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 高速度鉄道第2号線(大曽根〜金山〜名古屋港間)・4号線(金山〜新瑞橋〜大曽根間)
 駅数:全34駅   営業キロ32.4km   所要時間(環状線)60分,(名港線)12分
 ATOワンマン運転   15.5m車×6両組成   ラインカラー:
むらさき色

seq 目次
01 ダイヤ・運行形態(基本) 基本運行形態と運行本数
運行間隔(平日昼間/土休日昼間)
運行間隔(平日朝・夕ラッシュ時)
早朝・深夜の運行形態(金山乗換)
始発列車/終電列車
出入庫列車
定期回送列車
02 近年のダイヤ改正履歴  
不定期回送列車・試運転列車 「特別ダイヤ」ページ掲載
特別ダイヤ(特定日)
臨時ダイヤ(臨時/増発)

 

名城線・名港線のダイヤ・運行形態(基本)

 名城線・名港線の
 休日ダイヤは,令和2年(2020年)5月23日に改正されました.(ダイヤ番号/土休日268)
 平日ダイヤは,令和7年(2025年)9月29日に改正されました.(ダイヤ番号/平日269)

 

 基本運行形態と運行本数

 名城線・名港線は,
 
日本初の地下鉄環状運転を行う名城線と,
 金山から分岐して
名古屋港に向かう名港線から構成される,全長32.4kmの路線です.

 名城線(環状線)の方面表記は「左回り(counterclockwise)」「右回り(clockwise)」です.
 左回り(反時計回り)が下り列車となります.

 

 1日当たりの乗車人員が1万人を超える駅は,(R4時点で)10駅あり,このうち8駅が名城線の西側区間にあります.

 このため,名港線列車は金山折り返しではなく,名城線の大曽根までの乗入れを基本としています.
 名城線の西側区間では,環状運転列車と,名港線直通列車が交互に走ります.

 

 名城線西側(大曽根〜栄〜金山間)の運行本数は,平日241.5往復,休日は194.5往復です.
 名城線東側(ナゴヤドーム前矢田〜名古屋大学間)の運行本数は,平日132.5往復,休日は109.5往復です.
 名港線(金山〜名古屋港間)の運行本数は,平日136往復,休日は111往復です.


▲名城線・名港線の運行本数

▲大曽根行き・名城線左回り


▲名城線 環状運転列車 方向幕の例


▲名城線〜名港線直通列車 方向幕の例

 

 

 名城線・名港線 全線時刻表

 名城線・名港線の全線時刻表です.(車両運用表ページに掲載しているPDFと同じものです)
 データ作成協力/松尾さま,Tさま

 

 

 運行間隔(平日昼間/土休日昼間)

 昼間帯の利用者も多い名城線西側区間は,昭和42年(1967年)3月より,平日昼間は4分間隔で運行されてきました.
 経営健全化のため平成16年(2004年)10月改正以降は,平日・休日ともに5分間隔となりました.

 名城線東側区間と名港線は,その倍の10分間隔です.

運行間隔 東山線 名城線(西側) 名城線(東側)
名港線
鶴舞線 桜通線 上飯田線
平日昼間 5分 5分 10分 10分 10分 15分
土休日昼間 4分30秒 5分 10分 10分 10分 15分

 

 列車は,(1)環状運転列車と,(2)大曽根〜名古屋港間の列車が,それぞれ10分間隔で運行されます.


▲名城線(西側)の時刻表 左回り


▲名城線(西側)の時刻表 左回り列車と名古屋港行きがそれぞれ10分間隔で運行→合わせて5分間隔


▲名城線(東側)の時刻表 10分間隔で運行

 

 

 運行間隔(平日朝間・夕間ラッシュ時)

 名城線西側区間は,開業時より高頻度で運行されています.
 昭和42年(1967年)3月より,平日朝間ラッシュは3分間隔の高頻度で運行されてきました.
 平成6年(1994年)4月改正では,運転間隔が短縮され,2.5分間隔となりました.

