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 かつて存在した,イベント開催時に運行される「臨時急行バス」の記録です.

臨時急行バス(イベント輸送)一覧

 近年運行されていた,イベント輸送を目的とした臨時急行バスは次の通りです.

系統名 運行区間 最終運行日
ドーム1 千種駅前〜今池〜ナゴヤドーム H13年11月23日
体1 新瑞橋〜地下鉄堀田〜総合体育館 H13年11月25日
臨瑞 金山〜瑞穂グランド H16年9月23日
臨港 名古屋港〜築地口〜ポートメッセなごや H16年10月2日※

 ※主催者貸切バスとしての,同区間の運行は現在もあります.

 

 

臨時急行バス(イベント輸送)詳細

 イベント輸送を目的とした臨時急行バスを紹介します.

 ドーム1号系統 千種駅前・今池〜ナゴヤドーム

 東区にあるナゴヤドームは,中日ドラゴンズの本拠地として野球試合や,コンサート,展示会,見本市などが行われており,多くの来場者で賑わいます.

 平成9年のドーム完成当時の主な最寄り駅は徒歩15分かかる大曽根駅しかなく,利便性確保のため千種駅や今池駅から臨時急行バスが運行されていました.
 この急行バスは,平成12年に地下鉄名城線の大曽根〜砂田橋間が開業し,「ナゴヤドーム前矢田」駅が完成した後も,減便されながら運行を続けていましたが,平成13年11月の運行をもって廃止されました.
 運行は主に那古野,浄心,猪高,御器所が担当しました.

 始点は千種駅前BTで,途中今池にも停車し,環状線を北上してドームに向かいました.


▲ドーム1号系統 経路図

▲初期の急行幕(側面)


▲急行千種駅前行(再現イメージ)


▲急行ナゴヤドーム行(再現イメージ)

 

 臨時急行バス当時の画像はありません.
 参考までに,
後日同一経路で運行された無料シャトルバスの様子はこちら

 

 

 体1号系統 新瑞橋・地下鉄堀田〜総合体育館

 南区にある名古屋市総合体育館,通称「レインボーホール」は,各種スポーツ大会のほか,コンサートなど大規模イベントにも利用されている施設です.

 JR笠寺駅に隣接しており交通の便が非常に良いのですが,かつて,コンサート開催の際には,地下鉄駅からの臨時急行バスが運行されていました.
 運行は主に鳴尾営業所が担当しました.
 平成13年11月の矢沢永吉コンサートを最後に廃止されています.

 起点は新瑞橋バスターミナルです.
 新瑞橋を出発した急行バスは,環状線を南下するのではなく西進し,途中の地下鉄堀田に停車していました.
 終点の総合体育館には,臨時急行バスの発着に対応した広い交通広場が設けてありました.


▲体1号系統 経路図

▲初期の急行幕の一例(後面)



▲かつての総合体育館併設バス乗降場
 臨時急行バスに備え広いスペースがあった

 

 

 臨瑞系統 新瑞橋〜瑞穂グランド

 瑞穂区にある名古屋市瑞穂公園陸上競技場,通称「瑞穂競技場・瑞穂グランド」は名古屋グランパスエイトのホームスタジアムとなっており,Jリーグ公式戦が行われています.

 交通アクセスとしては地下鉄新瑞橋駅や瑞穂運動場駅(現在の西駅)から徒歩10分程度と好立地ではありますが,Jリーグ線開催時には金山駅から臨時急行バスが運行されていました.
 運行は主に野並と緑が担当しました.
 なお名城線環状化で徒歩5分の場所に瑞穂運動場東駅が開業したことに伴い,平成16年10月で廃止となっています.


▲臨瑞系統 経路図

▲急行幕(側面)

 

 始点は,JRや名鉄も乗り入れる市南部の玄関口,金山バスターミナルです.
 バスターミナル内に設けられた臨時停留所を発車したバスは,沢上町を東進し跨線橋を渡ります.桜山で右折し環状線を南下.瑞穂運動場西で左折し,終点瑞穂グランド前の路上で降車扱いしました.
 瑞穂グランドにはターミナル施設はなく,試合終了後,路上に帰路の金山行き急行バスがズラリと並ぶ光景は圧巻でした.


▲夕暮れ時の旧金山バスターミナル

▲往路は約5分間隔で計20本運行
 黄昏時の橙色急行幕が目立つ


▲新しい金山バスターミナルからも発着した


▲のりばを知らせる立て看板


▲H-615

▲N-269


▲瑞穂グランドのりば
 復路は試合終了後,約2分間隔で発車 同20本運行


▲順番待ちの車両がズラリと並ぶ

 

 

 臨港系統 名古屋港〜ポートメッセなごや

 名古屋市の最南端,港区金城ふ頭にある名古屋市国際展示場,通称「ポートメッセなごや」へのアクセス方法は,あおなみ線開業まで市バスが唯一の交通機関でした.

 常設系統として名港12号系統「なごや港〜ポートメッセなごや」が運行されていたほか,イベント開催時には名港12号系統の増強として臨時急行バス(臨港系統)が運行されました.
 運行は主に港,中川,鳴尾が担いました.


▲臨港系統 経路図

▲急行幕(側面)


▲初期の急行幕の一例(後面)


▲初期の急行幕の一例(後面)

 

 始終点は,名港12号系統と同じなごや港BTとポートメッセなごやで,途中停留所は築地口のみです.
 途中ノンストップのため,築三町から汐止町までは名港12の経路を外れ,海沿いの道をショートカット.
 金城埠頭内は,大通りをそのまま直進.一旦ポートメッセ前を通り過ぎて,埠頭先端の交差点でUターンしてポートメッセの交通広場に乗入れていました.


▲地下鉄駅併設のなごや港BT
 1番のりばに急行バスが停車中

▲とある日の臨時時刻表
 稲永町経由と第二ふ頭経由が名港12系統定期便


▲ポートメッセなごや行き発車


▲終点ポートメッセなごや交通広場


▲急行ポートメッセ行(再現イメージ)
 

 

 大規模イベント時には,市バス臨時急行バス(臨港系統)の他にも,名鉄による名鉄バスセンターからの直行バスも運行されました.
 また,イベント主催者が市バス臨時急行を「貸切」として,無料運行するケースもありました.

 交通局が運行主体となる有料の臨時急行バスと名港12号系統は,平成16年10月のあおなみ線開業とともに廃止されましたが,イベント主催者運行の市バスによる「無料貸切バス」は現在でも運行されることがあります.

 詳細は別ページ市バス路線>市バス貸切輸送>イベント輸送をご覧下さい.

 

 

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