リアビュー |
車内は不評であった最後部ボックスシートが廃止され,中扉後は前向き3列分の座席のみが配置される余裕のレイアウト・・・というより,デットスペースがより目立つ結果となっています.運転席周りに大きな変更は無いようです.

▲NH21 車内の様子 |

▲NH12 運転席 |

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平成15年3月式 KL-HU2PPEE改 10両 (CNG) |

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日野自動車製 日野車体工業架装「ブルーリボンシティ」CNGノンステップバス
機関:P11C 最高出力:230/2,100(ps/rpm) 排気量:10,520cc
軸距5,570mm 座席定員:27人 ・AT車 ・ABS付き
公害訴訟のあった市南部への環境対策のため,平成15年にはディーゼル燃料の代わりに圧縮天然ガスを使用したCNG動力の車両が10両導入され,市南部の鳴尾営業所へ配置されました.車両番号はNH31〜NH50です(40番台は欠番).
頭の上に搭載したCNGタンクと低公害車のハートマークが目立ちます.
購入された10両のうち,NH31〜35が標準ガラスで車内カーテン付き,NH36〜39とNH50が着色ガラス車で車内カーテンなしとなっています.
そのほか,新たに電動リモコンサイドミラーとバックカメラが導入されました.
テールランプは従来通り腰部+裾部の設置ですが,メーカー標準仕様が採用され配置形状が変化しています.また「バス発車優先」ステッカーは廃止されました.
車体側面の出入口に英語表記が追加されました.
車内は,座席と室内灯が局オリジナルのものから,より簡素なメーカー標準品になりました.

▲NH33(平成15年式) 標準ガラス車 |

▲NH38(平成15年式) 着色ガラス車 |

▲NH33 リアビュー |

▲NH34 車内の様子(標準ガラス車) |

▲NH33 サイドビュー |
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平成17年1月式 KL-HU2PPEE改 15両 (CNG) |

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日野自動車製 ジェイバス架装「ブルーリボンシティ」CNGノンステップバス
機関:P11C 最高出力:230/2,100(ps/rpm) 排気量:10,520cc
軸距5,570mm 座席定員:27人 ・AT車 ・ABS付き
平成14年度から始まった一般系統用CNG車の調達で,平成14年度は上記日野車が,平成15年度はいすゞ車が,そして平成16年度には再び日野車が調達されました.
平成17年3月に購入された15両は,車両番号はNH51〜NH65で,前回と同様に鳴尾営業所に配置されています.
折しも平成17年前半は愛知万博が開催され,平成17年式の15両と平成15年式3両は半年間,万博会場へのシャトル輸送に活躍しました.
車体側面ガラスは着色ガラスが正式採用となり,カーテンが廃止されました.黒色の逆T型窓,テールランプは腰部+裾部型です.
行先表示器は字幕式からLED式に変更となりました. また運転士用モニタがブラウン管タイプから液晶タイプに変更となっています.

▲NH62 (平成17年式) |

▲NH55 リアビュー |

▲NH59 車内の様子 |

▲NH59運転席 液晶モニタを搭載 |

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平成19年12-3月式 PJ-KV234N1 110両 |

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日野自動車製 ジェイバス架装「ブルーリボン||」ノンステップバス
機関:6HK1 最高出力:260/2,700(ps/rpm) 排気量:7,790cc
軸距5,300mm 座席定員:31人 ・AT車 ・ISS装置付き
平成18年度予算で,同一車種としては最多導入数となる110両が調達されました.数量が多いため12月から平成19年3月にかけて納車されています.車両番号はNH66〜NH175で,市内全営業所に配置されています.
車体は日野といすゞのバス車体製造事業を統合して設立したジェイ・バスが製造していますが,設計はいすゞが,また製造も旧いすゞバス製造の宇都宮事業所が担当のため同社のエルガと同じ車体となっており,判別は困難です.
エンジンは新短期規制(PJ-)に対応しました.引き続きAT車が選択されていますが,トランスミッションは今回からZF製からGMアリソン製へ変更されており,変速時のショックが軽減されています.
標準ノンステップバス認定制度の関係で,車体だけでなく車内仕様も大きく変化しました.
座席シート生地が変更となったほか,握り棒が朱色となり,降車ボタン形状も変更,設置高さが統一されました.
車外出入口表示も変更となり,車内案内表示ではピクトグラムが多用されています.
跳ね上げ座席は横向きから前向き1人掛×4脚に変更となりました.中扉スロープも折畳み引出し式から携帯式に変更されています.
逆T型窓,テールランプは腰部2カ所で,車体側面に反射板が増設されています.冷房装置は屋根上設置形で,デンソー製です.

