交通局の直営広報施設「市営交通資料センター」を紹介します.
施設概要は別ページをご覧ください.
市営交通資料センター 館内の様子 |
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丸の内会館6階にある「市営交通資料センター」館内の様子を紹介します.
※当ページで紹介する写真は撮影当時の様子です.現在の展示物と異なる場合があります.
ビルの1フロア全てが市営交通資料センターです.
このうち半分程度は事務室や書庫,倉庫であり,残りの半分が展示スペースです.

▲館内の様子1 |

▲館内の様子2 |
展示コーナー等 |
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案内カウンター,展示コーナー,休憩コーナー等.
館内の一番奥に,事務室兼案内カウンターがあり,資料センター職員が常駐しています.
・各種案内
・交通局オリジナルグッズ販売
・期限切れ乗車券などの販売
・ハッチーキッズクラブ会員向けスタンプ帳押印
・バス・地下鉄デザインゲームの印刷物引渡し
・入場記念カード配布

▲過去発売されたグッズ,書籍を販売 |

▲古い記念乗車券類も販売中 |
館内の中央部には,運転台や集電靴など,本物の市電・市バス・地下鉄部品が常設展示されています.
館内のショーケース内には,市営交通に関する昔懐かしい資料物品として制服・き章・系統図・乗車券等が常設展示されています.
壁面には写真パネル等が展示してあり,時折、展示の入替があります.
展示品の詳細は 主な展示品ページに掲載します

▲展示コーナーの様子 |

▲100形運転台と市電1400型コントローラー |

▲市電・市バス展示品とパネル |

▲地下鉄展示品とパネル |
案内カウンターの前に,ベンチが複数並んでおり,休憩スペースとして使用できます.
以前はテレビモニターで交通局事業の記録ビデオを上映していました.

▲多目的・休憩コーナー |
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館内の西側は,書棚と大型の机といすが並ぶ,資料閲覧コーナーとなっています.
書棚には,交通局を中心とした印刷刊行物や交通関係の雑誌が多数配架されており,自由に閲覧することができます.
配架されている資料のほか,案内カウンターにお願いすると書庫資料も探してもらえます.
資料は交通局が発行してきた刊行物のほか,局内向け業務資料,他都市の交通事業に関するもの,一般書籍と多岐に渡っており,興味が尽きません.
資料の館外貸出しは行っていません.
資料の盗難防止のため,閲覧コーナー利用時は,カバン等は持ち込み禁止で,エントランス横のロッカーに荷物を預けるルールとなっています.
以前は利用者も使える複写機があり,当方も記事執筆用の資料調査に重宝していましたが,現在は『資料の複写はご遠慮ください。』との事です.

▲資料コーナー 開架に多数の資料・書籍が並ぶ |

▲閲覧コーナー |

▲開架の交通局コーナー 業務資料が並ぶ |
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体験コーナー等 |
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体験型施設として,次の施設が設けられています.
案内カウンター・多目的コーナー周辺には「鉄道模型ジオラマ」と「列車運転シミュレーター」が設置されています.
鉄道模型ジオラマでは,走行風景を見るだけでなく,本物の地下鉄運転台で地下鉄模型車両を動かすことができます.
線路や車両はHOゲージ(1/87スケール)なのですが,周囲のジオラマ・建物がNゲージサイズなのはご愛嬌.
名古屋を模した街並だったり,バス営業所や空港など,とても賑やかなジオラマです.
(ただし,あまりメンテナンス費用を掛けられないのか,劣化したジオラマは修理ではなく撤去されているようで,年々空き地が増えている印象です.)

▲5鉄道模型ジオラマ (令和5年時点の様子) |

▲5鉄道模型ジオラマと3多目的コーナー
子供はジオラマで遊び,親はソファーで一休み |

▲本物のコントローラーで運転可能 コントローラー(元名城線1000形)解説 |

▲HOゲージの3000形 |

▲2000形,6000形,7000形 |

▲(過去)初期の頃のジオラマ まだストラクチャーが少ない |
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▲(過去)最も賑やかだった頃 |

▲(過去)最も賑やかだった頃 |
資料センターの目玉展示物として,鶴舞線を走行する3050形の本物の運転台と,実車映像で運転する鶴舞線3050形運転シミュレーターが設置されています.
運転できる区間は,八事駅→上小田井駅間(約15km)で,1回につき2駅区間運転できます(体験時間約5分).
終点の上小田井駅付近以外は地下区間で単調な風景が続きますが,起伏が激しく,すぐに速度超過してしまいATCブレーキが作動してしまうなど,急曲線が多く勾配のきつい線形,四角い開削トンネルと丸いシールドトンネルのトンネル構造も2種類あるなど,地下鉄の特徴をリアルな体験を通して知ることができます.

▲鶴舞線3050形運転シミュレーター |

▲本物の運転台と本物の映像(ちょっと古い) |

▲シミュレーター運転方法 |
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運転シミュレーターの奥には視聴覚コーナーとして,「資料検索コーナー」と「DVDコーナー」が設置されています.
資料検索コーナーでは,パソコンが3台設置されています.
レトロでんしゃ館設置のものと同じ「わくわく!バスちかワールド」という名前のソフトが入っており,地下鉄各路線を運転できる簡易な運転ゲーム,自分でデザイン色付けした車両紙模型のできるデザインゲーム,資料検索の3機能があります.
デザインゲームで作成したデザインは,ペーパークラフト等として印刷できます(中学生以下対象).
DVDコーナー(ビデオコーナー)では,交通事業に関連するビデオ等を,自由に選択して鑑賞することができました.
現在休止中(機器撤去済み)です.

▲視聴覚コーナー 3ブースあり |

▲「わくわく!バスちかワールド」 |

▲バス・地下鉄デザインゲーム オープニング |

▲バス・地下鉄デザインゲーム |

▲とことん地下鉄!!大名古屋 オープニング画面 |

▲同左 路線選択画面 |

▲東山線運転シミュレータの画面 |

▲資料展示 検索画面 |

▲(過去)初期の頃の視聴覚コーナー 機能別に3ブースあり |
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▲(過去)改修後の視聴覚コーナーとDVDコーナー |

▲(過去)かつてのDVDコーナー 交通に関する200以上のタイトルが視聴可 ※現在は撤去済み |
来館記念として,「入場記念カード」を無料配布しています.
職員が入館時に配布してくれるものではなく,案内カウンターにて自ら申し出る必要があります.
カード裏面は,かつての紙定期券のように,日付スタンプを押すことができます.
以前は,中古のカード販売機を使って配布していました.

▲カード販売機 現在は機能停止中 |

▲来館記念カード各種 |
これまで交通局のスタンプラリーイベント等で使われたスタンプを自由に押すことができます.
スタンプの種類や数は定期的に入れ替わります.

▲スタンプコーナー(H28年8月頃) |

▲スタンプコーナー(R5年6月頃) |
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