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 市バス路線の営業成績を表す各種指標を紹介します.
 ここに掲載するデータは平成28年度決算のものです.

  (1)営業係数   (2)営業収支   (3)運転キロあたりの乗車人員
 

平成28年度 営業係数ランキング

 営業係数・・・100円の営業収入を得るのに要した営業費用を表す指数で,
        各バス路線の経営状態を表す指標として使われています.100未満は黒字,超えると赤字です.

 このページでは黒字系統は全系統を,下位は20位を掲載しています.
 全系統分のランキングは下記PDF,もしくは公式サイトにも掲載されています.
  
公式サイト「決算概要」

     
  平成28年度営業係数

 平成28年度決算における市バス全系統の営業係数は106.1で,前年度の108.7より改善しました.
 全163系統のうち,黒字系統は44系統(対前年比5系統増)でした.
 赤字系統は119系統で,全体の約73%が赤字系統です.

 黒字44系統

順位 系統名 営業係数
(27年度)
営業係数
(28年度)
1 幹藤丘1 55 57
2 上社11 66 65
3 平針11 69 70
4 中村13 71 73
5 徳重11 75 73
6 幹星丘1 76 76
7 幹砂田1 81 78
8 新瑞12 79 79
9 幹星丘2 78 80
10 幹本郷1 78 81
11 原12 84 82
12 基幹1 92 82
13 星丘12 87 84
14 原11 88 85
15 栄24 89 86
16 星丘11 84 86
17 吹上11 90 86
18 金山12 83 86
19 黒川11 89 87
20 幹一社1 86 87
21 千種11 102 87
22 名駅11 91 88
23 幹中村1 93 88
24 幹神宮1 91 89
25 幹新瑞1 86 89
26 徳重13 93 89
27 幹栄1 92 89
28 栄758 88 90
29 栄21 97 91
30 金山11 92 91
31 基幹2 94 93
32 名駅13 94 94
33 幹神宮2 92 95
34 金山23 98 95
35 星丘13 93 96
36 栄17 104 96
37 神宮11 91 96
38 金山16 90 96
39 藤丘11 99 96
40 神宮12 108 97
41 幹鳴子1 99 98
42 新瑞13 107 99
43 名駅12 104 99
44 名駅15 106 99

▲黒字上位系統は市東部の地下鉄駅フィーダー路線が多い



▲基幹2系統も黒字を確保

 黒字系統は,平成22年度28系統→平成23年度25系統→平成24年度28系統→平成25年度31系統→平成26年度34系統→平成27年度39系統→平成28年度44系統と増加傾向にあります.

 平成28年度は,新たに6系統(千種11,栄17,神宮12,新瑞13,名駅12,名駅15)が黒字化しました.
 一方,幹原1が赤字転落しました.

 

 下位20系統

順位 系統名 営業係数
(27年度)
営業係数
(28年度)
144 富田巡回 176 185
145 有松12 203 185
146 高畑18 201 186
147 名駅22 215 192
148 栄27 220 197
149 中村巡回 206 199
150 有松11 222 205
151 緑巡回 228 211
152 守山巡回 218 214
153 東巡回 230 216
154 鳴海11 233 217
155 瑞穂巡回 264 224
156 名駅29 248 236
157 中川巡回 232 237
158 守山11 244 243
159 熱田巡回 318 279
160 中巡回 302 297
161 志段味巡回 305 313
162 春田11 327 313
163 南陽巡回 359 338

▲地域巡回系統は,区役所や病院を結んで走る生活路線のため,路線長が長く乗車効率が悪く,営業係数も悪い

 平成26年度は,イオン茶屋開業効果があり,南陽関連路線の営業係数が大きく改善し,営業係数400台の路線が消滅しました.
 平成27年度〜平成28年度は,各系統において営業係数が改善傾向にあります.

 営業係数の悪い系統の特徴は,地域巡回系統のほか,地域巡回系統と同じルートを走る補完系統,人口が少ない地域を運行する系統,系統長が長い系統が挙げられます.

 

 

 

平成28年度 営業収支ランキング

 営業収支・・・営業収入と営業費用の差 つまり黒字と赤字の絶対額です
  
  営業係数(効率性)が良く運行本数も多い系統は,黒字額も大きくなります.
  しかし営業係数が下位でなくても運行本数の多い系統は,赤字額が大きくなってしまいます.
 

