|
お墓参りシーズン期間中のみ臨時運行される,通称「墓参バス」を紹介します.
平和公園 墓参バス |
 |
春と秋のお彼岸や夏のお盆期間中,名古屋市の一大墓地である平和公園は,市内各地からの墓参客で大変賑わいます.
この期間中,平和公園を経由する星丘11系統を増強するため,臨時バスが運行されています.
 |
平和公園を通り抜ける道は,公園内を南北に貫く1本道しかないため,墓参客の自家用車が集中し,光が丘交差点や平和公園入口を中心に激しい渋滞が発生します.
そこで,かつては星ヶ丘発の往路のみ平和公園入口(猫ヶ洞)付近の渋滞を避けた打越,平和が丘廻りの迂回ルートで運行が行われていました.
現在では定期便は迂回運行なしの正規ルートで,臨時便は打越,猪高車庫廻りの大回り迂回ルートで運行されています. |
定期便:星ヶ丘〜新池町〜平和公園南〜平和公園〜光が丘〜地下鉄自由ヶ丘(往復とも運転)
臨時便:星ヶ丘→(打越・猪高車庫)→平和公園→平和公園南→星ヶ丘(一方向循環のみ)
平和公園内の交通規制が変更されたことに伴い,平成20年秋期より星丘11系統の定期便は正規ルートで,臨時便は打越・猪高車庫廻りの循環経路(上図の赤色線)に変更されました.
起点は地下鉄駅に直結した星ヶ丘バスターミナル1番のりば.星丘11系統定期便と平和公園臨時バスが同じ停留所から発車しています.星丘11系統定期便の行き先表示は通常時とおなじ星丘11系統地下鉄自由ヶ丘行きで,臨時バスは平和公園臨時バス表示となっています.
星ヶ丘を発車した臨時バスは東山通を東進し,打越交差点を左折.平和が丘を直進し,一気に猪高車庫前まで北進します.猪高車庫交差点を左折し,坂を登ると平和公園の北入口である光が丘を左折.今度は坂を下り平和公園に入って行きます.
平和公園内では平和公園→平和公園南と普段とは逆順に停車するため,「停車順が違うので降車停に気をつけること」「降りたバス停から星ヶ丘行きに乗車できること」がアナウンスされます.
平和公園停留所からは降車客とともに星ヶ丘へ戻る乗車客も乗ってきて,星丘11系統定期便と同じように全停留所に停車して星ヶ丘に戻ります.

▲星ヶ丘1番のりばに停車中の臨時バス |

▲案内看板のほか,ピーク時には案内係員も配置 |

▲前面LED表示「平和公園臨時バス」 |

▲側面LED表示「臨時バス 星ヶ丘発星ヶ丘行き」 |
▼ ▼ ▼ 臨時バス乗車レポ 前面展望 ▼ ▼ ▼ |

▲星ヶ丘BTを発車 定期便はターミナルを一周回ってから西進するが,臨時バスはそのまま東進する |

▲東山通を東進し,打越交差点を左折する |

▲左手に墓参バスを運行する猪高車庫が見えてくると,次の信号を左折 ここまでは出入庫系統と同じルート |

▲猪高車庫から光が丘まで坂を登る 登りきった平和公園北交差点を左折する |

▲進路を南に変え,長い下り坂を平和公園内に向けて降りてゆく 反対車線の光が丘への登り坂は渋滞ポイントの一つ |

▲平和公園停留所に到着する バス停には星ヶ丘への帰り客が待っている |

▲平和公園停を発車した臨時バス ここからは星丘11系統復路ルートと同じ道を走る |

▲緑がまぶしい平和公園内を走る |

▲手前は星丘11系統正規便 奥は臨時バス |

▲平和公園南停にて客扱いを行う臨時バス |

▲平和公園南から差し込まれる定期バス増発便 |
このほか,渋滞に巻き込まれる正規ルートを走る星丘11系統定期便の遅延対応として,増発便が途中差し込みされることもあります. |
現在のように「平和公園臨時バス」を表示するようになったのは,LED搭載車のみで運用できるようになった平成23年夏期以降のことです. それ以前は無表示であったり,紙ばりで対応していました.

