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近年,市バス車両前面に掲出されたヘッドマークを紹介します.
常設のもの,キャンペーン等の期間限定のものに分類しています.
(常設)地域巡回系統 |
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令和2年(2020年)まで掲出されていた,地域巡回系統に関するヘッドマークについて.
平成16年10月の運行開始から令和2年まで,「地域巡回系統」で運行するバス車両の前面には,一般系統と区別しやすくするため「地域巡回バス」バスマスクやマグネットが掲出されていました.
運行開始当初は大型のバスマスク(紐固定もしくは巻き取り式)を常備していました.
その後,掲出作業の簡素化のため「地域巡回バス」マグネットとなり,最終的に「地域巡回」のみ表示となりました.

▲運行開始当初のバスマスク(紐固定) |

▲運行開始当初のバスマスク(巻き取り式) |

▲「地域巡回バス」マグネット |

▲運転士さんによる掲出作業 |

▲マグネット縮小「地域巡回」 |

▲マグネット縮小「地域巡回」 |

▲令和3年から掲出取りやめ |
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地域巡回バスをより身近に感じてもらうためのモデル的な取り組みとして,熱田巡回系統の路線愛称が公募と投票によって決定されました.
はじめに,平成29年1月〜2月に愛称募集が行われ,125件の応募がありました.この中から事前審査で5件に絞られ,4月〜5月に一般投票が行われた結果,6月23日に「くるりん熱田」に決定しました.
平成29年10月1日より,「地域巡回」文字と,路線愛称「くるりん熱田」,熱田区役所による「熱田ブランドシンボルマーク」をあしらったヘッドマークが,熱田巡回系統で運行するバス車両に掲出されました.

▲「くるりん熱田」HM HM内に「地域巡回」を記すことで,別途マグネット掲出を省略 |

▲熱田巡回系統「くるりん熱田」 |

▲「くるりん熱田」「ギャラリーバス」ダブルHM掲出例 |
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市バス路線(地域巡回バス)愛称公募第二弾として,南陽巡回系統の路線愛称が平成30年3月〜4月行われ,地元小中学生による投票の結果,「なんピー」に決定しました.
同年7月1日より,南陽巡回系統を運行する車両に愛称「なんピー」をデザインしたヘッドマークが装着されました.
また,愛称の決定に合わせ「ギャラリーバス」の運行や,沿線を紹介する小冊子「お出かけMAP」も発行されました.

▲「なんピー」HM |

▲南陽巡回系統「なんピー」 |

▲「なんピー」「ギャラリーバス」ダブルHM掲出例 |
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(常設)観光系統 |
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利用促進のため,一部の路線や車両において,路線愛称をデザインしたヘッドマーク(ステッカー)を掲出していました.
平成29年(2017年)4月に地域観光振興を目的として開設された新路線「有松12号系統支線」(有松12ハ号系統)の利用促進策の一環として,路線愛称「みどりっち号」が命名されると共に,同年5月3日より「みどりっち号」のマグネットステッカーが車体に掲出されました.
「みどりっち」とは,緑区のマスコットキャラクターの名称のことです.
令和4年(2022年)4月2日ダイヤ改正で路線廃止となっています.

▲「みどりっち号」HM |

▲土日祝日のみ運行の有松12号系統支線 |
期間限定/キャンペーンPRヘッドマーク |
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イベントやキャンペーンをPRするため,期間を限定してヘッドマーク(ステッカー)が掲出されることがあります.
基幹バス新出来町線(市バス基幹2号系統)運行開始30周年を記念し,平成27年4月7日から7月31日まで,市バスと名鉄バスの基幹バス新出来町線の車両前面に,30周年ロゴをデザインした記念ヘッドマークが掲出されました.

▲市バス車両に掲出された記念HM |

▲名鉄基幹バス車両にも掲出された |
平成29年2月14日のバレンタインデーから1年間,市バス車両にハート型の吊り革をつけたその名も「ハート※バス」が名古屋市内の各市バス路線で運行されました.
対象車両が一目で分かるよう,車体前面にヘッドマークステッカーが掲出されました.
(※はハートマークです.)

▲「ハート※バス」HM |

▲HMが掲出されたNSF-1 |
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平成29年7月〜令和2年6月 地域巡回系統「ギャラリーバス」 |
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平成29年(2017年)7月から令和2年(2020年)6月まで,地域巡回系統の利用促進のため,地域の方の作品をバス車内に展示する「ギャラリーバス」が運行されました.
(車両運用の都合上,一般系統で運用される場合もあり.)
対象市バス車両の前面には「ギャラリーバス」のイメージをデザインしたヘッドマークが掲出されています.
第1弾として,平成29年7月から2年間,4系統において実施されました.
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| 4系統 |
沿線の特別支援学校の児童生徒の作品展示 |
| 作品展示期間 |
平成29年7月〜令和元年6月(作品入替あり) |
| 熱田巡回系統 |
鳴尾営業所 NMS-20 |
市立南養護学校 |
| 中川巡回系統 |
中川営業所 NSF-27 |
市立西養護学校 |
| 守山巡回系統 |
大森営業所 NMS-17 |
市立守山養護学校 |
| 天白巡回系統 |
野並営業所 NSF-4→NMF-25※ →NMN-10※→NMF-25 |
市立天白養護学校 |
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※H29年11月下旬に車両交代,H30年6月に事故のため一時的に車両交代

▲「ギャラリーバス」HM |

▲車内の作品展示の様子 |

▲大森営業所 NMS-17 |

▲中川営業所 NMF-27 |
第2弾として,平成30年7月から2年間,南陽巡回系統にて実施されました.
上記4系統とは作品展示のテーマが異なります.
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| 1系統 |
沿線の小中学校の児童生徒の作品展示 |
| 作品展示期間 |
平成30年7月1日〜令和2年6月30日(作品入替あり) |
| 南陽巡回系統 |
稲西営業所 NMH-10 |
沿線6小中学校 |
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▲平成30年より南陽巡回で愛称HM掲出と同時にギャラリーバスも同時スタート |

▲沿線小中学校の生徒児童の作品を展示 |
市バス90周年を記念し,市バス車両の車体前面や側面に,90周年記念ロゴをデザインしたボデーステッカーが掲出されました.
前面ステッカー(H160×W300)と側面ステッカー(H160×W850)の2種類あります.
基本的には,左側面に「側面ステッカー」が掲出されますが,ラッピング広告車やお絵かきバスのように側面掲出できない車両については,「前面ステッカー」が掲出されました.

▲市バス90周年ステッカー |

▲前面掲出の様子 |
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