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 終点の風景


 高速道路を走る路線バス「高速1号系統」を紹介します.

概要 高速1号系統「栄〜森の里団地」

 高速1号系統は,昭和54年の名古屋高速道路(高辻〜大高間)開通に合わせ,翌年昭和55年(1980年)2月15日に運行開始しました.
 当時は
高速1号系統(栄〜森の里団地)に加え,高速2号系統(栄〜緑高校)も開設されましたが,高速2号系統は基幹1号系統開設と同時(昭和57年)に廃止されています.

 都心部から地下鉄のない郊外(名鉄・JR沿線)を直接結ぶ長距離路線であり,路線距離は市バス最長です.
 使用車両は,立席OKな一般路線バス車両ですが,名古屋高速道路(高辻〜大高間),自動車専用道(大高〜有松間)を経由する全国的に見ても珍しい路線です.

 

 

路線図/運行概要

 高速1号系統は,開業時より栄〜森の里団地間のみの運行です.
 運行担当は鳴尾営業所で,鳴尾営業所〜森の里団地間の回送のほか,平成16年からは基幹1号系統(鳴尾車庫〜栄間)との混成運用による出入庫も行われています.

 運行間隔は,平日昼間と土休日は60分間隔で,平日朝ラッシュ時は15〜25分間隔,夕ラッシュ時は30分間隔です.

 (令和3年10月現在)

系統記号 起点 経由 終点 路線長 所要時間
高速1 有松町口無池 森の里団地 24.7km 72分

系統記号 平日 日曜休日 備考
往路 復路 往路 復路
高速1 20本 20本 14本 14本  

 運行担当は,鳴尾営業所です.

担当営業所 鳴尾 営業係数(H30) 145 H10再編前系統記号 高速1

 

 
▲復路(栄行)時刻表の例

 

 

沿線風景

 高速1号系統の栄〜有松町口無池〜森の里団地間の風景を紹介します.

 栄(起点)

 起点は名古屋の中心市街地「栄」です.
 平成31年3月までは「噴水南バスターミナル」を発着していましたが,現在は「オアシス21」周辺の路上停を起点としています.


▲始発停は「栄」20番のりば

▲テレビ塔を背景に


▲「栄」20番のりば
 高速道路経由の文字なし


▲かつての起点 栄噴水南BT

 

 

 栄〜高辻出入口(都心部一般道)

 高速1系統は栄から高辻出入口まで都心部の一般道を走行します.
 途中停留所9箇所にも停車し,短距離の乗降も可能です.

 経路は栄〜矢場町〜上前津〜鶴舞公園前で,商業施設が集積する栄南エリアや大須エリアからの利用も可能です.
 利便性が高い一方で,交通量の多いエリアのため,都心部の渋滞に巻き込まれることもあります.

 運行開始当時の名古屋高速道路は高辻出入口以南のみ開通しており,高速系統も必然的に高辻出入口経由となりました.
 現在,名古屋高速道路は都心部に直結しており,速達性を高めるのであれば,より都心に近い出入口経由とすることもできますが,開業以来,高速1号系統の経路変更は行われていません.

 

 起点の栄停を発車したバスは,商業施設が建ち並ぶ大津通を南下します.
 この区間は往復で経路が異なっており,栄行のバスは久屋大通(100m道路)を北上します.

 矢場町交差点からは往復路が合流し,上前津交差点まで大津通を走ります.
 この間,片側3車線以上の幅広道路ですが,交通量や交差点数が多いこと,路上駐車や沿道駐車場の入手庫車両が多く着停しにくい等,ノロノロ運転になりがちです.

 上前津交差点から鶴舞公園前まで東進し,鶴舞公園前からは名古屋高速道路の下を基幹1号系統とともに走ります.


 

▲白川通大津付近
 イルミネーションに彩られた大津通を走る


▲JR中央線・鶴舞線と交差する鶴舞公園停

 

 

 

 高辻出入口〜大高出入口(名古屋高速道路)

 往復とも名古屋高速道路高辻出入口を利用しますが,出入口設置位置の関係上,高速1号系統の森の里団地行は円上停まで,栄行は1つ手前の東郊通三丁目停からの停車となります.

 円上停を発車した高速1号系統は,それまでの都心部ノロノロ運転の鬱憤を晴らすからの如く一気に加速し,第一車線から第三車線に車線移動.
 高辻交差点を通過し,高辻出入口の料金所をETCで通過,合流路の上り坂を駆け上がります.


▲名高速高辻入口付近(高辻交差点)
 第一車線から第三車線へ

▲高辻入口から名高速へ


▲名高速高辻出口より一般道に流出する高速系統
 右に円上停があるが,高速出口から近すぎて立寄れないので,次の東郊通3停より停車する
 

 

 片側2車線の高架道路,名古屋高速道路3号大高線(高速道路本線)に右側から合流した後は,大高出口まで,左側車線を法定速度上限の60km/hで快走します.
 高速道路走行距離9.9km,約10分のプチ旅行です.


