3号線(鶴舞線) 4両組成×23編成=92両(最大在籍数) 配置:日進工場
3100-3200-3100A-3200-3700-3800 又は 3100-3200-3700-3800A-3700-3800
電気:架空線式DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
鶴舞線 3000形 コンテンツ |
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車 両 概 要 |
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鶴舞線3000形は,昭和52年の鶴舞線開業時から令和5年までの46年間,鶴舞線と名鉄線を走り続けました.
交通局初の冷房車で,車体側面のコルゲード板が特徴のセミステンレスの軽量車体です.
計画段階から名鉄との相互直通運転を予定していたため,車両構造や仕様について名鉄と協議を行い,車両寸法や車両性能などを統一して車両設計を行っています.
そのため,東山線や名城線とは異なる軌間1,067mm(狭軌)や直流1500Vの架空線式,車体長20mの大型車両となりました.
昭和52年(1977年)の伏見〜八事間部分開業のために1次車36両を製造して以降,昭和53年八事〜赤池間延伸用16両,昭和56年浄心〜伏見間延伸用16両,昭和59年庄内緑地公園〜浄心延伸用に24両が追加投入され,合計で4両組成23編成92両が製作されました.
その後,平成5年(1993年)の犬山線との相互直通を機に,先頭車16両を中間車化改造し,4両組成23編成体制から6両組成15編成体制へと編成組み替えが行われました.
余剰となった2両は新造の3050形(3159H)に組み込まれています.
鶴舞線開業時より活躍してきた3000形も登場から40年以上が経過し,車体や足回りの老朽化が進んでいました.
そこで3000形の更新を目的として,平成23年より後継車両となるN3000形の導入が進められました.
平成24年には更新第1号として3102編成が廃車となりました.
以降,毎年1〜2編成ずつ更新が進められ,令和5年(2023年)2月までに3000形全15編成と,3000形を中間車に組み込んだ3050形3159編成が廃車となり,3000形は形式消滅しました.
(令和5年8月現在)
営業線からは3000形は消えましたが,解体待ちの廃車編成が日進工場に留置されています.
これら車両も,令和6年2月に解体・搬出される予定です.
詳細は「廃車搬出の様子」ページをご覧ください.
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