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 高速度鉄道第6号線(中村区役所〜徳重間)  駅数:全21駅   営業キロ19.1km
 所要時間37.5分   ATOワンマン自動運転   20m車×5両組成   ラインカラー:
赤色

桜通線コンテンツ
 

桜通線の駅
 全21駅の詳細情報
 ※準備中

線路配線図

 配線図と現地レポ画像

ダイヤ・車両運用
 定期運用,出入庫情報
 ※準備中

 

 

桜通線 路線概要

 高速度鉄道6号線,通称「地下鉄桜通線(さくらどおりせん)」は,混雑する東山線のバイパス路線として,都心部を東西に貫通し,市南東部に向かう路線で,中村区役所〜徳重間の19.1kmが開通しています.
 このうち野並〜徳重間4.2kmは平成23年3月に開業した,地下鉄では最も新しい区間です.

 中村区役所〜徳重 19.1km

 始発の中村区役所駅を出発した列車はJR名古屋駅のセントラルターワーズ直下をくぐり抜け,東山線と交差する名古屋駅からは名前の由来となった桜通の下を東進します.この区間は東山線のバイパス路線として機能しておりラッシュ時は非常に混雑します.
 車道を過ぎると,急カーブを曲がり,今池駅で再び東山線とクロスした後は市道環状線を南下します.市南西部の文教地区を走るため車内に高校生が比較的多いのも特徴です.
 桜本町を発車直後に急カーブを曲がり再び進路を西に.東海通下を進むと,住宅開発とともに人口の増加が著しい終点の徳重に到着です.

 途中2カ所の急カーブで東へ南へと進路を変えるその特徴的な路線の形は「乙形」のように見え,徳重開業時のポスターには路線の形がデザインされました.
 また,地下鉄路線の中で最後に設計・建設された路線のため,地上の既設埋設管路や他路線をくぐり抜ける必要があったため,各駅とも地下深い位置にホームがあります.特に地下街や地下共同溝の下を掘り進んだ名古屋〜今池間の桜通下の各駅は地下深く,名古屋の地下鉄では最も深い位置となる丸の内駅では8階建てマンションに相当する地表下24mとなっています.


▲乙形ポスターの一例

▲4層構造の久屋大通駅の模型

 

 車両規格・運転方式

 桜通線の車両は,日常メンテナンスは徳重車庫で,大規模メンテナンスは鶴舞線の日進工場にて行っており,車両を鶴舞線を経由して日進工場まで回送する必要があります.また,将来的に西は七宝方面,南は豊明方面へと伸張させる構想があり,それぞれ名鉄線との相互直通運転も想定されています.このため,車両規格は鶴舞線と同じ仕様で建設されました.車体長は大型の20m車で,5両組成となっています.車体にはラインカラーの赤色が入ります.

 保安装置は,開業当時はATCツーマン運転を行っていました.平成6年の野並延伸時には,新たにATO装置による列車自動運転を導入し,運転士のみ乗務のワンマン運転を開始しています.
 これを見越して,運転士の安全確認を容易にするため,桜通線のホームは全て島式で建設され,列車は非常に珍しい右側運転台となっています.

 

 

桜通線 路線図

 ・留置線&引上線×6編成
  (旧)中村区役所検車場
S01 中村区役所駅
 0.9km 
S02 名古屋駅  Ω東山線乗り換え
 0.7km 
S03 国際センター駅
 0.8km 
S04 丸の内駅  Ω鶴舞線乗り換え
 ・連絡線(鶴舞線〜桜通線)
 0.9km
 
S05 久屋大通駅  Ω名城線乗り換え
 0.7km 
S06 高岳駅
 1.3km 
S07 車道駅
 1.0km 
S08 今池駅  Ω東山線乗り換え
 ・今池管区駅
 ・桜通線運転区(今池)
 ・留置線×2編成
 1.1km
S09 吹上駅
 ・保守側線
 ・保線区
 ・電路区
 ・信号通信区
 1.0km
S10 御器所駅  Ω鶴舞線乗り換え
 1.1km 
S11 桜山駅
 ・留置線×2編成
 0.9km 
S12 瑞穂区役所駅
 0.7km 
S13 瑞穂運動場西駅
 0.7km 
S14 新瑞橋駅  Ω名城線乗り換え
 1.1km 
S15 桜本町駅
 ・桜本町管区駅
 ・保守側線
 0.9km
S16 鶴里駅
 1.1km 
S17 野並駅
 ・桜通線運転区(野並)
 1.1km 
S18 鳴子北駅
 0.9km 
S19 相生山駅
 1.4km 
S20 神沢駅
 0.8km 
S21 徳重駅
 ・引上線×2編成,車庫出入庫線×1本
 ・徳重車庫
桜通線 施設概要

