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 高速度鉄道6号線(桜通線)  5両組成×1編成=5両在籍  配置:日進工場
 編成:6150-6250-6350-6750-6850
 電気:架空線式DC1500V  軌間:1067mm(狭軌)  車長:20m(大型)

概 要

 桜通線6050形は,平成22年度末の野並〜徳重間延伸開業に向けて増備された交通局の最新型車両です.先輩格の6000形と同様に,鶴舞線規格に合わせた狭軌・架空線式の20m級大型車両となっています.当初6両組成で製造される予定でしたが,建設費削減や需要予測の見直しなどによって,現行の組成両数である5両組成となりました.これまでの桜通線車両と同様に,ワンマン運転のため右側運転台で,ホーム監視モニタ,ATOが搭載されています.
 延伸開業に先立ち,平成22年2月に先行編成(6151H)が登場しています.現在,営業開始に向けて鶴舞線や桜通線で試運転や習熟運転が行われており,7月に営業運転を開始する予定です.また開業までに,あと3編成が増備されます.

 平成22年2月8日から9日未明にかけて,日本車輌豊川工場から日進工場まで甲種輸送されました.当ページでは,暫定的に甲種輸送時の画像を一部掲載しています.営業運転時の姿と若干異なる部分もありますので,ご了承ください.少なくとも前面ステップの装着と,連結器交換があります.
 

車 体

 車体構造はN1000形に引き続き日車式ブロック工法を用いたオールステンレスです.
 先頭形状は黒色を基調に編成番号まで被う大型ガラスを引き続き採用するなど6000形のイメージを残しつつも,「くの字形」になっており,よりシャープに見えます.LED式大型方向幕を備え,運転台は右側にオフセット配置されています.またシールドビームのヘッドライトとLED式テールライトは縦に配置され,この車両の最大の特徴となっています.
 ラインカラーは,6000形では扉部を除いた窓下に太線と細先の赤帯を巻くだけでしたが,6050形ではこれに白線を加え,扉部にも帯を施すとともに,窓上部にも細い赤帯を追加しています.

 3M2T構成は変わらないものの,両先頭車が制御車で中間車が電動車に組成が変更されています.パンタグラフは電動車にシングルアーム式を搭載しています.


▲先行編成6150H全景(名鉄大江)

▲6850形制御車6851
 

▲6150形制御車6151(本線試運転)
 

▲6150形制御車6151 前面は"く"の字形
 

▲6250形中間電動車6251
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車 内

 車内は片持式オールロングシートで,シートモケットは明るい赤色ではなく,濃い赤色柄入りのものになっています.表面の凹凸が強調された簡易バケットタイプで,従来通り7人掛けと3人掛けで構成されており,7人掛けシートには初めて中間縦手すりが設けられました.つり革は三角タイプのものが採用されています.N1000形に引き続き,車椅子スペースを全車両の車端部に配置し,優先座席と座席前のつり革は色を変えています.


▲濃い赤色の7人掛けシート

▲薄い紫色の3人掛け優先座席シート
 

▲車内LED式案内表示器(1次車)
 
 
 車内案内装置は,6151H(1次車)に関してはN1000形と同じ32×256の2段表示LED案内装置が千鳥状に配置されています.6152H以降(2次車)は同じ場所に17インチワイド液晶ディスプレイが1台づつ搭載される見込みです.
 
 またドア開閉予告チャイムと共に,新たにドア閉動作開始ランプが装着されています.

 

運転設備

 ワンマン運転対応のため右側に設置された運転台はL形になっており,従来の車両に比べ広い操作スペースを確保しています.マスコンハンドルは右手操作式ワンハンドルで,運転台中央部に扉開閉ボタンや発車ボタンなどワンマン自動運転のための各種スイッチ類が並びます.
 計器類は正面にATCの室内信号を備えたデジタル表示の速度計があり,その左(速度計左と運転士の左側面)には運転状態を示すモニタ装置と,駅の停車時やその前後でホーム映像を映し出すモニタが計2つ設置されています.このモニタによってスペースを追い出されたスイッチ類は,運転席上部に移設されています.


▲ディスクタイプの運転台

▲乗務員室の様子

 

主要諸元表

 これまでの車両と同じくMTユニット設計ですが,6000形がMcTMMTc組成だったのに対し,6050形は両端制御車のTcMMMTc組成となっています.このためパンタグラフ搭載車が3連続する姿を見ることができます.
 制御装置はIGBT主回路素子によるVVVFインバータ制御です.6000形では採用実績のない東洋製が選択されました.
 台車は住友製SS176ボルスタレス台車で,一体圧延波打車輪です.
 
 最高速度は75km/h(設計最高速度は120km/h),加速度は3.0km/h/s,減速度は常用で3.5km/h/s,非常で4.0km/h/sで,これらは6000形と同じです.

←徳重

 

中村区役所→

形式
6150形
6250形
6350形
6750形
6850形
車種
Tc制御車
M電動車
M電動車
M電動車
Tc制御車
重量
31.3t
36.1t
35.2t
36.1t
31.6t
定員(座席)
136(45)
147(51)
147(51)
147(51)
136(45)
寸法
長さ
20,000mm
2,746mm
高さ
4,140 mm
床面高
軌条面上 1,130mm
ボギー中心間距離
13,600mm
台車
ボルスタレス式空気バネ台車
基礎ブレーキ
ユニットブレーキ式踏面ブレーキ
主電動機
(kW×個)
-
三相誘導電動機
(170×4)
-
主制御機
-
回生ブレーキ付VVVFインバータ制御
-
制動装置
遅れ込め制御付電気指令式電空併用ブレーキ
補助電源装置
直接変換形3レベルインバータ 125kVA
-
-
-
直接変換形3レベルインバータ 125kVA
冷房装置
屋根上セミ集中式 (21,000kcal/h×2台)

 

編 成 表

 野並・徳重方が6150形,名古屋・中村区役所方が6850形です.

竣工年月   製造 備 考
1次車 H22年2月 6151-6251-6351-6751-6851 日車 試運転中
2次車 製造中 6152-6252-6352-6752-6852   12月頃搬入予定??
6153-6253-6353-6753-6853   12月頃搬入予定??
6154-6254-6354-6754-6854   来年1月頃搬入予定??

 

画像ファイル
 

 2月8日 甲種輸送レポート

 平成22年2月8日に日本車両豊川工場から甲種鉄道輸送が行われました.


▲DE10 1748に牽引されて出発(JR豊川)

▲後ろには反射板(JR豊川)
 

▲営業列車を待避しながら笠寺へ(JR蒲郡)
 

▲名臨鉄,築港線はND5529が牽引(東名古屋港)
 

▲名臨鉄ND5529機関車の横にはこんなものが
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▲大江からの名鉄線内は「デキ」の登場です
 

▲重連やプッシュプルで牽引されました

 

 2月26日〜 本線試運転レポート

 日進工場への搬入後は,工場内での試運転に引き続き,26日より本線試運転を開始しました.


▲2月26日 赤池〜八事間にて本線試運転開始

▲試運転LED表示
 

▲3月1日 鶴舞線上小田井駅乗り入れ
 

▲3050形や名鉄車両と並ぶ光景が

当ページ作成にあたり,画像提供などご協力いただきました皆様,ありがとうございました.

 

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