 平成16年(2004年)10月改正では運転間隔が少し開き,2.5〜3分間隔となりました.
 令和2年(2020年)5月改正ではさらに運転間隔が少し開き,3〜3.5分間隔となりましたが,一部区間で混雑が激しくなってきたため,令和7年(2025年)9月改正で2.75〜3.5分間隔に見直されました.

 名城線東側区間と名港線は,その倍の6〜7分間隔です.

 夕方ラッシュ時もほぼ同程度です.

運行間隔 東山線 名城線(西側) 名城線(東側)
名港線
鶴舞線 桜通線 上飯田線
朝ラッシュ 2分5秒 2.75〜3.5分 6〜7.5分 4.5分 4分 8〜10分
夕ラッシュ 3分 3.5分 6〜8分 6分 6分 10分

 

 列車運行形態は,昼間とは異なります.
 昼間時間帯は,「環状運転」系統と「大曽根〜名古屋港」系統がそれぞれ運転されていました.

 朝・夕間ラッシュ時間帯は,完全な環状運転は止め,6の字運転を行います.
 これにより,車庫のある「ナゴヤドーム前矢田」「名古屋港」での出入庫をし易くすることで,朝夕の増減便を実現しています.


▲名城線(西側)の時刻表 3〜3.5分間隔


▲名城線(東側)の時刻表 6〜7分間隔
 ラッシュ時は6字運転/昼間は環状運転


▲名港線の時刻表 6〜7分間隔
 ラッシュ時は6字運転/昼間は大曽根止め

 

 

 早朝・深夜の運行形態(金山乗換)

 利用者の少ない早朝&夜間帯は,名城線と名港線で完全に系統分離されます.

 名城線は環状運転のみとなり,10分間隔で運行されます.

 名港線は線内折り返し運転のみとなり,10分間隔で運行されます.
 両線の列車は,金山駅で連絡します(乗り換えできます).


▲名港線の時刻表 21時以降は金山止め


▲早朝深夜の金山駅(下り)ホームの様子
 名城線左回り列車から名港線内列車に乗換可


▲早朝深夜の名城線内と名港線内の乗換案内表示の例

 

 

 始発列車/終電列車

 名城線・名港線の区間列車といえば,早朝夜間の名港線内列車ですが,それ以外にも名城線の始発列車及び終発列車において区間列車が設定されています.

 名城線の始発区間列車は,
 左回り・下り列車は,瑞穂運動場東発,新瑞橋発,大曽根発,ナゴヤドーム前矢田発が設定されています.
 右回り・上り列車は,金山発,瑞穂運動場東発,名古屋大学発,ナゴヤドーム前矢田発が設定されています.

 名城線の終発区間列車(途中止め)は,
 左回り・下り列車は,ナゴヤドーム前矢田行き,瑞穂運動場東行き,新瑞橋行きが設定されています.
 右回り・上り列車は,ナゴヤドーム前矢田行き,大曽根行き,金山行き,瑞穂運動場東行き,名古屋大学行きが設定されています.


▲始発列車の動き

▲最終列車の動き


▲最終列車の案内表示


▲左回り・右回りともに1本走る瑞穂運動場東行き

 

 

 出入庫列車

 名城線の大幸車庫はナゴヤドーム前矢田駅にあります.

 このため,早朝・朝間ラッシュ前・夕間ラッシュ前を中心にナゴヤドーム前矢田始発列車が設定されています.
 深夜・朝間ラッシュ後・夕間ラッシュ後には,ナゴヤドーム前矢田行の区間列車(途中止め)が設定されています.

 早朝深夜・平日ラッシュ時の運転系統は,前述の通り「6の字運転」を行うため,ナゴヤドーム前矢田駅において容易に出入庫できます.

 昼間時間帯は後述の定期回送列車を走らせることで,出入庫しています.

 名港線の名港工場(車庫)は終着駅の名古屋港駅にあるため,折返しのタイミングで出入庫しています.



