高速度鉄道第1号線(高畑〜藤が丘間) 駅数:全22駅 営業キロ20.6km
所要時間40分 ATOワンマン運転 15.5m車×6両組成 ラインカラー:黄色
東山線 駅の案内表示 |
 |
東山線の黄色を用いた駅サイン等を紹介します.
東山線の案内サインは,(1)昭和63年度策定の「名古屋市交通局旅客サインマニュアル」に基づくもの,(2)平成14年度改訂版,(3)平成28年度改訂版に基づくもの等の,おおよそ3世代の案内サインを見ることができます.
稀に昭和時代の古いサインが残っている場合もあります.
ラインカラーは黄色です.
当初は明確な色の定めはありませんでしたが,次第に車体色(ウィンザーイエロー)にちなんだ黄系統の色が使われるようになりました.
一言に「黄色」といっても,サインマニュアル改訂にあわせて見直しされており,整備時期によって色合いが若干異なります.
平成16年の駅ナンバリング導入では,路線記号は「H」となりました.

▲路線案内表示 |

▲路線案内表示(H28サイン改訂後) ※ホーム壁面路線案内はR7年3月撤去 |
駅名標は,駅側面壁に掲出されています.
近年更新された駅名標は,以前のものより細長タイプになっています.
この他,可動式ホーム柵の裏面には,停車中の車内から駅名が一目で認識できるよう,「(駅毎に異なる)駅カラーと駅名称」が掲出されています.

▲東山線駅名標(H23非内照化) |

▲東山線駅名標等(H28サイン改訂後) |
駅時刻表は改札外とホーム上に掲出されています.
旅客案内表示装置(ホーム上の次発列車案内・列車接近案内)は,昭和40年代より,1つ手前の駅から列車が出発したことを知らせるため,「内照式到着予告灯」が設置されていました.
機器更新によりLED式の旅客案内表示装置に交換され,平成16年(2004年)3月より使用を開始しています.
令和8年度(2026年度)に,LED式からLCD式に更新される予定です.

▲東山線ホームに設置されたLED案内表示器 |
|
自動案内放送は,下り(藤が丘方面)ホームが女性声,上り(高畑方面)ホームが男性声です.
平成19年3月導入の列車接近メロディは,下り(藤が丘方面)が「ドリーム」,上り(高畑方面)が「イエローライン」です.
方面 |
曲名 |
イメージ |
下り |
ドリーム |
地下鉄はまさに夢の乗り物,トンネルを通ってめざすは動物園 |
上り |
イエローライン |
親子連れのにぎやかで温かなムード |
東山線では女性専用車両が設定されています.
6両編成中1両で,4号車(x4xx号車)です.
平成14年9月30日より,平日始発〜朝9時で試行的に導入されました. 翌年6月2日から本格実施に以降しています.
それ以降も順次運行時間が拡大されてきました.
平成20年6月2日からは,平日朝の時間帯に加えて,夕方17時〜夜21時にも拡大されました.
平成27年4月1日からは平日終日(始発から終発まで)に拡大されました.

▲以前(平日朝のみ)の女性専用車表示 |

▲以前(平日朝夕のみ)の女性専用車表示 |

▲現在(平日終日)の女性専用車表示 (ホーム柵整備前の様子) |
|
東山線の駅デザイン |
 |
東山線の駅施設の概要について.
東山線は,昭和20年代から建設が始まった地下鉄路線の中で最も古い路線であり,各駅とも比較的浅い位置にホームがあります.このため,内装が古く,駅天井が低く狭い駅も多い一方で,利用者が多いため,圧迫感を感じることもあります.
プラットホームは全駅15m車6両編成に対応しています.
.
.
東山線の可動式ホーム柵とワンマン運転対応設備 |
 |
可動式ホーム柵は平成27年9月から翌2月にかけて整備されました.
地下鉄では,上飯田線→桜通線に続く3路線目として,平成27年度,東山線全駅において可動式ホーム柵が整備されました.
ホーム柵の色は原則として白系で,一部駅では駅の雰囲気に合うよう着色されています.
ホーム柵固定部の上部はグレーです.
可動部は透かしとなっており,女性専用車乗車口は薄黄色に着色されています.
ホーム柵導入に合わせ,「駅カラー」も新規設定されました.
桜通線のように駅カラーを前面に出したデザインではなく,ホーム柵の列車側(車内)のみの控えめなデザインとなっています.

