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 SRTの主役,専用車両(連節バス)を紹介します.

SRT車両概要
 SRTトータルデザインと車両デザイン
SRT専用車両リスト(連節車両)
車両番号 メーカー 登録番号 運行開始
SRT-001 ベンツ製 名古屋200か5212 R8.2
SRT-002 日野自動車製   R9春?
SRT-003 日野自動車製 名古屋230う7583 R8.9
4両目 (R8-9予算)   予定

 

SRTトータルデザインと車両デザイン

 SRTは「まちをつなぐ横のエレベーター」としての明示性やその魅力を高めるため,コンセプトを定め,そのコンセプトに基づき車両や乗降・待合空間などがデザインされています.

 トータルデザインコンセプト「都心風景の未来を先導」

 他都市のBRTや連節バスは,赤・黄・青色等の原色に近い単色を採用するなど,シンボル性を重要視し,あえて目立たせています.
 これに対しSRTは都心風景の魅力の引き立て役として,落ち着いたトーンの色を採用し,車体の黒色面積を大きくとって沿線風景を映し込ませるなど,まちなみとの調和を重要視しています.
 一方で金鯱など派手好き名古屋人の好みに合わせて「ゴールド」の要素を取り入れ,都心らしい洗練さと高質さを表す低彩度の輝き色「アーバンゴールド」をシンボルカラーとしています.

 

 SRT車両デザインは,連節バスの特徴である車体の長さを活かした,「アーバンゴールド」と「ブラック」が横方向に大きく伸びるシンプルかつ大胆なデザインで,SRTの先進性を表現しています.
 「アーバンゴールド」は光によって色合いが変化し,「ブラック」が街の様子を映し出すことで,街並みとの調和を目指しています.
 ただ単に塗装するのではなく,前輪以外にタイヤスパッツを付けて隠したり,屋根部材を取り付けるなど,質感や造形性にこだわった贅沢仕様の特注車両です.

 

 連節バスの定員は122名(座席35席)です.

 前方車両は,前向き座席が9席と後向き座席が4席あり,このうち2席が優先席です.
 車いすスペースにもなる跳ね上げ座席が5席あります.
 進行方向左側には充電ポートを備えた木のカウンターを設置し,大きな窓を通じて市中心部の街並みを眺めることができます.

 後方車両は,前向き座席が13席と後向き座席が4席あり,このうち2席が優先席です.中央に机のあるボックス席もあります.

 透明なディスプレイ(MOOX-RIDE)を取り付けた窓面は,前方車両に1面,後方車両に2面あります.
 車両が観光スポットなどに近づくと関連情報を映し出すようになっています.

 

 

SRT-001号車 メルセデス・ベンツ製連節バス

 令7年度の第1段階運行に向け,令和5年11月にSRT用連節バス1両の製造請負の入札公告が行われ,三菱ふそうトラック・バス(株)が106,348千円(税抜)で落札しました.

 導入車種は,三菱ふそうの親会社である独・ダイムラー社が手掛けるメルセデス・ベンツブランド(エボバス製)の連節バス「シターロG」です.

 海外工場で車両製造され,令和7年2月に海運で日本国内に到着しました.
 令和7年度は国内でSRTトータルデザイン懇談会で検討されたSRT仕様を架装し,令和8年(2026年)1月より試運転,2月より運行開始しました.

車両仕様 SRT-001号車
車種 ダイムラーバス社 連節バス シターロG
エンジン ディーゼルエンジン
定員 122名(席数35)(改造前123名)
車両寸法 全長18,125×全高3,120×全幅2,550
車両重量 17,530kg(定員時総重量24,240kg)

 SRT-001号車の走行風景です.


▲栄地区を走るSRT001号車

▲全長18m連節車


▲ベンツ製シターロG


▲左側面より


▲後部より望む


▲右折の様子


▲後部より望む


▲後部より望む


▲前扉付近


▲後扉付近・後部車両


▲屋根上もSRTロゴ入り


▲屋根上を後部より見下ろす

 

 SRT-001号車の車内です.