路線名 6号線
営業区間 中村区役所(S01)〜徳重(S21)
営業キロ 19.1km
駅数 21駅
平均駅間距離 0.956km
所要時間 37.5分
最高速度 75km/h
軌 間 狭軌 1,067mm
最急勾配 33‰
最小半径 R=164m (車道〜今池)
集電・電圧 架空線 DC1500V
信 号 車内信号機
保安方式 ATC・ATO
乗務員 運転士のみワンマン運転
接近メロディ (下)オーバル
(上)チェリー

 桜通線は,中村区役所〜徳重間19.1kmを約37分で結びます.表定速度は30.56km/hです.
 最初の開業時期を平成元年の「名古屋デザイン博覧会」に合わせたため,これまで無機質だった駅や車両の造りにデザイン性が考慮されています.
 また,エレベーターや列車緊急停止装置などの駅施設やVVVF車両などの導入は桜通線が初めてであり,これがその後の地下鉄整備の標準となりました.現在では可動式ホーム柵も全駅に整備されています.

 

 

桜通線 輸送実績(平成21年度)

輸送人員 合計 83,330千人
(通勤)23,427千人
(通学)11,405千人
(定期外)48,498千人
営業係数 123.0
営業収支 △22億円
経常収支 △79億円
最大輸送力 9,835人
最大混雑率 国際セ→丸の内
125%
運転間隔
(平日)
朝 4分
昼 7.5分
夕 6分
運転間隔
(土休日)
朝 6分
昼 10分
夕 10分
相互直通運転 な し

 ※上記輸送実績は平成21年度のものであり,徳重延伸前の実績です.
 桜通線は名古屋の最深部地下を掘り進めたこと,近年まで工事が行われていたことから,高コスト路線となっており,営業係数は123.0の営業赤字路線です.

 最も混雑する区間は国際センター→丸の内間であり,朝ラッシュ時は乗車率125%,終日では40%強となっています.この程度の乗車率では…日中の運転本数の少なさも仕方ないのかもしれません.

 

桜通線 開業の歩み・歴史

 平成元年(1989年)9月10日 中村区役所〜今池間(6.3km)開業
 平成6年(1994年)2月16日 ワンマン運転開始
 平成6年(1994年)3月30日 今池〜野並間(8.6km)開業
 平成16年(2004年)10月6日 瑞穂運動場駅を瑞穂運動場西駅に改称
 平成23年(2011年)1月22日〜7月23日 各駅,順次可動式ホーム柵を導入
 平成23年(2011年)3月27日 野並〜徳重間 (4.2km) 開業

 桜通線は,昭和47年の都市交通審議会答申第14号において,初めて計画された路線で,全体としては市外の七宝から豊明市に至る30キロの路線です.
 当時は金山総合駅もなく,名古屋駅を経由して郊外から市内に流入してくる通勤・通学者を受け入れる路線が東山線しかなく,東山線名古屋駅では改札止めが常態化し,ラッシュ時の混雑率が200%を越えるなど混雑が深刻化していました.
 この東山線混雑緩和のためのバイパス経路を整備するとともに,市南東部丘陵地域での土地区画整理事業の進展により人口増加が著しいことから,これら課題に応える路線として計画されました.

 この路線のうち,中村区役所〜野並間については昭和57年2月10日に事業免許を受け,昭和58年5月には中村区役所〜今池間が着工,世界デザイン博期間中の平成元年9月10日に開業しました.路線名の「桜通線」は公募により決定されています.
 この区間はJR名古屋駅地下横断や地下鉄各線との交差,共同溝下の掘削など難工事の連続となりました.特にJR名古屋駅やユニモール地下街下のアンダーピニング工事では,その高度な技術力に対し土木学会技術賞が贈られています.

 続いて市南部の学校への通学,また野並南東部で土地区画整理による開発の進む住宅地域の通勤需要に応えるため,第二期工事区間として昭和63年3月に今池〜野並間の工事が着手され,平成6年3月30日に開業しました.
 工事は名古屋環状線や東海橋線の交通量の多い幹線道路下で行われ,天白川横断工事では複線大断面シールドが採用されました.
 また経費削減のため,この区間の開業に合わせて列車自動運転装置(ATO)を導入し,ワンマン運転を始めています.

 続いて,平成4年1月の運輸政策審議会答申第12号で,野並〜徳重間の整備が答申されました.この区間は大規模住宅団地が集まり,多くの土地区画整理事業が行われている人口増加の激しい地域となっており,これら通勤・通学需要に対応するため,平成15年9月に事業許可を取得.平成17年度から工事着手し,平成23年3月27日に開業しています.
 終点の徳重周辺では,区役所支所や図書館などが入る地域センターやショッピングセンターが同時に整備されるなど,地下鉄と連動したまちづくりが行われています.

 

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