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 100周年記念事業のメインイベント「市営交通100年祭 100 YEARS FESTIVAL!!」を紹介します.
 その他イベントは
他イベント企画ページをご覧ください.

 

市営交通100年祭 メインイベント概要

 令和4年11月12日に開催された市営交通100周年メインイベントを紹介します.

 「市営交通100年祭 100 YEARS FESTIVAL!!」概要

 【イベント名称】
  市営交通100年祭メインイベント『100YEARS FESTIVAL!!』

 【開催日時】
  令和4年(2022年)11月12日(土) 10時〜17時
  (混雑緩和のため,主催者側が指定する時間に入場/10時台〜15時台)

 【実施場所】
  名古屋市中小企業振興会館(全館借り上げ)

 イベント会場は,定番の電車工場の一般公開形式ではなく,市の催事場で開催されました.
 ホールや展示場など全館・各フロアを活用し,
 「過去・現在・未来」をテーマにした,幅広い層に向けた内容となりました.

 

 事前応募制です.
 募集人数は10,000名で,応募多数の場合は抽選です.
 (結果,抽選は無かった模様.)
 来館できない方向けにオンライン配信も行われました.


▲イベント告知ポスター

【参加者募集の概要】
 募集期間/令和4年9月14日(水)〜10月17日(月)
 募集人数/合計10,000名
 募集区分/
  「午前入場」「午後入場」「どちらでも可」を選択
 応募方法/専用サイトもしくは往復はがき
 応募人数/1組につき4名まで
  (3歳以下は人数にカウントせず)
 入場料/無料

応募先専用サイト(https://100th-festival.jp)

 

 

 オンライン配信

 事前応募制で当日来館できない方もいるため,イベントの一部がオンライン配信されました.
 アーカイブ配信もあります.

  配信日時/11月12日 午前の部,午後の部(各1回)
  配信サービス/Locipo(ロキポ https://locipo.jp/
  アーカイブ配信/11月14日(月)から1年間を予定

 配信内容
  午前の部(11時から12時まで)
  ・イベント概要紹介
  ・交通局グッズ等紹介
  ・「未来の市バス・地下鉄」絵画作品入賞者 表彰式
  ・イベント会場リポート

  午後の部(14時から15時まで)
  ・新制服披露
  ・ハッチーステージ〜市営交通100年祭クイズ〜
  ・交通局職員による仕事紹介

 

 

市営交通100年祭 メインイベントMAP

 メインイベント会場となった中小企業振興会館のマップです.

 出入口は若宮大通沿いで,受付は吹上ホール手前に設置されました.
 10時台から15時台の1時間毎に分散入場するとはいえ,1回あたり千数百人が集まるため,隣接する吹上公園内に入場待機列が形成され,順次,受付まで案内誘導されました.

 受付の先がメイン会場の吹上ホールです.
 ホール内の階段経由で2階グッズエリアに出入りできます.
 3階〜9階は吹上ホールとは別棟のため,ロビーのEV経由で出入りです.


▲中小企業振興会館を若宮大通より望む

▲中小企業振興会館の出入口
 正面に進むとイベント受付あり
 左側の建物内はロビー


▲1階吹上ホール手前の受付の様子


▲3階以上は別棟EV経由

 

 以下,1階吹上ホールでの企画内容と,その他企画内容に分けて,当日の模様をレポートします.

 

 

1階 吹上ホール(中心イベントエリア)

 イベントの中心エリアは,1階「吹上ホール」です.

 市営交通の過去を振り返る「過去エリア」,交通局の現在の取り組みと職業体験を行う「現在エリア」,子ども達の絵を中心とした「未来エリア」の大型展示が設けられました.
 その周囲に関係団体エリアやステージが設けられました.


▲吹上ホール 各エリア配置図


▲吹上ホール内の様子


▲吹上ホール内の様子(出入口付近より)

 

 

 プロジェクションマッピング

 会場に入ってすぐのイントロダクションでは,
 「『つぎの100年に向かって、名古屋のまちと人をむすぶ市バスや地下鉄はどんな未来を描くのか。』をテーマに,夢がつまった未来の名古屋のまちを,大型イラストとプロジェクションマッピングで体感するコーナー」(交通局仕様書による)が設けられました.
 プロジェクションマッピングを用いた映像展示は,交通局としては初めてです.


