高速度鉄道第1号線(高畑〜藤が丘間) 駅数:全22駅 営業キロ20.6km
所要時間40分 ATOワンマン運転 15.5m車×6両組成 ラインカラー:黄色
不定期回送列車・試運転列車 |
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東山線において,(毎日ではなく)不定期に走る列車を紹介します.
東山線では 定期回送列車は1本走ります が,不定期に走る回送列車はありません.
東山線は,藤が丘工場と高畑車庫の2ヶ所に車両基地があります.
このうち検査や修繕を行うのは,藤が丘工場です.
車両運用は,定期的に藤が丘工場に入庫するよう組まれており,車両基地間での回送列車は基本的には運行されません.
東山線車両の重要部検査及び全般検査,改造を伴う大規模修繕は,全て藤が丘工場で行っています.
検査及び修繕後の本線試運転は,原則として藤が丘〜池下間にて行われます.
希に全線試運転することもあります.

▲新車性能確認の試運転列車(藤が丘〜池下間) |
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東山線の特別ダイヤ(特定日) |
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特定日のみ運行される列車や特定期間のみ施行される特別ダイヤを紹介します.
終電延長(金曜日及び休日の前日のみ) |
運休中 |
年末年始ダイヤ |
年4日間のみ |
大晦日終夜運転 |
12/31終車後 |
休校期ダイヤ |
過去 |
街の賑わいづくりや地域経済の活性化につなげるため,平成26年(2014年)7月4日(金)より,特定日に最終電車の時刻を45分延長する取り組みが行われていました.
最終列車の終着駅到着時刻は,従来の0:30から1:15となり,特定日に限りますが「日本一遅くまで走る地下鉄」でした.
【終電時刻延長日】
毎週金曜日及び休日の前日(8/13〜15,12/29〜1/3,土日休日を除く)
【コロナ禍以降,運休中】
新型コロナ対策並びに深夜の需要減少に伴い,令和2年4月24日〜6月4日と,令和2年8月7日〜現在まで運休しています.(令和5年12月現在)

▲終電延長の表記 栄発最終電車は0:16から1:01に (過去の時刻表/現在は表記なし) |

▲終電延長PRポスター キャッチコピーは「きんトレ101」 (過去のポスター/現在は掲出なし) |

▲東山線終電延長は休止中 |
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年末年始(12月29日〜1月3日)は,市バス・地下鉄は休日ダイヤにて運行されます.
さらに東山線においては,12月31日〜1月3日は,休日ダイヤをベースにした特別ダイヤ「年末年始ダイヤ」で運行されます.
東山線のみの運行措置で,他路線は休日ダイヤです.
「年末年始ダイヤ」の特徴は,期間中の利用者が大きく減少する朝間・夜間時間帯の減便です.
栄駅基準で,7:00〜9:10で9往復減,19:30〜23:15で7往復減となります.
区間 |
運行本数(土日休日) |
運行本数(年末年始) |
下り |
上り |
下り |
上り |
H03岩塚〜H14池下 |
197本 |
197本 |
181本 |
181本 |
大晦日から元旦にかけて,上飯田線を除く地下鉄各路線では終夜運転が行われます.
全線通し運転を基本とし,概ね30分間隔で運行されます.
東山線は通学利用も多いことから,通常期の平日ダイヤの他に,高校等の長期休み期間専用の休校期(平日)ダイヤが用意されていました.
通常期の平日ダイヤでは,夕間ラッシュに向けた出庫(運行間隔3分化)が15時台から始まるのに対し,休校期平日ダイヤでは16時台〜となる等,高校生帰宅ピーク帯を減便したダイヤとなっていました.
朝ラッシュ時間帯の運行本数に違いはありません.
東山線の臨時ダイヤ(臨時/増発) |
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利用者の多い東山線では,多客対応で臨時の増便列車が走ることがあります.
東山線は,もとより高頻度運行路線であることに加え,沿線に巨大スタジアム等は無いことから,原則として増発運転は行われていません.
ただし,名城線・名港線沿線において,集客力の高いコンサートや,花火大会等の特に来訪者が多い大規模イベントが夜間開催され,列車本数の少ない時間帯に帰宅ラッシュが重なる際は,名古屋駅に向かう乗客が名城線との乗り換え駅である栄駅に集中し大混雑することから,東山線においても限定的に臨時列車が走ることがあります.
定期列車のダイヤに変更はなく,定期列車の合間(21時台であれば8分間隔)に臨時列車が差し込まれます.
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▲栄駅の発車時刻 夜間列車間隔が開く時間帯に増発される |

▲混雑する栄駅ホームと高畑行き臨時列車 |

▲同左 74記号が臨時列車の証 |
東山線は,名古屋の二大繁華街(名駅,栄)を経由するため,土休日も午後を中心に混雑します.
特に商業施設の超繁忙期(GWや9月連休,11月連休)では,名古屋駅や栄駅のホームに人が溢れ,乗り切れないこともあります.
特に令和4年9月の減便ダイヤ改正(土休日の昼間時間帯の運転間隔を4〜5分から5分に変更)以降,混雑が顕著となったこともあり,混雑緩和のためときどき臨時増発列車が運転されていました.
【令和6年の増発事例】
増発時間帯/13時頃〜18時頃
増発区間 /東山線全線(高畑〜藤が丘間)
増発本数 /時間あたり3本(概ね20分間隔)
使用編成数/5編成(運用記号75〜79)
定期列車のダイヤ変更はありません. 5分間隔で運行される定期列車の隙間に,概ね20分毎に増発列車が差し込まれます. (増発列車の前後では,定期列車とあわせて2.5分間隔で運転)
令和6年度の 運行実績 |
5月 |
3日(祝),4日(祝),5日(祝) |
9月 |
14日(土),15日(日),21日(土),22日(日) |
10月 |
19日(土),20日(日) |
11月 |
2日(土),3日(日) |

▲混雑する東山線の駅 特定日のみ午後増発運転(3本/h) |

▲臨時列車(運用記号75〜79) |
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