まるはち交通センター
 トップページ乗車券図鑑券売機・改札機自動精算機・ICカードチャージ機
乗車券図鑑
 
コンテンツTOP
現行の乗車券種
 普通乗車券
 IC乗車券 manaca
 一日乗車券
 企画乗車券
 乗車証・パス
過去の乗車券種
 ユリカ・回数券
 記念ユリカ等
 磁気定期券
 リリーカード
その他
 券売機・改札機
  券売機
  定期券・窓口機
  精算機・チャージ機
  自動改札機
 


 このページでは「清算機」と,「チャージ機」を紹介します.


精算機 現行機種 900型  チャージ機能付き
過去機種 950型  
過去機種 910型  
チャージ機 過去機種 800型 自立型
過去機種 850型 はめ込み型
過去機種 880型 はめ込み型

 

自動清算機(現行のもの)

 乗越し差額精算を行う自動精算機が各駅改札口に設置されています.

 

 チャージ機能付き自動精算機(900型)

 これまで改札出口付近に2台並んで置かれていた「磁気券専用精算機」と「チャージ機」の機能を1台にまとめた新機種が,平成30(2018)年12月に導入されました.
 名称「チャージ機能付き自動精算機」で,型式名は900型です.日本信号製です.
 (開発時の仮称は「磁気券精算機能付き多機能チャージ機」)

 新機能・改良事項として,次の点が挙げられます.
  ・きっぷの精算とマナカ等の交通系ICカードのチャージ等が1台で可能.
  ・10円単位のチャージが可能(10円〜990円).ICカード残額不足時に不足金額分のみのチャージ可能
  ・ICカード読み取り部がトレイ型に.
  ・日本語,英語,中国語(簡体,繁体),韓国語の5言語対応.


▲チャージ機能付き自動精算機(900型)

▲ICカード読み取り部をトレイ型に変更


▲接客初期画面 5言語に対応


▲チャージ(10円単位)金額入力画面

 

 

自動清算機(過去のもの)

 過去使用されていた自動精算機「のりこし精算機」です.

 磁気券専用自動清算機(950型)

 タッチパネル式の「のりこし精算機」です.日本信号製です.
 磁気きっぷや磁気定期券専用で,ICカードには対応していません.
 このため,ICカードチャージ専用機とセットで設置されていました.

 従来の「のりこし精算機」は,全ての地下鉄改札口(ラチ内)に設置されてきましたが,ICカードの普及により磁気券の利用頻度が少なくなってきたことを踏まえ,一部の小規模改札口では撤去され,有人窓口清算に切り替えられました.
 残った950型精算機においても,平成30年(2018年)12月から令和2年(2020年)12月にかけて,後継機種「チャージ機能付き自動精算機(900型)」へ更新されました.


▲のりこし精算機とチャージ機

▲のりこし精算機(950型)

 

 

 磁気券専用自動清算機(910型)

 磁気きっぷの他,磁気カード,磁気定期券にも対応しています.橙色が目立つ大型機種です.
 950型タッチパネル式に置き換えられ消滅しました.

 
▲過去の「のりこし精算機」(910型)

 

 

 

ICカードチャージ機(過去のもの)

 平成23年(2011年)2月のICカード乗車券導入に合わせて,改札口の内外にチャージ機が新設されました.
 マナカカラーである「黄色」一色のデザインが目を引きました.

 形状別では,主に改札外の券売機コーナーに設置された「はめ込み型」と,主に改札内に設置された「自立型」があります.
 機能に違いはありません.

 前述のチャージ機能付き自動精算機(900型)に置き換えられました.

形式名 主な設置場所 設置方法 メーカー
800型 改札内 自立型 日本信号製
850型 改札外 はめ込み型 日本信号製
880型 改札内 はめ込み型 高見沢製

 

 日本信号製 自立型チャージ機(800型)

 平成23年(2011年)2月のICカード導入時に,改札内に新設されたチャージ機が「自立型(800型)」です.
 磁気券専用自動清算機(950型)の横に設置されました.

 ICカード導入時に全駅に整備された日本信号製の1機種のみです.

 

 入金は高額紙幣対応ですが,お釣りは千円札のみであり,かつ紙幣払い出し動作が緩慢であった(一万円入金&千円チャージの場合,千円札9枚が1枚ずつゆっくり出てくる)ことから大変不評でした.

 令和5年に廃止となっています.


▲日本信号製自立型チャージ機(800型)

▲自立型チャージ機の操作部アップ

 

 

 日本信号製 はめ込み型チャージ機(850型)

 平成23年(2011年)2月のICカード導入時に,主に改札外の券売機コーナーに新設されたチャージ機が「はめ込み型(850型)」です.
 日本信号製です.

 

 ほぼ全駅の券売機コーナーに当機種が設置されましたが,磁気券専用券売機の廃止に伴いIC対応券売機(フルマルチ券売機)が増台となったことから,平成29年度に改札外(きっぷうりば)に設置された当機種は,先行して撤去されました.

 改札内(清算コーナー)に設置されたチャージ機も,平成30年から順次,チャージ機能付き自動精算機(900型)に置き換えられました.


▲日本信号製はめ込み型チャージ機(850型)
 注意書きが増え,高額紙幣非対応となった晩年の姿

▲日本信号製はめ込み型チャージ機(850型)
 導入当初の綺麗な姿


▲850型発行の領収書・利用明細(レシート)


▲レアパターンの850型独立型

 

 

 高見沢製 はめ込み型チャージ機(880型)

 平成23年(2011年)3月に開業した桜通線の新駅4駅(鳴子北駅,相生山駅,神沢駅,徳重駅)のみ,高見沢サイバネティックス製のチャージ機(880型)が導入されました.
 はめ込み型で,改札内清算コーナーに設置されていました.


▲桜通線新駅の精算機コーナーの様子

▲高見沢製はめ込み型チャージ機(880型)

 

 

▼もどる 

 (C)まるはち交通センター製作委員会