▲ワクワクする100年後の名古屋を想像してみよう!

▲近年,プロジェクションマッピング技術が大規模かつ巧妙化する中で,比較的小規模な作品に仕上がった(想像していたよりショボかった)

 

 

 過去エリア

 過去エリアでは,パネル・資料展示のほか,改札バサミ体験が行われました.

 改札バサミ体験
  ・昔の駅改札口やバス車内で使っていたハサミで切符切りを体験

 レトロ資料展示
  ・大型パネル展示(市営交通100年の歴史年表)と歴史を伝える市電市バス地下鉄の部品類を展示
  ・過去の制服を展示

 市バス・地下鉄くるくるパネル
  ・古い写真パネルを回転させると解説が出てくる


▲改札バサミ体験の模擬改札口

▲切符切り体験用の記念乗車券


▲レトロ資料展示/名古屋市営交通のあゆみ


▲レトロ資料展示/ショーケース展示品
 (拡大画像あり)


▲レトロ資料展示/過去の写真等


▲レトロ資料展示/制服の歴史


▲市バスくるくるパネル


▲地下鉄くるくるパネル(拡大画像なし)

 

 

 現在エリア

 現在エリアでは,現在行なっている交通局の取り組み紹介,「謎解きイベント」PRブース,職業体験(市バス・地下鉄)コーナー,フォトエリアが設けられました.

 交通局の取り組み紹介
  ・100周年記念広告
  ・名古屋市営交通のこれから
  ・「謎解きイベント」PRブース

 フォトエリア
  ・市バス特大パネルの前で写真を撮ろう
  ・地下鉄特大パネルの前で写真を撮ろう

 職業体験コーナー
  ・市バス職業体験(車両整備体験,降車ボタン押し体験,運転士体験)
  ・地下鉄職業体験(車両整備体験,車両体験,運転士体験)


▲100周年記念広告コーナー

▲現在行なっている交通局の取り組み紹介コーナー


▲交通局の取り組み紹介/
 市バス車内事故ゼロをめざして


▲交通局の取り組み紹介/
 名古屋市営交通のこれから(拡大画像あり)


▲フォトエリア/市バス特大パネル
 屋外に実車があるためか,この場所で記念撮影する人は少なかった


▲フォトエリア/地下鉄特大パネル


▲市バス職業体験 3ブース


▲市バス職業体験/運転士体験


▲市バス職業体験/車両整備体験


▲市バス職業体験/降車ボタン押し体験


▲地下鉄職業体験 3ブース


▲地下鉄職業体験/一番人気の運転士体験
 黄電・5050形・N1000形運転台あり


▲地下鉄職業体験/車両体験(扉操作)


▲地下鉄職業体験/車両整備体験


▲職業体験プレゼント(帽子形バイザー)


▲職業体験は人気コンテンツにつき1人1回限りの抽選制

 

 

 未来エリア

 未来エリアでは,子ども達の絵画作品の展示や,フライングペイントが行われました.

 未来の市バス・地下鉄
  ・事前応募のあった子ども達の絵画作品を展示

 フライングペイント
  ・市バス地下鉄の塗り絵をスキャンすると,ぬり絵が画面上の未来のまちを走り出す
  ・未来の市バス・地下鉄(事前応募のあった絵画作品を展示)


▲未来エリア/市営交通100周年記念
 「未来の市バス・地下鉄」絵画作品展示

▲「夢や想いをいっぱいつめ込んで!交通局へのメッセージ」コーナー


▲メッセージを書いてくれた方に「スマホ・ペンスタンド」プレゼント


▲フライングペイント

 

 

 ステージエリア

 1階吹上ホールの最奥部にはステージエリアが設置されました.
 交通局職員による仕事紹介,ハッチーとのクイズなどが行われました.

 28年ぶりに一新する新制服も披露されました.
 新制服は青を基調とし,動きやすさや環境への配慮も重視されています.
 12月1日着用開始です.

