ガイドウェイバス探検隊!
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 鉄道としての「駅施設」と,バスとしての停留所など,ガイドウェイバスの運行を支える施設や,沿線風景などを紹介します

(1) 高架区間:鉄道駅施設

 「軌道法」の適用を受ける高架専用軌道区間の乗降場は「駅」として位置づけられています.
 全部で9駅あり,大曽根駅から金屋駅までの5駅は,ホーム階とコンコース階を備えた二層式です.
 川宮駅から小幡緑地駅までの4駅は,歩道から直接ホームまでつながっている一層式です.

 
 
  二層式 一層式
駅名 大曽根 ナ矢田 砂田橋 守 山 金 屋 川 宮 川 村 白沢渓谷 小幡緑地
エレベーター
エスカレーター
トイレ
その他 全駅誘導ブロック、転落防止柵、点字表示、車両接近表示あり

 

 二層式 始発駅(大曽根駅)

 ガイドウェイバスの始発駅は,地下鉄名城線,JR中央本線,名鉄瀬戸線と結節する大曽根駅です.
 JR線&名鉄線の東側に2層式の大きな駅舎を構えます.

 2階部分はコンコース階です.ガイドウェイバス唯一の有人駅であり,改札口と駅務室を備えます.
 改札口は閑散時間帯は常時解放されていますが,ラッシュ時間帯など混雑時は車内精算を行わず,降車側改札口で清算を行うことで乗降時間の短縮と折返しダイヤを確保しています.
 駅務室では駅員が常駐し,定期券発売を行っています.

 3階部分は相対式2面2線のホームです.乗車ホームと降車ホームで分かれています.
 志段味方面から来たガイドウェイバスは,降車ホームですべての乗客を降ろしたあと,回転スペースで方向を転換し,乗車ホームへと向かいます.


▲大曽根駅の全景(北側)

▲大曽根駅 出入口(北側)
 

▲JRホームから見た大曽根駅(南側)
 
 

▲2階コンコースの改札口と出札口
 運賃箱が4台設置されており,混雑時はここで清算する
 

▲2階コンコース設置の発車案内標
 運行経路も表示されるので分かりやすい
 

▲3階 乗車ホーム
 乗車口は行先別に3カ所用意されている(現在2カ所使用)
 

▲ホームの先にある回転スペース
 5台分の駐車スペースが用意されている

 

 

 二層式 路上駅(ナゴヤドーム前矢田駅〜金屋駅)

 ナゴヤドーム前矢田駅から金屋駅までの4駅は道路上に設置された2層式の駅です.
 ナゴヤドーム前矢田駅はナゴヤドームへ続くペデストリアンデッキと接続しており,ドームへのアクセスに優れています.
 砂田橋駅は地下鉄名城線の駅とエレベータがつながっており,乗換利便性の高い駅です.

 2階部分はコンコース階です.上下両方向のホームにアクセスできるほか,横断歩道橋としての役割も担っています.
 駅によってはトイレも備え付けられています.

 3階部分は相対式2面2線のホームです.全駅にエレベータとエスカレータが整備されています.


▲二層式の駅構造

▲2層駅外観(金屋駅)
 

▲2階コンコース(トイレ付き)
 ホームへ上がる階段やエスカレータ,地上へ降りる階段,エレベータが接続している
 

▲軌道上からみたホーム部
 

▲3階ホーム部
 

▲コンコース階に降りる階段とES

 

 

 一層式 路上駅(川宮〜白沢渓谷駅)

 川宮駅から白沢渓谷までの3駅は道路上に設置された1層式の駅です.
 歩道からホーム階まで階段とエレベータで直接つながっているため,自分が向かう方面の出入口を選択して利用する必要があります.
 ホーム階は相対式2面2線ホームで,2層式駅と変わりありません.


▲一層式の駅構造
 
 

▲1層駅外観(白沢渓谷駅)
 

▲2階ホーム部

 

 

 一層式 路外駅(小幡緑地駅)

 小幡緑地駅は他の1層式駅と同じ構造ですが,道路外に設置されており,駅下のスペースは広場になっています.


▲終点 小幡緑地駅

▲守山スポーツセンターに隣接

 

 

 各駅共通設備・案内表示(現役のもの)

 各駅共通で整備されている駅名標や旅客案内装置を紹介します.

 駅名標などの案内サインシステムは,地下鉄に準じたデザインを使用しています.
 旅客案内装置は,平成26年の運行管理システム更新合わせて一新されました.


