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 高速度鉄道上飯田線 (上飯田〜平安通間)  ラインカラー:桃色

駅の概要

 平安通駅は,昭和46年(1971年)12月20日の名城線「市役所〜大曽根」の開通時に開業しました.
 開業から約30年間は住宅街に位置する中間駅として,平成15年(2003年)3月27日の上飯田線開業時からは,上飯田線の終着駅かつ名城線との乗換駅として機能しています.

 名城線駅は地下2層構造の駅でしたが,上飯田線開業時に大規模リニューアルされ,地下4層構造の大型駅となりました.
 地下1〜2階は名城線,地下3〜4階が上飯田線で,上飯田線ホームは地下4階と深い場所にあります.

 地上では,東西方向にへの字形に曲がる名古屋環状線と,南北方向の幹線道路が交差しています.

 令和3年(2021年)7月に,管轄が名城線北部駅務区栄管区駅から,名城線運転区に移管されました.

 

 名城線関係は別ページです名城線平安通駅

 


▲普通乗車券
駅名称 平安通
駅番号 K02 M11
略号 平安
建設時仮称 平安通
開業(上飯田線) 平成15(2003)年3月27日
所在地 北区平安通一丁目
管轄 名城線運転区(直営駅)
ホーム位置 深さ20.3m(地下駅)
ホーム形状 島式1面2線
ホームの大きさ 8.6m×130m
乗車人員 6,272人(R1年度)
出入口数 5カ所
最寄バス停 平安通

(注)表のホーム諸元は上飯田線のもの


▲H24スタンプラリー図柄

 

 

 配線図

 上飯田線ホームは地下4階に位置しており,1面2線の島式ホームです.
 ホーム有効長は6両組成分あります.

 上飯田方にシーサースクロッシングがあります.
 終端側はすぐに行き止まりとなっています.
 夜間の車両留置(停泊)はありません.

 

 

 

駅の画像

 平安通駅の駅周辺や駅構内の様子を紹介します.

 地上の様子

 平安通駅は,主要道が交差する場所にあります.
 名城線は,東西幹線道路の環状線の下にあり,道路形状に沿って曲線ホームとなっています.
 上飯田線は,南北幹線道路の下にあります.

 地上出入口は5カ所で,交差点付近に名城線開業時からの出入口が4カ所あります(上飯田線開業時にリニューアル).
 上飯田線開業時に追加された出入口が北寄りに1カ所あります.
 地上エレベーターは南側の1箇所のみです.



▲駅直上の平安通交差点
 南北道路(上飯田線方向)より


▲駅直上の平安通交差点
 東西道路(名城線方向)より


▲交差点南西にあるEV出入口


▲交差点南東にある1番出入口
 若杉サイクルと合築


▲交差点南西にある2番出入口
 上飯田線開通時に外装を改修


▲交差点北西にある3番出入口
 南側は市営駐輪場


▲交差点北東にある4番出入口
 愛知銀行と合築


▲上飯田線建設時に新設した5番出入口
 北改札口(上飯田線)直結のため,名城線利用者は5番出入口から入場すると遠回りになる

 

 

 駅構内の概要

 平安通駅は,地下4層構造の大規模な駅です.
 名城線開業時からあるB1階,B2階と,上飯田線開業時に増築したB3階,B4階からなります.

 B1階はコンコース(南改札口),B2階は名城線ホーム,B3階はコンコース(北改札口),B4階は上飯田線ホームです.
 駅長室等は,当初はB1階にありましたが,現在はB3階にあります.


▲駅構内図 4層構造であることが分かる

▲駅平面図

 

 

 駅構内の様子(B1階コンコース)

 地下1階コンコースは,名城線の上部,東西方向に長いコンコースです.
 上飯田線開業時にリニューアルされており,グレーを基調とした落ち着いた色合いの近代的なデザインとなっています.

 駅構内のうち,コンコースとホームは上飯田線開業に合わせてリニューアルされました.
 ただし,出入口通路は,一部が白系タイルに改修されたものの,名城線開業当時の茶色タイルが一部残っていること,もとより漏水が多く赤茶色に汚れているなど,新旧タイルが混在しており,中途半端な駅改造の様子を垣間みることができます.

 地下1階コンコース・南改札口の詳細は,名城線の駅紹介ページをご覧ください.
 
名城線平安通駅


▲B1階南改札口 ラチ外

▲新旧入り交じる出入口通路部

 

 

 駅構内の様子(B2階名城線ホーム)

 地下2階は名城線ホームです.
 地上の道路形状に合わせ,ホーム全体が大きな曲線の中にあります.

 ホームの両側に,増築された上飯田線への乗換通路があります.


▲駅構内図

▲B2階 曲線区間にある名城線ホーム


▲1番ホーム側 乗換通路から見た名城線ホーム
 ※画像はホーム柵設置前のもの


▲1番ホーム側 乗換通路
 上飯田線に下りる長いES


▲名城線2番ホーム
 南改札口へ上る階段と乗換通路
 ※画像はホーム柵設置前のもの


▲2番ホーム側 乗換通路
 ※画像はホーム柵設置前のもの

 

 

 駅構内の様子(B3階コンコース)

 地下3階は,上飯田線開業時に新設された南北方向のコンコースです.
 北改札口と5番出入口,駅長室が設けられています.
 利用者は少なく,終日閑散としています.

 一般旅客が立ち入りできる範囲は地下3階の南側半分のみで,北側には巨大な機械室空間が広がっています.

 名城線栄方面(1番ホーム)と上飯田線の乗り換えは,B2階〜B4階直通階段・ESです.
 名城線大曽根方面(2番ホーム)と上飯田線の乗り換えは,B3階コンコース経由となります.


▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA


▲B3階コンコース(改札内通路)
 名城線2番線〜上飯田線の乗換通路を兼ねる


▲B3階 北改札口(上飯田線側改札口)
 上飯田線カラーの桃色が随所に使われている

 

 

 駅構内の様子(B4階上飯田線ホーム)

 地下4階は上飯田線ホームで,1面2線の島式ホームです.
 見通しのよい直線ホームで,乗換駅のため幅員は広めに作られています.
 ホーム有効長も将来を見越した6両対応です.

 可動式ホーム柵は,開業時より設置されています.

 列車は基本的にすぐに折り返すため,片側しか使用しません.
 午前中は主に4番線を,午後は3番線が使われています.


▲B4階 南北方向の上飯田線ホーム
 3番線側(主に午後使用)

▲B4階 上飯田線ホーム停車中の7000形
 4番線側(主に午前使用)


▲B4階 上飯田線ホーム(終端方より望む)


▲B4階 上飯田線から終端側
 画面の奥が名城線1番線に続く乗換通路


▲B4階 ホーム中央階段付近
 北改札口と名城線2番線は中央付近の階段から
 


▲開業時より整備されている可動式ホーム柵
 柵のホーム側への帯装飾はない


▲手動運転のため開口部は広め


▲ホーム壁面の路線図表記
 色付はわずか1区間の交通局区間のみ


▲ホーム壁面の駅名標

 

 

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