▲NH67(平成19年式) 反射板が増設された |

▲NH155 リアビュー |

▲運転席の様子 ステアリングのロゴしかいすゞ車と区別できない |

▲車内前方より ピクトグラムが多用されている |

▲車内後方より |

▲一人掛け跳ね上げ座席 |

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平成20年12-1月式 PDG-KV234N2 51両 |

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日野自動車製 ジェイバス架装「ブルーリボン||」ノンステップバス
機関:6HK1 最高出力:260/2,400(ps/rpm) 排気量:7,790cc
軸距5,300mm 座席定員:31人 ・AT車 ・ISS装置付き
前年に引き続き日野車が51両導入されました.車両番号はNH176〜NH226で,業務委託の大森,浄心を除く直営8営業所に配置されました.
新たにDPD装置取り付け,新長期規制に対応しています.
これに合わせ車体もマイナーチェンジされており,公式側にエンジンルーバーが新設され,非公式側では最後部窓が拡大されています.排ガス記号は,AT仕様のため平成27年燃費基準は満たしておらず,PDG-となっています.
上記内容はいすゞ製エルガと基本的には同じですが,今回から日野車のみヘッドランプが縦2段の全4灯式から,P-RJの「一つ目」を思い起こさせる角型2灯に変更されており,外観上もエルガとの判別がし易くなりました.
2扉中引戸,逆T型窓,テールランプは腰部2カ所で,平成19年式と変化はありません.

▲NH207 (平成20年式) |

▲NH221 リアビュー |

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平成22年2月式 PKG-KV234N2 45両 |

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一般仕様 NH227〜NH263 計37両
日野自動車製 ジェイバス架装「ブルーリボン||」ノンステップバス
機関:6HK1 最高出力:260/2,400(ps/rpm) 排気量:7,790cc
軸距5,300mm 全長10,920×全幅2,490×全高2,990
座席定員:31人 ・MT車 ・ISS装置付き
高速仕様 NH264〜NH271 計8両
日野自動車製 ジェイバス架装「ブルーリボン||」ノンステップバス
※同スペック
座席定員:31人 ・MT車 ・ISS装置付き ・ABS付き
平成21年度予算にて45両が調達され,平成22年2月より全営業所へ配置されました.車両番号はNH227〜NH271です.
このうち鳴尾営業所配置のNH264〜NH271の8両は「高速系統対応車」として,前面&側面サボ,車内座席シートベルトの設置,ETC装置取り付け,ABS付き,火災警報装置などが追加装着されています.
日野車としてはツーステップ車以来久々のMT仕様となりました.
これにより排ガス規制は新長期規制かつ平成27年燃費基準も満足したPKG-となっています.
前回モデルからの外観変化として,登場時から全車両にデイランプが装着されている点が挙げられますが,旧車への取り付けも同時に行われており,判別は困難です.
車内では,優先座席が専用柄入りモケットになりました.また室内灯が6灯へと減灯されています.
運転席周りでは,ダイヤ板取り付け位置がダッシュボード左から右へと運転士寄りになったほか,運転士用液晶モニタがタッチパネル式となり専用リモコンが廃止されました.
逆T型窓,テールランプは腰部2カ所です.

▲NH227(平成22年式 一般仕様) |

▲NH268(平成22年式 高速仕様)
基幹運用に備えて前面と側面にサボを装備している |

▲NH250 リアビュー |
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平成23年12-2月式 LKG-KV234N3 48両 |
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日野自動車製 ジェイバス架装「ブルーリボン||」ノンステップバス
機関:6HK1 最高出力:260/2,400(ps/rpm) 排気量:7,790cc
軸距5,300mm 座席定員:31人 ・MT車 ・ISS装置付き ・ABS装置付き
前年に引き続き48両導入されました.車両番号はNH272〜NH319で,全10営業所に配置されました.また同時に基幹系統用21両(NKH)も購入しています.
従来のDPDシステムに加え,尿素SCRシステムを併用することで平成21年排ガス規制(ポスト新長期規制)に対応しています.排ガス記号はLKG-となりました.
MTが従来の5速から6速になりました.ABSも標準装備されており,後部にロゴを確認することができます.
運転席周りではインパネが小型化され,マルチインフォメーションディスプレイが搭載されています.
車体外観の変化としては,広告枠の取り付けが無くなりました.またディスクホイールが従来のJIS方式8穴から,ISO方式10穴になっています.

▲NH317(平成23年式) 10穴ホイールを装備 |

▲NH287 リアビュー |
車両配置表 |
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解説・概要 車両配置一覧表
こちらのページで日野車の配置一覧表を掲載しています.
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