▲一般乗降口 可動部に透かしを採用し視認性向上 |

▲女性専用車乗降口 |

▲ホーム柵を車内より見る(駅名表示と駅カラー) |
|
東山線は,開業時より手動運転及びツーマン運転を行なっていましたが,平成27年(2015年)9月1日よりATO運転を開始し,平成29年(2017年)7月1日から完全ワンマン乗務に移行しました.
ワンマン化に伴い,車掌が行っていた扉扱いを運転士が行うようになりました.
ワンマン運転対応設備は,桜通線での実施をふまえ,運転士が確認するホームモニターの大型化,扉開閉時におけるホーム柵センサー検知の性能向上など,安全性の向上が図られました.
東山線特有の課題として,地上駅でホームモニターに日差しや映り込みがあり,見えづらいことがありました.
このため,令和2年度に藤が丘駅と本郷駅の運転台横にホームモニターとは別の小型モニターが設置されました.

▲運転士用ホーム監視モニタ |
|
東山線の駅一覧 |
 |
東山線は22駅あります.
各駅の詳細は 地下鉄駅の紹介ページをご覧ください.
駅記号 |
駅名称 |
区間キロ |
開業年度 |
ホーム形状 |
所在地 |
管区駅 |
直営/委託 |
連動駅 |
夜間留置 |
H01 |
高畑 |
0.0 |
S57 |
島式 |
中川区 |
運転区 |
直営 |
○ |
5編成 |
H02 |
八田 |
0.9 |
S57 |
島式 |
中川区 |
名古屋 |
委託 |
|
|
H03 |
岩塚 |
1.1 |
S57 |
島式 |
中村区 |
運転区 |
直営 |
○ |
|
H04 |
中村公園 |
1.1 |
S44 |
相対式 |
中村区 |
名古屋 |
委託 |
|
|
H05 |
中村日赤 |
0.8 |
S44 |
相対式 |
中村区 |
名古屋 |
委託 |
|
|
H06 |
本陣 |
0.7 |
S44 |
相対式 |
中村区 |
名古屋 |
委託 |
|
|
H07 |
亀島 |
0.9 |
S44 |
相対式 |
中村区 |
名古屋 |
委託 |
|
|
H08 |
名古屋 |
1.1 |
S32 |
島式 |
中村区 |
名古屋 |
直営 |
○ |
|
H09 |
伏見 |
1.4 |
S32 |
相対式 |
中区 |
上前津 |
直営 |
|
|
H10 |
栄 |
1.0 |
S32 |
島式 |
中区 |
栄 |
直営 |
○ |
|
H11 |
新栄町 |
1.1 |
S35 |
相対式 |
東区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H12 |
千種 |
0.9 |
S35 |
相対式 |
東区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H13 |
今池 |
0.7 |
S35 |
島式 |
千種区 |
今池 |
直営 |
|
|
H14 |
池下 |
0.9 |
S35 |
相対式 |
千種区 |
運転区 |
直営 |
○ |
1編成 |
H15 |
覚王山 |
0.6 |
S38 |
相対式 |
千種区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H16 |
本山 |
1.0 |
S38 |
相対式 |
千種区 |
金山 |
直営 |
|
|
H17 |
東山公園 |
0.9 |
S38 |
島式 |
千種区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H18 |
星ヶ丘 |
1.1 |
S41 |
島式 |
千種区 |
運転区 |
直営 |
○ |
1編成 |
H19 |
一社 |
1.3 |
S44 |
相対式 |
名東区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H20 |
上社 |
1.1 |
S45 |
相対式 |
名東区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H21 |
本郷 |
0.7 |
S44 |
相対式 |
名東区 |
名古屋 |
直営 |
|
|
H22 |
藤が丘 |
1.3 |
S44 |
相対式 |
名東区 |
運転区 |
直営 |
○ |
2編成 |
▼もどる
|