1号線(東山線) 6両組成×27編成=162両在籍 配置:藤が丘工場
5150-5250-5350-5450-5550-5650
電気:第3軌条600V 軌間:1435mm(標準軌) 車長:15m(小型)
東山線 5050形 コンテンツ |
 |
車 両 概 要 |
 |
東山線5050形車両は平成4年(1992年)に登場しました.現在も東山線最多車両数を誇る主力車両です.
【5050形誕生の経緯】
東山線は昭和57年(1982年)以降,5000形の本格投入により車両の体質改善が進みましたが,今だ旧世代の車両である非冷房車の"黄電"も多く残っており,『暑くてうるさい』状態が続いていました.
そこで引き続き車両の更新を進めるため,平成2年の5000形最終増備に続き,平成4年(1992年)に,新しい技術を多く盛り込んだオールステンレス&VVVFインバータ制御の5050形が登場しました.
その後,平成12年までの間に27編成162両が増備され,伝統の”黄電”を淘汰し,東山線の現在の主役として活躍しています.
側面デザインを含めた内装,VVVF制御方式等の機器類など,基本的な設計は平成元年登場の名城線2000形を踏襲しています.
しかしながら,車両正面を2000形のような直線的なデザインではなく,丸みを帯びたデザインとするなど,過去の主役である黄電や5000形から続く東山線アイデンティティを受け継いでいるのが5050形の特徴です.
【進化を続ける5050形】
常に進化を続けている点も5050形の特徴に挙げられます.
5050形登場時の保安装置は打子式ATSでしたが,平成16年のCS-ATC化に伴いATC対応改造が行われました.
そして平成27年のホーム柵導入に伴い,ATO運転&ワンマン対応改造が施工されました.
平成29年からは主要電気機器の更新改造が行われており,車体はそのままですが,走行機器がN1000形と同等になるなど,見た目は同じですが中身の進化を遂げています.
5050形は,今後も東山線の最多車両として活躍が続きます.
▼もどる |