交通資料センターやレトロでんしゃ館以外にも,地下鉄駅構内や交通局施設にちょっとしたミニ展示コーナーが設けられている場所があります.
地下鉄新瑞橋駅構内 |
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新瑞橋(あらたまばし)駅は,バスターミナルも併設されている,地下鉄名城線と桜通線が交差する市南部の主要駅です.
L字型の広い駅構内の一角に,地下鉄部品のミニ展示コーナーが設けられています.
場所は西改札の裏側,名城線ホームの上にあたります.

▲名古屋市交通局webより「駅構内図」CC-BY-SA |
西改札口から名城線ホームに続く階段後ろの少し広くなった場所にあります.
大きなパンタグラフが目印になります.
現在はラッチ柵に沿って何点が部品が展示してあります.
かつては,中央にパネル展示があったり,鉄道模型も展示されている時期がありました.

▲新瑞橋駅構内 改札外通路に展示コーナーがある |

▲平成28年現在の展示コーナーの様子 |

▲以前の展示コーナーの様子 パネル展示やNゲージ模型展示もあった |
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平成28年現在,展示されている鉄道部品類を紹介します.

▲地下鉄車両(黄電)部品展示 |

▲かつてあった藤ヶ丘工場内の部品販売コーナーの商品紹介として展示されていたため,部品名と値段が表示されています |

▲当コーナー目玉展示物の信号機2種類 |

▲ボタンを押して点灯させることができる |

▲集電靴 床に無造作に置かれた状態 |

▲左が一体圧延型車輪,右が弾性車輪の一部 土台となっているレールも展示物の一つ |

▲密着自動連結器 |

▲パンタグラフ 桜通線車両を模した台の上に載せられています |
地下鉄原駅構内 |
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地下鉄鶴舞線の原駅に,駅員さんの手作りによる,ちょっとした展示コーナーがあります.
場所は,原駅の改札窓口です(展示物は改札内側に面しています).
展示物は,ペーパークラフトです.
令和5年(2023年)秋頃の展示の様子を紹介します.

▲設置場所は原駅の改札窓口の内部 |

▲市バスのペーパークラフト |

▲地下鉄のペーパークラフト |

▲地下鉄各路線が揃う |
地下鉄総合リハビリセンター駅構内 (撤去済み) |
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平成16年に開業した新しい駅の一つである名城線の総合リハビリセンター駅に,駅員さんの手作りによる,ちょっとした展示コーナーがありました.
展示物は,トミーテック「ジオコレ」シリーズを活用したNゲージスケールのミニジオラマです. その他,乗車券類の展示もありました.
現在は撤去されてありませんが,当時の様子を紹介します.

▲設置場所は駅改札口と駅長室の間 |
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▲ガラスの中にジオラマやきっぷ類の展示がありました |

▲レトロで賑やかな街並 |
地下鉄久屋大通駅 桜通線ホーム |
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地下鉄桜通線のうち,丸の内駅〜高岳駅付近は道路下共同溝を避けて建設されたため,非常に幅の広いプラットホームを有しています.
また久屋大通駅は,桜通地下の共同溝に加え,久屋大通地下の地下鉄名城線,名鉄瀬戸線,地下街を避けて建設されたため,非常に複雑な作りとなっています.
地下鉄桜通線ホーム中程には,この複雑な構造を透視できる模型が設置されています.

▲桜通線ホーム上の久屋大通駅透視模型 |

▲駅を南方向から見た図(久屋大通の下) B1地下街,B2名城線・瀬戸線,B3連絡通路,B4桜通線 |

▲駅を西方向から見た図(桜通の下) 共同溝を避けて地下構造物が建設されたことが分かる |
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地下鉄車両工場・市バス自動車工場 |
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地下鉄車両工場(藤が丘工場,名港工場,日進工場)や自動車工場(閉鎖済み)のエントランスには,その工場に在籍する車両のパンフレットや,車両部品を展示するコーナーが設けられていました.
かつては各工場で直接,廃車部品を販売していたこともあり,訪問者も見学することができました.
現在は一般人の立入りは禁止されており,基本的に見学することはできません. (近づけないので,現状は不明です.)
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