▲名高速3号大高線を南下する市バス

▲同左


▲名高速3号大高線を南下する市バス


▲同左


▲60km/hを遵守して走る


▲高速道路を走るCNG車

 

 

 大高出入口〜有松IC(国道23号線 自動車専用道)

 名古屋高速道路は大高出口までの利用ですが,その先の国道23号線(名四国道)は片側3車線の自動車専用道路となっており,高速道路区間が引き続き続いているような感覚です.
 上空の高架道路は伊勢湾岸自動車道です.

 大型車等の交通量の多い道路を,引き続き60km/hをキープしながら走ります.
 走行距離約3km,約3分の道程です.

 

 自動車専用道を有松ICで流出し,一般道へ進みます.
 有松ICから最初の停留所である有松町口無池停まで,一時的に大府市に入ります.


▲一時的に大府市を経由する

▲有松ICから自動車専用道に流入する

 

 

 有松町口無池〜森の里団地(郊外一般道)

 有松町口無池停から先は,名古屋市最南端の昔ながらの住宅地域をのんびりと走ります.
 道路も,これまでの高規格道路とは一転して,幅員の狭い歩道無し片側1車線道路となります.管理人はこのギャップが好きです.

 都心部からの乗客を,住宅地でこまめに降ろしながら,約6kmの道程を約25分かけて終点の森の里団地まで走ります.


▲有松町口無池停(移設前)
 歩道のない幅狭道路が続く


▲終点の森の里団地(回転場)


▲森の里団地停に栄行が停車中

 

 

乗り方

 基本的には,他の市バス路線と同じ,前乗り・中降り,料金前払い方式です.
 異なる点は,名古屋高速区間利用の際は,運賃のほかに「高速区間の利用料金10円」が別途必要です.

 市バス料金箱は「高速モード」が設定できるようになっており,高速1号系統で運用される車両がこのモードを使用します.
 「高速モード」では,料金設定が220円(運賃210円+高速料金10円)になっており,ICカード乗車券では自動で220円が引き落されます.
 定期券,一日乗車券,ドニチエコきっぷで乗車する場合は,別途10円の支払いが必要です.

 なお,高速1号系統では高速道路を含まない一般道区間のみの短距離利用も可能です.
 この場合は,料金を支払う前に乗務員へ申告し,高速モードを一時解除する必要があります.
 申告しない場合は,自動で220円が引き落されます.

 高速道路が通行止めで一般道迂回運行となる場合は,高速道路利用料金10円は不要となります.


▲高速1号系統の車両 前乗り・先払い

▲バス停掲出のご利用案内・料金案内


▲高速モード時の料金表示
 初期設定で高速料金10円が上乗せされている
 (運賃200円時代のもの)


▲料金箱設定ボタン(運転士操作部)

 

 

車両

 高速1号系統は名古屋高速道路を走行します.

 名古屋高速道路の名前は「高速道路」ですが,法律上は法定速度制限が60km/hの「自動車専用道路」です.
 このため一般路線バスと同じく立席利用も可能で,一般路線と同じ車両が使用できます

 とは言え,連続して高速走行することから,鳴尾営業所には高速仕様の車両が配属されています.

 現在の「高速仕様」車
  (一般仕様にはない装備品)

 
 ・座席シートベルト装着
 ・ABS(アンチロックブレーキシステム)装着
 ・エンジンルーム火災警報装置装着
 ・ETC装着


▲客席シートベルト装着

 

 当初は高速専用車両は無く,一般車に座席ベルトを取り付けるなどして対応してきましたが,
 長距離路線であり都市高速を経由することから着席乗車への要望が強く,平成9年度末に長尺車体を採用して座席数を増やした高速専用車両8両(F517〜F524)が投入されました.


▲初代高速専用車両(平成9年度式)

▲高速1号系統の側面方向幕

 

 平成18年3月ダイヤ改正では,一部便をノンステップ車指定ダイヤとし,万博輸送を終えたCNGノンステップ車6両(NH60〜NH65)による運用も始まりました.


▲CNGノンステップ車(平成16年度式)
 

 

 さらなるバリアフリー化のため,平成21年度末には二代目高速専用車両8両(NH227〜NH263)が投入され,平成22年4月改正より全便ノンステップ車としています.

 なお,高速1号系統には上記高速仕様の車両が主に使用されますが,高速仕様でなければ高速道路を走れないという条件は無いため,車両運用の都合でその他車両が起用されることもあります.

 平成16年からは基幹バス(基幹1号系統)との混成ダイヤも始まったことから,基幹バスと一般バスとの識別のため,車体前面と前扉横に「基幹バスプレート」が装備されました.
 高速1号系統やその他一般路線で運用する際は無表示で,基幹バスとして運用する際は「基幹バス」を表示して走ります.
 ※「基幹バスプレート」は高速仕様車の他に基幹予備車も装着しています.

 「高速専用車」「高速予備車」「(高速車ではない)基幹予備車」の車両リストは,
  
市バス車両>車両配置・移動>車両配置一覧表>鳴尾営業所をご覧ください(PDFファイル).


▲2代目(現行)高速専用車両(平成21年度式)

▲座席シートベルト付き


▲基幹バスプレートの使用例


▲基幹バスプレート/バスマスク

 

 

その他画像

 高速1号系統のその他画像を紹介します.

 

 

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