     
  平成28年度営業収支

 上位18系統(営業収支3千万以上の系統)

順位 系統名 営業収支
(百万円)
営業係数
(28年度)
1 幹藤丘1 136 57
2 幹星丘1 129 76
3 基幹1 104.5 82
4 幹本郷1 104.1 81
5 基幹2 77 93
6 幹砂田1 63 78
7 上社11 56 65
8 平針11 55 70
9 幹栄1 54 89
10 幹神宮1 48 89
11 新瑞12 48 79
12 幹星丘2 45 80
13 栄24 40 86
14 幹中村1 36 88
15 金山12 35 86
16 幹一社1 31 87
17 幹新瑞1 31 89
18 中村13 30 73

▲地下鉄東山線東部地区の幹線系統

 黒字1億円系統として,例年は東山線東部地区の幹線3系統がラインアップしていましたが,平成28年度は基幹1号系統の収益力が大幅UPして第3位となり,1億円プレイヤーの仲間入りを果たしました.


 

 下位12系統

順位 系統名 営業収支
(百万円)
営業係数
(28年度)
152 南陽巡回 -42.5 338
153 名港13 -43 162
154 緑巡回 -44 211
155 東海11 -45 162
156 ガイド -46 116
157 名駅29 -49 236
158 有松12 -51.1 185
159 曽根13 -51.3 157
160 栄15 -53 162
161 高畑18 -54 186
162 幹築地1 -55 140
163 栄18 -59 152

▲過去に1億円の赤字を出すなど最下位の常連だった幹築地1号系統の収支改善が進み,平成28年度はついに最下位を脱出しました.
 最下位は栄18号系統でした.


 

 

 

平成28年度 運転キロあたりの乗車人員ランキング

 運転キロあたりの乗車人員(人)・・・1日あたり運転キロに対しての乗客数を表す.
                   数値が大きいほど乗車密度が高く,運行効率が良い.

     
  平成28年度運転キロあたりの乗車人員

 上位12系統

順位 系統名 運転キロあた
りの乗車人員
営業係数
(28年度)
1 幹藤丘1 9.02 57
2 上社11 7.09 65
3 平針11 6.85 70
4 幹星丘2 6.11 80
5 徳重11 6.08 73
6 中村13 6.05 73
7 幹星丘1 6.03 76
8 栄758 5.68 90
9 幹本郷1 5.60 81
10 星丘12 5.16 84
11 吹上11 5.15 86
12 原11 5.01 85

▲経営収支に大きく影響する運行効率
 運行効率の良い路線は経営効率も良い
 超優良路線の幹藤丘1系統は三冠王を達成

 

 下位12系統

順位 系統名 運転キロあた
りの乗車人員
営業係数
(28年度)
152 瑞穂巡回 1.3 224
153 有松11 1.28 205
154 名駅29 1.26 236
155 中巡回 1.23 297
156 深夜1 1.16 120
157 鳴海11 1.14 217
158 熱田巡回 1.13 279
159 志段味巡回 0.88 313
160 深夜2 0.85 181
161 守山11 0.80 243
162 南陽巡回 0.79 338
163 春田11 0.54 313

 最も人が乗らない系統は春田11系統

 

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市バス収支のまめ知識

 営業係数と収支額

 営業係数とは,100円の営業収入を得るのに要した営業費用を表した数字で,鉄道路線やバス路線の経営状態を表す指標として使われています.
 100を下回れば黒字路線で,上回れば赤字路線と判断できます.

 一方,収支額は営業収入と営業費用の差で,+であれば黒字,−なら赤字です.
 営業係数はあくまでも収入と費用の比であって,赤字や黒字の絶対額の大小を表す収支額と一致しません.

 

 

 市バス赤字路線の公費負担ルール

 市バスは民間バス会社の経営と違い,民間が撤退するような赤字路線であっても,地域住民にとって必要な路線と認められれば公共の福祉の増進のため運行を継続する必要があります.
 これをサポートするため,市の一般会計(税収入)から市バス会計(運賃収入)へ補助金を支出する公費負担ルールが平成17年から適用されています.

 他都市のコミュニティバスに該当する地域巡回系統(22路線)では,その償却前経常収支額の全額を補助金として一般会計から受けています.平成20年度は5億5300万円で,1系統当たり約2500万円の公的負担でした.
 また,その他の赤字一般路線(109路線)では,償却前経常収支不足額の1/2を補助金として一般会計から受けています.平成20年度は22億2600万円で,1系統当たり約1800万円の公的負担がありました.

 

 

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