▲前車

▲前車


▲中扉


▲前車 立席カウンター


▲前車 立席カウンター


▲USB充電ポート付き


▲連節部から後方を見る


▲後車から前方を見る


▲後車 左カーブ通過時


▲後車 左側ボックス席


▲後車 右側ボックス席 机付き


▲後車 最後部


▲後部扉


▲後車 案内画面と透明画面(MOOX-RIDE)
 位置情報と連動し沿道の観光案内を放映


▲バス停停車中は行き先案内など


▲後部ボックス席のMOOX-RIDE


▲前扉・運転席付近の様子


▲運転席


▲カードリーダー(各扉)と運賃箱(前扉のみ)


▲車内カメラ・センサ類 多数あり


▲座席のメルセデスベンツの文字


▲非常脱出方法はハンマー


▲天井にも非常脱出口あり
 

 

 

SRT-002・SRT-003号車 日野自動車製連節バス

 令和8年度の第2段階運行に向け,令和7年1月にSRT用連節バス2両の製造請負の入札公告が行われ,愛知日野自動車(株)が206,079千円(税抜)で落札しました.

 導入車種は,日野自動車製造「ブルーリボン ハイブリッド連節バス」です.

車両仕様 SRT-002号車
車種 日野自動車社 連節バス
エンジン ディーゼルエンジン・ハイブリッド
定員 105名 (改造前112名)
車両寸法 全長17,990×全高3,260×全幅2,490
車両重量 ?kg(定員時総重量24,350kg)

 ハイブリッド車は特性上バッテリーが重く,重量の面で定員の制約が大きくなっており,ダイムラー車(ディーゼル車)の定員122名に対し,日野車(HV車)は定員105名となります.

 

 SRT-002号車 (架装中)

 SRT-002号車・SRT-003号車ともに令和8年5月にベース車両が納車されました.
 続いてSRT-002号車はSRT仕様の架装に入りました.
 運行開始は令和9年春頃の予定です.

 車両デザイン(エクステリア)は,車両の長さ感を強調したエアロなど,SRT-001号車と同じです.
 ただしタイヤスパッツはありません.

 車内デザイン(インテリア)は,カウンターや木漏れ日をイメージした座席モケット,間接照明など,基本的にはSRT-001号車と共通です.
 ベース車両が日野車のため,最前列左側座席なし,前車の車いすスペースは横向き座席ではなく前向き座席,引き戸のため戸袋あり(窓が小さく開放感が少ない),といった違いがあります.
 ガイドディスプレイと透明ディスプレイ(MOOX-RIDE)は,前車・後車それぞれ1セットずつ配置されます.

 

 

 SRT-003号車 (暫定運用中)

 令和8年5月に納車されたSRT-003号車は,すぐにはSRT仕様の架装に入らず,アジア・アジアパラ競技大会ラッピング装飾(車体左側が赤色のアジア大会,車体右側が紫色のアジアパラ大会デザイン,後方に「Aichi-Nagoya2026」ロゴ)が施されました.
 令和8年(2026年)7月より試運転,9月より運行開始します.

 令和8年9月11日の運行開始から10月末頃までは,アジア・パラ大会ラッピング装飾の状態で運行されます.
 ラッピング終了後は,外装デザインを施していないベース車両の状態(黒一色)で運行されます.
 令和9年春頃に,SRT仕様に改造されたSRT-002号車と交代すると予想されます.

 外装デザインと同様に,運行開始から当面の間は,SRT仕様の内装デザインや座席モケット,カウンターテーブル,透明ディスプレイは設置されず,ベース車両(日野ブルーリボン標準仕様)の状態のまま運行されます.
 (SRTではなく,ただの連節バス)

 

 

SRT増車予定

 令和9年度の増車・増便に向け,令和8年7月にSRT用連節バス1両の製造請負の入札公告が行われています.

 SRT-004号車 (入札中)

 詳細は後日掲載.

 

 

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