 ステージ企画
  ・交通局職員による仕事紹介(全4回)
  ・イベント概要,グッズ紹介(全1回)
  ・絵画作品入賞者の表彰式(全1回)
  ・新制服の披露(全3回)
  ・ハッチーステージ(クイズなど)(全3回)


▲ステージエリア タイムスケジュール

▲交通局職員による仕事紹介ステージ


▲ハッチーステージ(◯×クイズ)


▲新制服の披露


▲新制服/冬用運輸制服


▲新制服/夏用運輸制服


▲新制服/技術制服(作業着)


▲新制服/ハッチーの衣装もリニューアル

 

 

 関係団体エリア

 交通局の他にも,市役所・鉄道・バス・観光関係の団体がブース出展しました.
 出展内容は多種多様で,自社グッズ販売・ガチャ抽選のほか,ノベルティ・パンフレット頒布などが行われました.

 関係団体エリア(出入口側)
  ・名古屋鉄道
  ・愛知高速交通(リニモ)
  ・名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)
  ・名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)
  ・名古屋交通開発機構

 関係団体エリア(奥側)
  ・名鉄バス
  ・三重交通
  ・国土交通省中部運輸局
  ・名古屋市観光文化交流局
  ・名古屋市上下水道局
  ・名古屋グランパスエイト


▲関係団体エリア(出入口側)その1
 名鉄,リニモ,あおなみ線

▲関係団体エリア(出入口側)その2
 開発機構2ブース,ゆとりーとライン


▲名古屋交通開発機構ブース
 鉄道模型ジオラマ運転体験
 コントローラーは5000形本物


▲ゆとりーとラインブース横のバッテリーカー
 会場の都合で展示のみだったが,自走できるとの事
 ガイド車輪機構も再現


▲関係団体エリア(奥側)
 グランパス,上下水道局,観文局,運輸局,三交,名鉄バス


▲関係団体エリア(奥側)
 三重交通(物販)と名鉄バス(抽選会)


▲名鉄バスブースにて頒布された,名鉄バス(94歳)からのメッセージカード


▲開発機構ブースにて頒布された黄電あめ&マナカあめ(飴)

 

 

 屋外/市バス展示エリア

 吹上ホール西側の搬出入ヤード(屋外)は,市バス車両の展示エリアです.
 市営交通100周年記念復刻デザイン「レトロカラーバス」7両と,市バス研修車1両が集められました.
 レトロカラーバスは翌13日より運行開始です.


▲レトロカラーバス12両の解説パネル
 詳細は
11/5お披露目会を参照

▲レトロカラー+研修車 計8両を展示


▲レトロカラーバス12両のうち,直営営業所の7両が集められた


▲研修車K-1号車

 

 

 その他


▲総合案内所と情報ボード

 会場内には総合インフォメーションが設置され,各エリアの混雑状況を表示しました.

 分散入場のため,午前中は各エリアとも空いていましたが,退場を促すアナウンスはあるものの,退場時間は強制ではないため,館内に人が徐々に滞留していき,12時〜15時頃は各エリアとも大賑わいでした.



▲スタンプ台とスタンプ用紙(ポストカード)

 

 吹上ホール内4箇所にスタンプ台が設置され,受付で配布されたスタンプ用紙に順次押してていくと,オリジナルポストカードが完成するスタンプラリーも行われました.



▲吹上ホール南側(屋外)のキッチンカー

 

 吹上ホール南側の業務用駐車場は,キッチンカーエリアとして,軽食が提供されました.

 隣接する吹上ホール内にも,広い飲食休憩スペースが用意されました.

 

 

1階〜9階 その他エリア

 1階吹上ホール以外の各エリアで実施された企画内容をレポートします.

 1階 コラボエリア

 1階の受付すぐ近く,旧食堂付近において,名古屋市営交通100周年と松浦商店創業100周年を記念したコラボ弁当が数量限定発売されました.
 松浦商店「とり御飯弁当」を基本に,オリジナル「ハッチーかまぼこ」など,名古屋や交通局にちなんだ具材を集めた弁当です.

 その他,PRパートナー企業のポスター等も(当初は旧食堂内に展示するも,誰も訪れないので通路脇に場所移動して)展示されました.


