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 市バス車両に搭載された行先表示器のうち,字幕式表示器のコマ内容を調査しています.

方向幕(幕式行先表示器)コマ内容

 市バス車両は,行き先を表示する表示器を前面,側面,後面の三カ所に搭載しています.
 当ページでは,平成14年度(2002年度)導入車まで採用されていた,幕式行先表示器「方向幕」を取り上げます.

 系統一体幕(2010年代後半)

 方向幕(幕式行先表示器)は,市バスでは令和3年5月まで使用されていました.
 (方向幕を新製時から搭載する平成14年度式車両の全廃が令和3年5月)

 以下は,系統一体幕(1本幕)のうち,平成26年(2014年)頃から,方向幕搭載車が各営業所から消え始めた平成31年(2019年)頃の方向幕コマ内容の一覧表です.PDFファイルで公開しています.

営業所 前面方向幕 側面方向幕 後面方向幕
浄心 H29年4月改正    
楠 H28年4月改正    
如意 H29年4月改正    
中川 H26年6月改正    
稲西 H26年6月改正    
鳴尾      
緑      
野並      
猪高      
御器所      
大森      
基幹1系統 H27年度撮影画像 H27年度撮影画像 一部コマ抜粋
基幹2系統 H22年4月改正 一部コマ抜粋 H22年4月改正

 ・ここに掲載するコマ内容は,当方による調査時点の情報です.実際と異なる場合があります.
 ・基幹2号系統専用車両は,各営業所共通の専用方向幕を備えていました.

 

 

 系統独立幕(2010年頃)

 方向幕(幕式行先表示器)のうち,前面表示器が「系統」と「行先」に分割されていた時代の方向幕を紹介します.

 以下は,系統独立幕のうち,平成22年(2010年)前後の方向幕コマ内容の一覧表です.
 PDFファイルで公開しています.

営業所 前面方向幕 側面方向幕 後面方向幕
浄心 系統幕・行先幕    
如意 系統幕・行先幕    
中川 系統幕・行先幕    
稲西 系統幕・行先幕    
鳴尾 系統幕・行先幕    
緑 系統幕・行先幕    
野並 系統幕・行先幕    
猪高 系統幕・行先幕    
御器所 系統幕・行先幕    
大森 系統幕・行先幕    
基幹2系統 H22年4月改正前後 (一体幕を参照) (一体幕を参照)
ガイドウェイ H22まで使用されていた方向幕(前面・側面・後面コマ内容共通) 

 ・ここに掲載するコマ内容は,当方による調査時点の情報です.実際と異なる場合があります.
 ・基幹2号系統専用車両は,各営業所共通の専用方向幕を備えていました.

 

 【参考】
  平成15年に閉鎖された那古野営業所,平成16年に閉鎖された港営業所の方向幕内容を紹介します.
 PDFファイルで公開しています.

営業所 前面方向幕 側面方向幕 後面方向幕
那古野 〜H15年閉鎖 〜H15年閉鎖  
港 〜H16年閉鎖 〜H16年閉鎖 〜H16年閉鎖

 

 

基本情報:市バスの方向幕(字幕式行先表示器)について

 方向幕の基本情報です.

 導入年次による違い

 市バス車両は原則として,行き先を表示する表示器を前面,側面,後面の三カ所に搭載しています.
 (都心ループ専用車など一部例外あり)

 (1)平成10年度(1998年度)導入車までは,前面表示器が「系統」と「行き先」に二分割されたタイプを採用していました.
 (系統独立幕)

 (2)平成11年度(1999年度)導入車から平成14年度(2002年度)導入車までは,「系統」と「行き先」を一緒に表示する系統一体幕になりました.

 (3)平成15年度(2003年度)導入車からは,フィルム製ロール幕ではなくLED表示器となっています.

 方向幕の種類は,大型車と中型車は共通です.
 (4)小型車は表示器のサイズが小さく,専用方向幕を搭載していました.


▲(1)平成10年度まで系統・行先は分割表示
 (通称「系統独立幕」)

▲(2)平成11年度からは前面幕を一体化
 (通称「系統一体幕」「1本幕」)


▲(3)平成15年度からLED式表示器に移行


▲(4)サイズの小さな小型車は専用仕様だった

 

 

 方向幕の色分け(平成10年当時)

 平成10年(1998年)5月ダイヤ改正時の路線再編成の際,系統記号を従来の番号制から「幹名駅1」や「金山11」などのように表示し,どこの駅等と連絡しているかを分かりやすくしました.
 これに合わせ,方向幕の背景色を使い分けることとし,名古屋駅,栄,金山を起終点とする路線の方向幕にそれぞれ色をつけたほか,起終点が本線と同じで経由の異なる支線や循環系統の右回りをマルーン色にするなど,背景色のバリエーションが増えました.


▲基幹系統:系統表示がオレンジ文字

▲名古屋駅の系統:緑


▲栄の系統:紫


▲金山の系統:黒


▲その他幹線系統:青


▲その他一般系統:白


▲支線系統or右回り:くり色(マルーン)


▲急行系統:橙(オレンジ)


▲深夜系統:黄色
 

 せっかく色分けしましたが,単色表示のLED車では色分けは引き継がれず,役割を失っています.

 

 

 おまけコラム「栄系統の色は何色か?」


▲上が平成10年当時,下は翌年以降追加

 平成10年の色分けの際,栄を起終点とする路線の方向幕色は「紫」と定められました.

 しかし見た目には「赤」に見える色合いとなっていることに加え,翌年のダイヤ改正時に追加された方向幕は,従来の色より明るい「ピンク」のような色が採用されています.

 

 

 方向幕の書体

 幕式方向幕の表記ルールは次の通りです.

  ・和文書体は基本「新ゴM」で,「ゴナB長体1」も可能
  ・数字は基本「ヘルベチカ レギュラー」
  ・英文書体は基本「ヘルベチカ レギュラー」で,大文字書き出し小文字つづり

 

 

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