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 専用車ではなく,一般車を流用した「貸切登録車」について紹介します.

概 説

 交通局では,乗合バス事業とともに貸切バス事業も行っており,一般車を流用した10両の市バス車両が「貸切バス」として登録されています.
 当ページでは,平成15年以降の,一般車を貸切登録した車両について紹介します.
 過去の観光バスタイプ車両や,ワンロマ車は別ページにて紹介しています.

 

一般車の貸切登録

 以前は1営業所に2両以上の貸切車が配置されることもありましたが,平成15年12月以降は,貸切営業を行う営業所に各1両のみの配置となりました.
 (現在は10営業所10両体制)

 また,以前は観光バスタイプの車両や,一般路線車を改造したワンロマ車を貸切登録していましたが,現在では車両の改造は原則として行わず,一般路線車とほぼ同じ仕様で「貸切登録」のみが行われています.

 

 平成15年〜 中型ツーステップ車

 平成3年式(一部4年式)の「三代目ワンロマ車」の廃車に伴い,後継「貸切登録車」に指定されたのが中型ツーステップ車です.
 各営業所に既配置されている車両を選定したため,車種は統一されていません.
 (日野車4両,いすゞ車3両,ふそう車2両,日産ディーゼル車2両)

 従来の貸切車のような,座席内装のグレードアップ化といったワンロマ改造されることなく,「乗合/貸切」プレート装着,タコグラフ追加などの小改造されるに留まりました.

 中型貸切登録車は,平成15年度から平成16年度まで運用されました.


▲MH-19に残る「乗合/貸切」プレート跡
 

 

 

 平成16年〜 大型ツーステップ車(三菱ふそう車)

 一般的に「貸切」利用者は団体であり大人数での利用が想定されます.それにも関わらず中型車の貸切登録は実態にそぐわないと判断したのか,平成16年10月頃には貸切登録車が,中型ツーステップ車から大型ツーステップ車に変更されました.

 選定された車種は,かつて鳴尾営業所に配置されていた三菱ふそう製大型ツーステップ車です.
 この車両は高速系統で運用するため,座席シートベルトとABSを当初より備えており,改造が少なくて済むというメリットがありました.
 貸切登録にあたり,鳴尾営業所等から各営業所に転属しています.

 廃車となる平成21,22年春まで運用されました.


▲F-501 貸切運用

▲ふそう車の座席ベルト

 

 

 平成20年〜 大型ノンステップ車(日野車)

 三菱ふそう車の後継として選定されたのが,ABSを備えていた平成13年式日野製大型ノンステップバスです.
 「乗合/貸切」プレート装着,タコグラフ追加のほか,座席シートベルト装着のため座席の交換も行われました.
 貸切登録にあたり営業所間の転属が行われています.

 廃車となる平成30年まで運用されました.


▲NH-30 貸切運用

▲「乗合/貸切」プレート


▲ベルト装着のため交換された座席


▲貸切車はアナログタコグラフを装備

 

 

 平成31年〜 大型ノンステップ車(現在)

 日野製大型ノンステップ車の後継として選定されたのが,平成22年式いすゞ車1両と平成23年式日野車8両,平成24年式いすゞ車1両です.
 各営業所に既配置された車両を指定したため,転属は行われていません.

 今回より,貸切車の「乗合/貸切」プレートと座席シートベルトが廃止になったため,外見上も車内内装上も一般車との区別がほとんどつかなくなりました.
 唯一,アナログタコグラフは引き続き追加装備されています.
 (ただし,乗合登録車でも一部の車両にはアナログタコが装着されています.)


▲NH-315 乗合登録車とほぼ同じ外観

▲追加搭載されたアナログ式タコグラフ

 

 

 

車両配置表

 平成15年〜 一般車の貸切登録

 営業所別「貸切登録車両の変遷」一覧表 (PDFファイル)

   対象車両:平成15年〜現在までに貸切登録された車両の履歴です.

 

 

 

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