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 ここでは平成10年から平成23年まで発行していた地下鉄・バス共通カード「ユリカ」について紹介します.
 また,最後まで残った回数券カード「一区特別きっぷ」も紹介します。

ユリカについて

 「ユリカ」は,当時グランパスの選手だった世界のストイコビッチを起用したCM『ストイコビッチもよろこビッチね!』という世界一寒いギャグと共に,平成10年5月に登場しました.
 「ユリカ」の名前は,名古屋市の花「ユリ」と,「有利なカード」に由来しています.カードに運賃情報を記録するストアードフェアシステムを採用したことで,煩わしい乗車券購入の手間をなくしました.
 平成15年3月には名古屋鉄道との共通乗車システム「トランパス」に対応し,利便性が向上しました.
 その後,平成23年2月のICカード導入にともない新規発売を中止.平成24年2月末をもって改札機などの利用も修了しています.

 

トランパス対応ユリカ

 「トランパス」の利用条件である「大人券のみ」「特別割引なし」に適合したユリカです.
 トランパス対応ユリカであれば,地下鉄,市バス,名鉄電車,名鉄バス,あおなみ線,リニモなどに乗車することができました.

 登場時デザイン 平成10年5月〜平成15年3月

旧ユリカ1000
発売価格1000円
図柄は東山動植物公園

旧ユリカ2200
発売価格2000円
図柄は名古屋港(ポートビルとふじ)

旧ユリカ3300
発売価格3000円
図柄は繁華街、栄(テレビ塔など)

旧ユリカ5600
発売価格5000円
図柄は名古屋城

 

 トランパス加盟後デザイン 平成15年3月〜平成23年2月


 トランパス加盟に伴い,乗車券に「トランパス」ロゴが入るとともにデザインも変更されました.

新ユリカ1000
発売価格1000円
図柄は自然をイメージ?

新ユリカ2200
発売価格2000円
図柄は海と港

新ユリカ3300
発売価格3000円
図柄は繁華街、栄

新ユリカ5600
発売価格5000円
図柄は名古屋城

 

 

 期間限定デザイン


 万博事業や本丸御殿復元事業など,名古屋市が取り組む大きなプロジェクトとタイアップしたデザインのユリカが,上記の通常デザインのユリカに代わって期間限定発売されることがありました.

「トランパス対応鉄道路線図」ユリカ1000
万博期間中,通常の1000円ユリカに代わって発売されました.
交通局は70,000枚制作
他に名鉄とあおなみ線も別途制作しました(クリックで表示).

「地下鉄路線図」ユリカ5600
上記路線図入りカードが好評だったのか,万博終了後の平成17年10月に名城線環状化1周年記念と称して発売されました.

「名古屋城本丸御殿」ユリカ5600 その1
市の本丸御殿復元事業を盛り上げるため,絵柄入りユリカが作成されました.
平成18年8月発売開始
「名古屋城本丸御殿」ユリカ5600 その2
本丸御殿の外観に引き続き,翌年には内装バージョンも作成されました.
平成19年9月発売開始

 

 

 券売機発行券


 地下鉄の自動券売機で発行される汎用タイプのユリカです.
 

一代目券売機発行券(むらさき)

画像は「ユリカ1000」
払い戻しできない旨の標記が入ります.

二代目券売機発行券(あお)

画像は「ユリカ2200」
カードの残額が310円以下になった場合,券売機で積み増しができます.券面には積増マークが表示されます.

三代目券売機発行券(ハッチ−)
市営交通80周年記念図柄として登場しましたが,そのまま長期間にわたり使用されてきました.

画像は「ユリカ5600」
平成15年3月以降に発行されたカードにはトランパスロゴが印刷されます.また時期異常などで再発行した場合は,[再]マークが表示されます.

四代目券売機発行券(本丸御殿)
市の本丸御殿復元事業を盛り上げるため,絵柄入りユリカが作成されました.

画像は「ユリカ2200」(積み増しあり)

五代目券売機発行券(名古屋開府400周年)
平成22年の名古屋開府400周年事業を盛り上げるため,ユリカ絵柄も変更されました.

 

 

トランパス非対応ユリカ

 「トランパス」システムには対応しない,子供専用券や特別割引(昼間割引など)の交通局専用カードです.

昼間割引バス専用
 ユリカ2800
 発売価格2000円

 【共通利用】名鉄バス・ガイドウェイバス
昼間割引バス こども専用
 ユリカ1400
 発売価格1000円

 【共通利用】名鉄バス・ガイドウェイバス
昼間割引地下鉄専用
 ユリカ2400
 発売価格2000円
昼間割引地下鉄 こども専用
 ユリカ1200
 発売価格1000円
 

こども・特割専用(地下鉄・バス共通)
 ユリカ1100
 発売価格1000円

 【共通利用】名鉄バス・ガイドウェイバス

地下鉄昼割券とこども専用券は券売機でも購入できます.
画像は初期の頃のユリカ2400です.

画像は現在のユリカ2400.
普通券と間違える方が多かったのか,昼割表記が目立つようになりました.

 

 

その他デザイン

 広告付き券売機発売券


 広告の入るユリカです.時々,主要駅の自動券売機で入手できました.
 

▲平成11年2月愛知県知事選PR

▲平成15年2月愛知県知事選PR
 

▲スポンサー:Panasonic
 

▲スポンサー:NTT docomo
 

▲スポンサー:専門学校TAC
 

▲スポンサー:ヤクルト
 

▲スポンサー:日立ホームエレベーター
 

▲スポンサー:東邦ガス

 

 

 ユリカ裏面表記


 
 ユリカは裏面に乗降記録が印字されます.
 詳しくは→
こちら(公式サイト)

 43回まで印字可能で,これをこえると「印字満杯」と印刷され,
 窓口での交換が必要になります.

 

 

新回数券

 ユリカ導入と同時にほとんどの回数券が廃止された中で,唯一残った回数券カード乗車券です.
 その名を「地下鉄一区特別きっぷ」といい,200円区間専用の回数券です.200円区間が22回乗車可能で3800円でした.
 1回あたり172.7円で,ユリカ5600を使った場合の1回あたり178.6円よりちょっとおトクとなっています.

地下鉄1区特別きっぷ
 窓口発売券  大人用のみ3800円
裏面には乗車日時と区間が印字されます.

 

 

 

 

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