ノンステップバス/平成13年式のみ(最大4両在籍)/全車両引退済み
概 説 |
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平成13年からのノンステップバス本格導入とともに登場した,基幹バス初のノンステップ車両です.
これまで三菱ふそう製3扉のみで運行されてきた基幹1号系統に新風をもたらしました.
導入は平成13年の1回のみで,在籍車両数は4両と少なく,基幹1号系統の中では比較的レア車両でした.
平成30年3月に全車廃車となりました.
車両ラインアップ |
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基幹1号系統に専属使用されていた日野製ノンステップ車両は,平成13年式の1車種のみです.
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年度 |
年式 |
型式 |
導入 |
現存 |
特記事項 |
平成12年度 |
平成13年2月 |
KL-HU2PPEE |
4両 |
廃車 |
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平成13年2月式 KL-HU2PPEE 4両 ×廃車 |
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交通局におけるノンステップバス本格導入の初年度となる平成12年度には,計51両ものノンステップ新車が購入されました.
基幹1系統においても専用車4両が割り当てられ,鳴尾営業所に配属されました.局番はNKH1〜NKH4です.
同時に,同型車となる日野一般車も30両が導入されています.
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車台 |
日野自動車 |
車体 |
日野車体工業架装「ブルーリボンシティ」ノンステップ |
機関 |
P11C |
総排気量 |
10,520cc |
燃料 |
軽油 |
定員 |
65人(座席27席) |
車体重量 |
11.90t(総重量15.475t) |
軸距 |
5.57m |
車体寸法 |
全長10.98m×幅2.49m×高さ3.01m |
変速機 |
AT |
ISS |
○ |
ABS |
○ |
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飛び出た前面方向幕と,フロント下部形状の丸み,セーフティウィンドウが特徴的なブルーリボンシティ車体です.側面窓は逆T型となっています.
テールランプは腰部+裾部の4カ所設置です.
冷房装置はパッケージタイプでデンソー製を,アイドリングストップ装置とABSを搭載しています.

▲NKH4 (平成13年式) |

▲若宮大通を往くNKH1 |

▲NKH2 後部より |

▲NKH3 後部より |
車内は従来の基幹バス仕様を引き継いでおり,シートモケットは基幹バスカラーで,急停車ランプも搭載していました.

▲車内の様子(後方を望む) |

▲車内の様子(前方を望む) |

▲やや右寄りの運転席 |
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車両配置表 |
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基幹1号系統専用車は,担当する鳴尾営業所に全車両が配置されていました.
局番
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登録番号
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配置 営業所 |
備考 |
▼平成13年2月式 KL-HU2PPEE 4両 |
NKH-1 |
名古屋200か491 |
鳴尾 |
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NKH-2 |
名古屋200か492 |
鳴尾 |
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NKH-3 |
名古屋200か493 |
鳴尾 |
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NKH-4 |
名古屋200か494 |
鳴尾 |
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・局番が青文字の車両は別画像あり(別ウィンドで開きます)
画像ファイル |
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ラッピングバスや,走行風景,その他画像を紹介します.
ラッピングバスの写真をご紹介します.

▲NKH1 大同工業大学 |
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平成19年3月まではフロント部に基幹バスの愛称「ミッキー」シールが貼られていました.
また,ホイールも基幹バスカラー(マルーン色)に塗装されていました.

▲NKH2 ミッキー表示付き |

▲正面拡大 |
基幹運用のほか,晩年ではイベント輸送などの「貸切」運用に使用される機会も多々あり,鳴尾エリアを中心に幅広く活躍しました.

▲緑区民まつりシャトルバス |

▲貸切バス(名古屋まつり参加者輸送) |
その他画像を紹介します.

▲NKH2 鳴尾ISO・市バス80thステッカ付き |

▲NKH3 サミット警戒ステッカ付き |

▲同型車同士 一般車との並び |

▲テレビ塔を背景に |
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