▲大幸車庫への入庫のため運転されるナゴヤドーム前矢田行き


▲ナゴヤドーム前矢田行き(入庫)運行時間帯

 

 

 定期回送列車

 名城線では,上記出入庫のための定期回送列車が走ります.

 昼間時間帯の,「大曽根〜金山〜名港線名古屋港」系統の列車を出入庫させるため,大曽根駅での折返しを取り消し,大曽根〜ナゴヤドーム前矢田間の送り込み(出入庫)回送列車を走らせています.
 令和2年時点ダイヤでは,平日ダイヤ1往復,休日ダイヤ2往復が設定されています.

 名港線では,定期回送列車はありません.


▲出入庫のための定期回送列車のダイヤグラム

▲ナゴヤドーム前矢田駅にて離合する回送列車

 

 

 

近年のダイヤ改正履歴

 名城線・名港線のダイヤ改正履歴は次の通りです.
 (記載漏れがあるかもしれません)

開始日 平日の運転間隔(分) 事由,列車組成など上り
S40年10月15日 4 5 4 市役所〜栄町間開業・2両組成
S42年3月21日 3 4 3 3/30栄〜金山間開業・3両組成
S46年3月20日 3 4 3 3/29金山〜名古屋港間開業・4両組成
S46年12月9日 3 4 3 12/20大曽根〜市役所間開業
S49年3月30日 3 4 3 金山〜新瑞橋間開業・5両組成
(→H1年7月より6両組成)
H6年4月1日 2.5 4 3 朝間ラッシュ時の運転間隔短縮
H12年1月14日 2.5 4 3 1/19大曽根〜砂田橋間開業
H15年12月8日 2.5 4 3 12/13砂田橋〜名古屋大学間開業
H16年10月6日 2.5〜3 5 3〜3.5 環状運転開始(1週50分)
経営健全化のため昼間・夕間時間帯の削減
R2年5月23日 3〜3.5 5 3 可動式ホーム柵設置,ATO運転実施
環状運転(1週60分)
R7年9月29日 2.75〜3.5 5 3 朝間ラッシュ時の運転間隔短縮

 

 最近のダイヤ改正内容は次の通りです.

令和2年(2020年)5月23日 可動式ホーム柵設置,ATO運転実施

 (1)可動式ホーム柵の設置に伴い駅での停車時間にホーム柵の稼働に要する時間等を加えるとともに,等間隔で運転するための時間が必要なため,環状線1週の運転所要時間は, 50分〜52分から60分に変更.

 (2)最も混雑する平日の朝間ラッシュ時の大曽根〜栄〜金山間の運転間隔は,駅の停車時間が長くなることから,2.5分〜3.5分間隔から,3分〜3.5分間隔となる.
 (コロナ禍でのダイヤ改正ではあるが,コロナ禍を理由にした減便ではない.)

 (3)夕間ラッシュ時の大曽根〜栄〜金山間の運転間隔は,17時過ぎから20時前まで行っていた3.5分間隔での運転を16時20分過ぎから21時前までに拡大し,学生の帰宅時間帯及び20時台の混雑緩和を図る.

 (4)夜間の大曽根〜名古屋港間の直通運転の終了時刻を現行ダイヤの20時台から21時台に延長し,夜間の名港線の利便性を向上.

 

 

令和7年(2025年)9月29日 朝間ラッシュ運転間隔短縮

 平日朝間ラッシュの混雑緩和のためのダイヤ改正が行われました.

 【令和7年ダイヤ改正の概要】
  ・始発時刻および終発時刻の変更なし
  ・平日朝間ラッシュ時の運転間隔調整(次表の通り)
  ・平日その他区間・時間帯でもダイヤ見直しあり
  ・休日ダイヤは変更なし

時間帯 区間 旧ダイヤ
(R2.5)
新ダイヤ
(R7.9)
平日 朝間
(7:30〜8:30)
金山→栄→大曽根 3分〜3分30秒 2分45秒〜3分30秒
金山→本山→大曽根 6分〜8分 6分〜7分30秒

 一日当たりの運行本数及び最多運転編成数は変化ありません.

 

 

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