▲ルート変更初回の平成20年秋期
星ヶ丘発は交通局表示と「平和公園臨時」の張り紙 |

▲平成20年秋期 |

▲平成20年秋期の平和公園停にて
平和公園からは定期便と同じ星ヶ丘幕を使用 |
|

▲平成21年春期は側面にピンク色紙を掲示 |

▲平成21年秋期は「名古屋市交通局」のみ |
 |
平成20年夏期以前の運行ルート(打越経由平和公園折返し) |
 |
 |
定期便:星ヶ丘→(打越・平和が丘)→平和公園南→平和公園→光が丘→地下鉄自由ヶ丘 (往路は迂回ルート)
星ヶ丘←新池町←平和公園南←平和公園←光が丘←地下鉄自由ヶ丘 (復路は正規ルート)
臨時1:星ヶ丘→(打越・平和が丘)→平和公園南→平和公園→光が丘 (往路は迂回ルート)
星ヶ丘←新池町←平和公園南←平和公園←光が丘 (復路は正規ルート)
臨時2:星ヶ丘→(打越・平和が丘)→平和公園南→平和公園 (往路は迂回ルート・平和公園止め)
星ヶ丘←新池町←平和公園南←平和公園 (復路は正規ルート)
平成20年夏期以前は,渋滞箇所に応じて2段階の対応が行われていました.
まず墓参シーズンを通して,猫が洞周辺の北行き渋滞を避けるため,定期便も臨時便も,打越・平和が丘経由の青色往路迂回ルートで運行が行われました.この間迂回となる新池町経由の停留所利用者は,迂回ルートで平和公園南で行き,反対方向のバスに乗り継ぐ必要がありました.
臨時便は星丘11系統の増発として,星ヶ丘から転回場のある光が丘まで同ルートで運行されました.
次に渋滞がピークになると,平和公園から光が丘に至る登り坂が動かなくなるため,途中の平和公園で運行が打ち切られました.
折返しとなる平和公園停では,路地に頭をつっこみ,道路を閉鎖して方向転換を行うアクロバティックな光景を見ることができました.

▲停留所の迂回運転の案内
東山工高〜猫が洞間の乗客には乗継券が発行された |

▲シンプルな運転士ダイヤ板 着・発の文字が並ぶ |

▲臨時便1 星丘11系統 光ヶ丘行き |

▲臨時便2 星丘11系統 平和公園行き |

▲平和公園行きの側面幕は実にシンプル |

▲平和公園停で折返し,星ヶ丘行きに変身 |
▼ ▼ ▼ 秘技 平和公園停 切り返し ▼ ▼ ▼ |

▲北行停で降車扱い後,2つ先の交差点で 対向車のタイミングを見計らい右折 |

▲細い路地に頭から突っ込んだ市バス |

▲路地を正面から見た図 |

▲この間,自動車も歩行者もしばし通行止め |

▲誘導員の笛の合図で後退・切り返し |

▲方向転換完了後,乗車停へ.ここから星ヶ丘行きとなる |
みどりが丘公園 墓参バス |
 |
市の大規模墓地の一つである,緑区のみどりが丘公園もバスが主要アクセスとなっています.
こちらも墓参シーズンになると,臨時バスが運行されます.
ただし墓地の規模は平和公園と比較すると小さく,増発便も限定的です.
平成23年3月の地下鉄桜通線延伸により,みどりが丘公園の最寄り駅は徳重駅になりました.
原12系統の区間増強便として,午前中に定期便+1本/h程度が運行されています.
地下鉄原駅発着の定期便とは異なる区間便ということもあり,専用行き先表示が用意されています.

▲地下鉄徳重駅より発車する臨時便 系統名は「臨時」となっている |

▲増強運行を伝える時刻表
墓参シーズン中のピーク時のみ,午前中5本のみ増発 |

▲後面にも「臨時」表示が入る |

▲側面の経由表示 |

▲みどりが丘公園に停車中の臨時便地下鉄徳重行き |
 |
地下鉄桜通線の徳重延伸以前は,桜通線終点の野並駅からみどりが丘公園までを結ぶ「野並12系統」(現在は廃止)が増強運転されていました.
土日祝日限定で,昼間時間帯に定期便+1本/hが運行されました.

▲野並12系統が増強運行された
定期便同様の運行で,特に見分けがつかない |

▲増強運行を伝える時刻表
墓参シーズン中のピーク時のみ,午前中4本のみ増発 |
▼もどる
|