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 地下鉄鶴舞線乗り入れ車両  6両組成
 電気:架空線式DC1500V  軌間:1067mm(狭軌)  車長:20m(大型)

名鉄(地下鉄鶴舞線相直用)新型車両について

 名鉄(名古屋鉄道)は,名鉄豊田線・犬山線と名古屋市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転車両として,100系及び200系を11編成66両保有しています.
 昭和53年から平成6年にかけて製造されており,初期の車両は機器更新や特別整備が行われているとはいえ,車体は車齢50年に近づいています.機器更新が行われていない中期の車両は機器含め車齢40年に近づくなど老朽化しています.
 100系と同時期に新製された地下鉄3000形は令和5年に全廃となっています.
 名鉄の本線系統車両では,100系の兄弟車にあたる6000系が,後継車両9500系によって順次置き換えられています.

 このような中,令和7年5月に100系の後継として,令和8年度(2026年度)から新型通勤車両500系を導入することが公表されました.

 

 

名鉄500系 新型車両の概要

 現在までに公表されている,名鉄500系車両の情報をまとめます.
 (R7年5月時点)

 一般事項

 名鉄100系車両の後継となる新型車両の型式名は「500系」です.
 車両長20m4扉の6両組成です.

事項 発注時の仕様
コンセプト 地下鉄鶴舞線との相互直通運転に対応(車両長20m・4扉)
名古屋本線等で運行されている最新通勤車両9500系と同等性能

「お客さまサービスのさらなる向上」
「インバウンド対応の充実」
「安全性の強化」
「省エネルギー化の推進」
車両型式 500系
車両組成 6両/1編成(※100系と同じ)

 

 

 車体・外観デザイン

 名鉄車両のシンボリックカラーである赤(スカーレットレッド)と黒を基調に,相互直通運転車両として青帯を追加.
 なお青色の由来は乗り入れ先の地下鉄鶴舞線ラインカラーではなく,名鉄グループの経営ビジョンスローガン「名鉄×WAO!」ロゴで使用されている青との事.

 車体正面は左右非対称のデザインとし,これまでの名鉄にない新しさ,斬新さを創出.

 

 

 走行装置

 省エネルギー対応として,VVVFインバータ制御装置に用いるパワー半導体にエネルギー効率の高いSiCを使用.
 (100系と比較し消費電力を最大35%削減)

 

 

 車内・内装デザイン

 車内は,木目調の大型袖仕切りとベージュ系の壁により,落ち着いた温かみのある空間を演出.
 大型袖仕切りは丸みを帯びた形状により圧迫感の軽減を図る.また大型袖仕切り部に子供にも持ちやすい高さの握り棒を設置.

 全車両に車いすスペースと優先席を設置
 座席シート生地は明るい青色を使うことで全体的に柔らかな,親しみやすい雰囲気を生み出す.

 インバウンド対応として,車内案内表示器を設置し4カ国語に対応(日・英・中・韓).

 車内防犯対策として,車内に運転指令等でリアルタイムに映像を確認できる機能付き防犯カメラを設置.

 

 

名鉄500系 導入スケジュール

 R7年5月時点で公表されているスケジュールは次の通りです.

 ・令和8年度(2026年度)から新造&運行開始予定
 ・以降,順次新造

 

 

 

 

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 (C)まるはち交通センター製作委員会名古屋市交通局ファンサイト/名鉄犬山線100系/名鉄豊田新線200系