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 お墓参りシーズン期間中(年4回)のみ臨時運行される通称「墓参バス」のうち,平和公園臨時バスを紹介します.
 みどりが丘公園の臨時バスは
別ページをご覧ください.

平和公園 墓参バス

 平和公園は,市東部丘陵に位置する巨大墓地です.
 戦後の大規模な区画整理事業によって整備され,市内の多くの墓地が平和公園内へ移転しました.

 春・秋のお彼岸や夏のお盆,年末には,市内各地から大勢の墓参客が押し寄せます.
 市内有数の桜の名所でもあり,広場では多数のイベントも開催されています.

 

 

表 墓参バス運行の有無
時期 平和公園
(当ページ)
みどりが丘公園
別ページ
例年3月/お彼岸(春季) 臨時バスあり 臨時バスあり
例年8月/お盆 (臨時バスあり) 臨時バスあり
例年9月/お彼岸(秋季) 臨時バスあり 臨時バスあり
例年12月/年末 (臨時バスあり) なし(通常通り)

 【近年の運行状況】
 令和4年以降,運行頻度が減っています.

  ・令和4年(2022年)8月お盆 運行なし
  ・令和4年(2022年)12月年末 運行なし
  ・令和5年(2023年)8月お盆 運行なし
  ・令和5年(2023年)12月年末 運行なし

 

 

墓参臨時バス「星ヶ丘→平和公園→星ヶ丘(循環)」

 春・秋のお彼岸や夏のお盆,年末の墓参シーズンには,平和公園を経由する星丘11系統を増強するため,最寄り駅からの臨時バスが運行されています.
 始めに,現在の運行形態となった,平成20年(2008年)秋季以降の臨時バスを紹介します.

 

 現在の運行ルート(打越・猪高車庫経由循環ルート)

 平和公園を南北に貫く1本道があり,星丘11号系統(星ヶ丘〜自由ヶ丘)が走っています.
 平和公園内には「平和公園」と「平和公園南」の2箇所のバス停があります.

 現在の墓参臨時バスは,星ヶ丘から打越交差点,猪高車庫交差点を経由して,北側からアプローチする赤線の大回りルート(左まわり)で運行されています.

 

 

 現在の運行形態(平成23年夏季以降〜)

 定期バス:星ヶ丘〜新池町〜平和公園南〜平和公園〜光が丘〜地下鉄自由ヶ丘(往復とも運転)
 
臨時バス:星ヶ丘→(打越・猪高車庫)→平和公園→平和公園南→星ヶ丘(一方向循環のみ)

 

 平和公園内の交通規制が変更されたことに伴い,平成20年秋期より星丘11系統の定期バスは正規ルートで,臨時バスは打越・猪高車庫廻りの循環経路(上図の赤色線)に変更されました.

 起点は地下鉄駅に直結した星ヶ丘バスターミナル1番のりばです.
 星丘11系統定期バスと平和公園臨時バスが同じ停留所から発車しています.

 星丘11系統定期バスの行き先表示は通常時と同じ「星丘11系統 地下鉄自由ヶ丘」行き表示,臨時バスは
「平和公園臨時バス」表示となっています.

 ここでは「平和公園臨時バス」表示を掲出するようになった,平成23年(2011年)夏季以降の模様をレポートします.


▲星ヶ丘1番のりばに停車中の臨時バス

▲案内看板のほか,ピーク時には案内係員も配置


▲臨時ダイヤ掲出例
 


▲前面LED表示「平和公園臨時バス」


▲側面LED表示「臨時バス 星ヶ丘発星ヶ丘行き」

 

 星ヶ丘を発車した臨時バスは東山通を東進し,打越交差点を左折.平和が丘を直進し,一気に猪高車庫前まで北進します.
 猪高車庫交差点を左折し,坂を登ると平和公園の北入口である光が丘を左折.今度は坂を下り平和公園に入って行きます.


▲星ヶ丘BTを発車

▲定期便はターミナルを一周回ってから西進するが,臨時バスはそのまま東進する


▲東山通を東進し,打越交差点を左折する


▲猪高車庫の横を通過する


▲左手に墓参バスを運行する猪高車庫が見えてくると,次の信号を左折する


▲猪高車庫から光が丘まで坂を登る
 登りきった平和公園北交差点を左折する


▲進路を南に変え,長い下り坂を平和公園内に向けて降りてゆく
 反対車線の光が丘への登り坂は渋滞ポイントの一つ


▲平和公園停留所に到着する
 バス停には星ヶ丘への帰り客が待っている

 

 平和公園内では平和公園→平和公園南と普段とは逆順に停車するため,「停車順が違うので降車停に気をつけること」「降りたバス停から星ヶ丘行きに乗車できること」がアナウンスされます.

 平和公園停留所からは降車客とともに星ヶ丘へ戻る乗車客も乗ってきて,星丘11系統定期便と同じように全停留所に停車して星ヶ丘に戻ります.


