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 アルゼンチンの首都,ブエノスアイレス市には5路線総営業距離37Kmの地下鉄が走っています.

 運営は市営から民営に移管されており,その民営化一環として約500両保有する車両のうち,8割にあたる約400両の更新が進められました.そのうち半分は中古車で賄うことになっており,始めに営団丸の内線300・500・900各形131両が輸出されました.評判は上々で,この使用実績からさらなる日本の中古車の譲渡が要望され,名古屋市交通局の車両が候補に挙がりました.

 譲渡相手が国内の中小私鉄ではなく地下鉄のため,編成ごとにまとめて譲渡されました.
 第1陣は東山線311H・315H・317H・319Hと名城線1211Hの6両5編成計30両で,まず大阪車両工業にて改造整備が行われました.

【改造の主な内容】
 ・カルダン制御オールMからVVVF制御の 4M2Tに改造
 ・TcMM'の3両ユニット化しユニット連結面に簡易運転台取り付け
 ・集電靴からシングルアームパンタに取り替え

 以上のみで冷房化はされていません.また車内シートなども原型のようです.塗装は原色を踏破した濃い山吹色にブラックの帯が入ります.
 現地まで海運後,さらに整備され平成11年(1999年)3月からD線で運行されています.

 また第2陣として263H・267H・1205H・1213Hの6両4編成計24両が旅立ち,第3陣は333H・335H・337H・1207Hの6両4編成計24両,合計78両が遠く地球の反対側,海の向こうで活躍しています.

 

【参考リンク】

   METOROVIAS社

      旧東山線車両300形  旧名城線車両1200形

 

 

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