▲地下鉄と同等の駅名板 鉄道駅らしく大型のサイン
 ※旅客案内装置は過去のもの
 


▲駅ホーム案内板
 利用案内や時刻表,路線図運賃表など
 R3年に時刻表デザイン更新


▲駅時刻表


▲途中駅の案内表示 行先とバス現在位置を表示
 この他に音声での案内もあります


▲始発駅(大曽根駅)の案内表示(2番のりば)
 行先と発車時刻を表示


▲監視カメラ,スピーカー,IRアンテナ類
 各駅ホームやコンコース,エレベータには監視カメラが設置され,運転指令室で常時監視されています.


▲追加設置された新運行監視システム用アンテナ

 

 

 更新前の案内表示(過去のもの)

 平成13年から平成26年春まで使用された旧機器などを紹介します.


▲途中駅の案内表示
 バスロケを使い,2駅前から表示

▲途中駅の案内表示その2(時計を更新)


▲始発駅(大曽根駅)の案内表示


▲当初の駅ホーム案内板
 利用案内や時刻表,路線図運賃表など

 

 

 

(2) 平面区間:バス停施設

 平面区間におけるバス停施設を紹介します.

 バス停・関連施設【本線・支線系統】(現役のもの)

 運行開始当初は,平面区間は3社局共同運行だったこともあり,ゆとりーとラインのロゴやイメージカラーをデザインした専用バス停が用意されました.

 開業時に道路整備が完了していた小幡緑地〜志段味西小学校間では,主に角形バス停が設置され,バスロケ表示も整備されていました.
 現在ではバスロケ表示機能は撤去されています.


▲角形バス停と上屋
 道路拡張&バスロケ整備区間の主要停に設置

▲角形バス停(上島西停)
 バスロケ撤去後の様子

 

 その他区間では,据置型のオリジナル形状のバス停が設置されました.
 車体デザインと同じように曲線形状で,ゆとりーとラインカラーとなっています.


▲初代オリジナル形バス停<単独区間用>
 ゆとりーとライン時刻表の裏側は停留所名を表示

▲初代オリジナル形バス停<市バス共用>
 ゆとりーとライン時刻表の裏側に市バス時刻表を掲出
 

▲市バス流用形バス停(上島東停)
 後から増設された停留所です.市バス一般型のものが流用されました.


▲二代目オリジナル形バス停<単独区間用>
 ゆとりーとライン時刻表の裏側は停留所名を表示


▲二代目オリジナル形バス停<市バス共用>
 ゆとりーとライン時刻表の裏側に市バス時刻表を掲出

 

 

 バス停・関連施設【出入庫系統】(現役のもの)

 出入庫系統「印場〜上島〜中志段味〜高蔵寺」のうち,単独運行区間(印場〜東尾張病院南)は,市バス停留所を間借りするように時刻表と路線図が掲載されています.

 本線・支線系統との合流区間(東尾張病院〜高蔵寺)では,上記のゆとりーとライン停留所に併記されています.


▲出入庫系統(単独運行区間)
 市バス停留所を間借り

▲出入庫系統(本線系統との合流区間)
 本線時刻表に併記

 

 

 バス停・関連施設(過去に使用していたもの・共同運行時代)

 かつて3社局共同運行時代に見受けられた停留所や,以前運用されていたバスロケ表示板について紹介します.


▲角形バス停とバスロケ表示
 かつて角形バス停にはバスロケ表示板が埋め込まれていました.上部スピーカー付き.

▲3社局共同運行時代の時刻表
 運行会社によって使用できる乗車券に違いがあったため,バス車両だけでなく時刻表にも運行会社の表記がありました.


▲3社局共同利用時代の中志段味停
 上から市バス時刻表,名鉄時刻表,JR時刻表


▲かつての市バス時刻表
 地色をバス停カラーにあわせ青紫色に


▲JRバス単独運行区間の標識
 JRバスの標準タイプに準じたデザインです


▲臨時停留所
 ゆとりーとラインにあわせ,青紫色の標識が用意されました.

 

 

 

(3) 沿線の風景

 ゆとりーとライン沿線の風景を紹介します.

 高架区間(大曽根駅〜小幡緑地駅)

 起点の大曽根駅から小幡緑地駅,モードインターチェンジまで,高架区間の様子を紹介します.