▲平和公園停を発車した臨時バス
 ここからは星丘11系統復路ルートと同じ道を走る

▲緑がまぶしい平和公園内を走る


▲渋滞もしばしば発生する
 手前は星丘11系統正規便 奥は臨時バス


▲平和公園南停に停車中の臨時バス


▲平和公園南停


▲平和公園南停掲出の時刻表


▲少し早い紅葉の中を走り抜ける
 

 

 

 その他

 渋滞に巻き込まれる正規ルートを走る星丘11系統定期便の遅延対応として,増発便が途中差し込みされることもあります.


▲平和公園南から差し込まれる定期バス増発便
 

 

 

 平成22年秋季の運行形態

 臨時バスルートが定着してきたと判断されたのか,「名古屋市交通局」LED表示のみで,紙貼り対応が行われなくなりました.


▲平成22年秋季「名古屋市交通局」表示のみ

▲平成22年秋季の星ヶ丘のりば

 

 

 平成22年春季の運行形態

 乗り間違いが多発したためか,定期路線とは逆順路となる臨時バスを目立たせるため,案内看板が増設されたほか,紙貼りも大型化かつ桃色になりました.


▲平成22年春季の星ヶ丘のりば
 


▲LEDノンステップ車が主に起用されるようになり,紙貼り方法も変更された


▲横幕位置に掲出された紙貼り表示

 

 

 平成20年秋季の運行形態

 平和公園内の交通規制が変更されたことに伴い,平成20年(2008年)秋期墓参バスより,現在の打越・猪高車庫廻りの循環経路となりました.
 当初は紙ばりで対応していました.


▲ルート変更初回の平成20年秋期
 案内ポスターと掲出時刻表

▲ルート変更初回の平成20年秋期
 星ヶ丘発は交通局表示と「平和公園臨時」の張り紙


▲平成20年秋期


▲側面表示の様子


▲平和公園停
 バス停到着前に方向幕を回し,定期バスと同じ「星ヶ丘」幕を使用


▲平和公園停

 

 

 

過去の墓参バス運行形態

 墓参臨時バスが,現在の循環ルートとなる以前の模様をレポートします.

 平成20年夏期以前の運行形態(打越経由平和公園折返し)

 定期便:星ヶ丘→(打越・平和が丘)→平和公園南→平和公園→光が丘→地下鉄自由ヶ丘 (往路は迂回ルート)
     星ヶ丘←新池町←平和公園南←平和公園←光が丘←地下鉄自由ヶ丘 (復路は正規ルート)

 臨時1:星ヶ丘→(打越・平和が丘)→平和公園南→平和公園→光が丘 (往路は迂回ルート)
     星ヶ丘←新池町←平和公園南←平和公園←光が丘 (復路は正規ルート)

 臨時2:星ヶ丘→(打越・平和が丘)→平和公園南→平和公園 (往路は迂回ルート・平和公園止め)
     星ヶ丘←新池町←平和公園南←平和公園 (復路は正規ルート)

 

 平成20年夏期以前は,渋滞箇所に応じて2段階の対応が行われていました.

 まず墓参シーズンを通して,猫が洞周辺の北行き渋滞を避けるため,定期便も臨時便も,打越・平和が丘経由の青色往路迂回ルートで運行が行われました.

 <臨時1>
 臨時便は星丘11系統の増発として,星ヶ丘から転回場のある光が丘まで,定期便と同ルートで運行されました.

 <臨時2>
 次に渋滞がピークになると,平和公園から光が丘に至る登り坂が動かなくなるため,途中の平和公園で運行が打ち切られました.

 

 往路便が全て迂回してしまうため,星ヶ丘から直接アクセスできなくなる新池町経由の停留所利用者は,迂回ルートで平和公園南で行き,反対方向のバスに乗り継ぐ必要がありました.


▲停留所の迂回運転の案内
 東山工高〜猫が洞間の乗客には乗継券が発行された

▲駅掲出ポスター

 

 ここでは,<臨時1>光ヶ丘行きと,<臨時2>平和公園行きを紹介します.


▲臨時便1 星丘11系統 光ヶ丘行き

▲臨時便2 星丘11系統 平和公園行き


▲平成15年秋季ダイヤ
 時間帯によって光ヶ丘行と平和公園行を使い分け


▲平成16年春季ダイヤ
 運行日によって光ヶ丘行と平和公園行を使い分け


▲平和公園行きの側面幕は実にシンプル


▲臨時便の運転士ダイヤ板はシンプルな表記
 着・発の文字が並ぶ


▲平和公園行き 車内表示


▲平和が丘方面へ迂回中の北行き臨時バス

 

 増発便の折返し地点のうち,「光ヶ丘」は既設回転場(現在は閉鎖)を利用して折り返し運行しました.

 一方,「平和公園」には回転場が無いため,平和公園停の先の細い路地に頭をつっこみ,道路を閉鎖して方向転換を行うアクロバティックな回転風景を見ることができました.


▲北行停で降車扱い後,2つ先の交差点で対向車のタイミングを見計らい右折

▲細い路地に頭から突っ込んだ市バス


▲路地を正面から見た図


▲この間,自動車も歩行者もしばし通行止め


▲誘導員の笛の合図で後退・切り返し


▲方向転換完了


▲方向転換完了後,乗車停へ.ここから星ヶ丘行きとなる
 

 

 

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