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SRTの特長的な施設・乗降・待合空間を紹介します.
SRT 乗降・待合空間(バス停留所) |
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SRTは「乗って楽しく,降りて楽しい」「まちをつなぐ横のエレベーター」として,エレベーターかごにあたる「移動空間としての車両」(乗って楽しい)だけでなく,エレベーター乗り場にあたる「乗降・待合空間としての施設面」(降りて楽しい)も重要視されています.
特に停留所施設は,まちとSRTを繋ぐ拠点,SRTの目的である「回遊行動の促進と賑わいの拡大」の起点としての役割も期待されています.
ここでは,令和8年2月に運行開始した名古屋駅〜栄ルート(停留所7ヶ所)の施設を紹介します.

| 停留所名 |
上家(サイズ) |
テラス(前出し幅) |
| 栄 |
上家(L14.1) |
なし |
| 広小路本町(西) |
上家(L7.45W3.4) |
テラス(W1.1) |
| 納屋橋 |
上家(L9.35W3.4) |
テラス(W1.9) |
| 名古屋駅桜通 |
なし |
なし |
| 名古屋駅 |
なし |
なし |
| 柳橋 |
上家(L7.45W3.21) |
テラス(W1.9) |
| 広小路本町(東) |
なし |
テラス(W1.1) |
| 停留所名 |
上家 |
テラス |
| 名古屋駅太閤通口 |
当面なし |
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| 柳橋中央市場 |
なし |
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| 円頓寺 |
なし |
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| 名古屋城 |
上家 |
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歩道上に支障物がない場所は,上家型バス停が設置されます.
連節バスに合わせた長い屋根と,専用車両とトータルでデザインされたカラーリングが特徴的です.
街に溶け込むようガラススクリーンが多用されており,透過部には淡白色にて木漏れ日をイメージした装飾が施されています.
「居心地がよく,人にやさしい空間づくり」がテーマとなっており,沿道の並木と馴染む木製ベンチ,見やすい大型ディスプレイも設置されています.
ベンチは長手方向に仕切りを設け,SRT待合空間としてだけでなく,歩行者の休息スペースとしても使えるようになっています.
経費削減のため,広告付きとなっており,維持管理は広告会社のエムシードゥコーが担います.

▲栄停留所(SRT単独) |

▲栄停留所(SRT単独) |

▲栄停留所 18m連節車停車中 |
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広小路通沿いでは,市バス(一般系統・都心ループ)・名鉄バス兼用となるバス停もあります.

▲広小路本町停西行(市バス・名鉄バス共用) |

▲広小路本町停西行(市バス・名鉄バス共用) |

▲SRT・市バス・名鉄バス共用停留所のサイン |

▲SRT・市バス・名鉄バス共用停留所のサイン |

▲共用停の停留所名標記(車道側) |
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歩道上に移設困難な支障物がある場所は,標柱1本のみのシンプルなバス停となります.
両面にディスプレイを搭載しています.
SRTは3扉ありますが,「名古屋駅」停は地下街出入口と被るため,最後尾の扉が開きません.

▲名古屋駅桜通停(SRT単独) |

▲標柱型バス停(上家なし) |

▲広小路本町停東行(市バス共用) |

▲名古屋駅停(SRT単独) 最後尾扉が地下街出入口と被る |
名古屋駅〜栄ルートでは,停留所4ヶ所において,路駐車両等の影響を受けにくく,バス利用者が乗り降りしやすいよう,バスベイを車道側に前出しした「テラス型乗降待合空間」が整備されています.

▲広小路本町停東行(上家なし) |

▲同左 |

▲広小路本町停西行(上家あり) |
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SRT Smart機能(停留所・バス車内) |
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名古屋市が平成31年に策定されたSRT構想では,先進技術を活用した快適な移動体験や分かりやすい情報提供など,スマートさの実現が掲げられています.
ここでは,主に停留所におけるスマート機能と,バス車両でのスマート機能を取り上げます.
令和6年度にSRT運行開始時のスマート機能の構築に関する公募型プロポーザルが行われ,NTT西日本が選定されました.
【SRT運行開始時のスマート機能】 ・SRT公式ウェブサイト( https://www.srt.city.nagoya.jp ) →走行位置,時刻表,乗り場,路線図,料金表,お知らせ等
・走行位置表示システム →バスロケのほか,車内AIカメラで混雑状況もリアルタイム計測 (30人まで空,60人までやや混雑,60人超は混雑表示)
・デジタルサイネージ →運行情報や走行位置をリアルタイム表示,イベント情報も表示
大型デジタルサイネージを使って,バスロケやSRTの案内をリアルタイムで表示するほか,停留所が街の回遊拠点となるよう,周辺のイベント情報も表示します.

▲上家付きバス停のサイネージ |

▲バス停のサイネージ |

▲運休表示 |

▲走行位置,遅延,混雑等のリアルタイム表示 |

▲周辺施設やイベント情報 |

▲乗車方法等の案内もサイネージで表示 |
バス車内における移動中の付加価値を高める先進技術の活用策として,トヨタ紡織が開発した移動体験支援システム「MOOX-RIDE」が搭載し,新たな移動体験の提供に取り組んでいます.
車内には,大型モニタのほか,音響装置と,XR表現が可能な透明ディスプレイが窓に複数設置されています.
走行中,車両の位置情報に合わせて,立体音響とともに,外の景色と重ねて透明ディスプレイに街や施設の歴史・文化などの情報が投影されます.
デジタルコンテンツ制作と更新には,産官学の連携として,県内の大学・専門学校の学生も参画しています. 維持管理はトヨタ紡織がスポンサー収入で賄います.

▲後車・後扉付近 ガイドディスプレイと透明ディスプレイ |

▲前車・中扉付近に設置されたディスプレイ |

▲後車・車内ボックス席 大型テーブルと透明ディスプレイ |

▲スポンサー表示の例 |
SRT 走行空間 |
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SRTの 目指すシステム像(平成31年当時) として,SRTの存在感と快適性の確保のため,走行レーン着色等の路面表示や専用レーン化,公共交通の優位性を高めるための道路の空間配分などが挙げられていましたが,令和8年初期導入段階では実装されていません.
その他画像等 |
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SRTの施設・乗降・待合空間に関する,その他画像を紹介します.
【令和8年2月13日 SRT名駅ー栄系統開業時】 工事遅れ等により,乗降・待合空間整備が間に合わなかったため,一部の停留所は臨時バス停で開業を迎えました.
【令和8年9月11日 SRT名駅ー名城系統開業時】 名古屋城停留所は,市バス巾下橋停留所付近に仮設置(臨時バス停)で開業します.

▲上家・バスベイ工事間に合わず |

▲SRT臨時バス停(柳橋) 名鉄バス仕様 |
【令和8年9月11日 SRT名駅ー名城系統開業時】 名古屋駅太閤通口停は,椿町線にSRT専用停留所が設置されますが,当面は付近で駅前広場工事が行われているため,仮設停(置き基礎標柱)での対応となります.
アジア・アジアパラ競技大会期間中は椿町線のSRT乗降場を使用し,その後はJR高速バスロータリーを使用します.
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