▲大曽根駅を発車すると,制限速度15km/hで90度カーブを曲がる

▲地下鉄の真上を走る大曽根駅〜ナ矢田駅〜砂田橋駅の間は一直線
 

▲砂田橋駅からは北上.矢田川を越える
 

▲砂田橋〜守山間は見通しの良い区間の一つ
 

▲矢田駅手前で名鉄瀬戸線をオーバークロス
 瀬戸線の高架化に備え高架橋が高く造られている
 

▲守山区の住宅街を走る
 

▲マンション群をぬって走る
 

▲遠くの山々も見通せるほど見晴らしの良い沿線風景
 

▲川村駅を出ると急坂を一気に上る
 

▲前面展望(急坂の頂上より)
 

▲坂を登りきると,白沢渓谷駅
 

▲小幡緑地駅の先,モードインターチェンジから一般道へ合流する

 

 

 現在の平面区間の様子(小幡緑地〜中志段味〜高蔵寺)

 モードインターチェンジから先の一般道区間の現在の様子を紹介します(平成26年現在).
 開業以来,ガイドウェイバス平面区間では,沿線開発や人口増加が続いており,年々沿線風景が変わっています.


▲竜泉寺付近 小幡緑地から5車線道路が続く
 大曽根方面は3車線とバスレーンを設置
 ※画像準備中
 

▲名古屋市の最果て「東谷橋」停
 
 

▲庄内川に架かる東谷橋を渡る
 

▲名古屋市から春日井市の高蔵寺駅へ

 

 

 過去の平面区間の様子

 志段味地区は平成13年のガイドウェイバス開業前から現在に至るまで,区画整理や道路拡張が行われてきました.
 毎年のように変化する沿線風景を,過去のアルバムから何枚か紹介します.


▲開業当時の西小学校付近の様子
 平面区間で道路整備済み区間は小幡緑地〜志段味西小学校間のみでした

▲開業当時の西小学校より先の道路状態
 二車線道路で区画整理着手前でした


▲以前の中志段味付近の様子
 拡張前の2車線道路


▲空き地の中にたたずむ中志段味回転場
 かつて市バスや名鉄バス,JR東海バスの一般路線も乗入れていた


▲「寺林」付近は道路拡張ではなく付替えで対応
 


▲旧道区間を走る(寺林付近)


▲旧道区間を走る(寺林付近)

 

 

 

(4) 終点の風景

 ゆとりーとライン終点の風景を紹介します.

 志段味交通広場

 平面区間の中間点にあたる中志段味地区には,開業時より中志段味回転場が設置されており,大半の便はここで折り返していました.
 令和3年7月に志段味交通広場が開設され,令和5年1月に中志段味回転場を閉鎖,志段味交通広場発着となりました.

 閉鎖された中志段味回転場の詳細は終点の風景>守山区>中志段味回転場を参照.
 志段味交通広場の詳細は
終点の風景>守山区>志段味交通広場を参照.


▲志段味交通広場周辺地図

▲中志段味停留所(西行)


▲志段味交通広場


▲周辺では区画整理が進む

 

 

 高蔵寺

 ゆとりーとラインの終点「高蔵寺」は,名古屋市の市境を越えた,春日井市にあります.
 JR中央線の高蔵寺駅の,駅南口の狭い駅前広場にバスが乗入れています.

 運行開始当初は,名鉄便とJR便のみが乗入れていました.
 両社撤退により市バス運行に切り替わり,市バス最北端の停留所となりました.
 その後,市バス一般系統の乗入れも行われています.

 駅前広場は令和4年度(2022年度)にリニューアルされました.


▲春日井市高蔵寺駅南口商店街を進む

▲JR中央線高蔵寺駅 南口の様子
 こじんまりとした駅前広場


▲狭い駅前広場ながら,市バス・ゆとりーとライン・春日井市コミュニティバス・名鉄バスが乗り入れるほか,一般車の出入りもある


▲駅自由通路より南口駅前広場を望む


▲2番のりば(春日井市コミュニティバス)


▲3番のりば(ゆとりーとライン・市バス)


▲3番のりば 乗車・降車兼用


▲3番のりば バス停時刻表の例

 

 次の画像は,駅前広場改修前の様子です.


▲改修前の駅前広場を駅ホームから見下ろす

▲改修前のJR中央線高蔵寺駅南口


▲当時の4番のりばを発着する市バス・ゆとりーとライン


▲転回する市バス・名鉄バス


▲当時の4番のりばに停車中の大曽根行き


▲停留所更新後

 

 

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