▲1階 コラボエリア

▲松浦商店とのコラボ弁当を発売


▲本日限定販売 ハッチーかまぼこ(限定品)など


▲旧食堂を解放 休憩スペース兼PRパートナーのポスターを掲出

 

 

 2階 交通局グッズエリア

 2階の第1ファッション展示場は,「交通局グッズエリア」として使用されました.

 一見すると広い会場ですが・・・
 5区分(5列)されており1箇所あたりの販売面積(接客人数)が限られること,商品点数が多く選ぶのに時間を要すること,係員が注文の都度バックヤードから品出しするなど,回転が悪く,15時入場の方が1列回ぶだけで閉場時間を迎えるなど,待ち時間が非常に長くなりました.

 分散入場への対応として,朝一番で全商品が提供されるのではなく,時間帯ごとに個数を決めて商品追加されました.


▲交通局グッズエリア会場図 5区分あり

▲イベント受付の際に買い物券を配布
 各列1回しか並べないよう工夫されていた


▲10時台の会場の様子
 スムーズに購入可


▲午後 混雑する会場の様子
 待ち時間が長く,買い回り困難


▲商品展示台と会計窓口(4箇所)
 

 

 A 特選品抽選申込
 人気商品の「全国バスコレ80都心ループバス(限定品)」と,「地下鉄廃車部品(黄電,3000形部品等20種類60点),「市バス局章(14点)」は,抽選販売されました.
 抽選申込は現地で行い,当選通知・商品受け取り・支払いは後日です.


▲黄電部品の例(100形・1200形前照灯)

▲銘板・号車板・放送装置など

 

 B 交通局オリジナルグッズ
 これまでに発売された交通局オリジナルグッズに加え,イベント当日発売開始の記念ドニチエコきっぷ(地下鉄駅でも購入可),イベント先行販売のキーホルダー(17日一般発売)等が販売されました.
 過去の売れ残り品も値下げ販売されました.


▲グッズコーナー商品メニュー
 

 

 C 市バス部品
 停留所表示器や降車ボタンなどバス車内備品や,全廃となった市バス方向幕,市バス停名板が販売されました.
 混乱を避けるため,方向幕と停名板は,購入者が希望の営業所やバス停名を選択できませんでした.


▲市バス部品メニュー

▲市バス部品の例

 

 D 地下鉄部品(手作り品)
 一番人気のコーナーです.(待ち時間も一番です.)
 例年にも増して,商品バリエーションが増えました.


▲地下鉄部品(手作り品)メニュー
 

 

 E 地下鉄部品
 車両名板,つり革,路線図,駅案内板などが販売されました.


▲地下鉄部品 メニュー

▲地下鉄部品の例

 

 

 3階 キッズエリア

 3階の第2ファッション展示場は,小さな子供も楽しめる体験エリアとして使用されました.

 キッズエリア
  ・ミニ電車の乗車体験(1回300円/乗車記念カード付き)
  ・ベビーランド・キッズランド(路線図デザインのプレイマットや木製ブロックおもちゃ)
  ・おやこ工作スペース(交通局オリジナルペーパークラフトを組み立て)


▲3階 キッズエリア全景
 手前はミニ電車(有料)

▲ミニ電車は市電1814号車

▲キッズエリア

▲巨大な路線図プレイマット

 

 

 7階 メインホール・百周年記念式典

 市営交通百周年記念式典

 7階のメインホールでは,10時頃より「市営交通百周年記念式典」が開催されました.
 (出席者は市関係者や関係交通機関など来賓,招待者80名のみ/一般客立入不可)

 (記念式典の画像はありません)

 式典では,新たに制作された交通局のロゴマークや制服が発表されました.
 新ロゴマークは,市立大大学院芸術工学研究科の森旬子教授が手がけました.
 三つの「人」の字を組み合わせて「交」を表し,人が支える交通システムと人のつながりで形づくられる街を表現しています.
 ロゴマークの詳細は
地下鉄トピックスページをご覧ください.

 12月より着用する新制服は,その後1階吹上ホール内のステージにおいて,一般来場者向けにお披露目されました.

 

 仕事見学映像放映・ビンゴ大会
 メインホールは,記念式典終了後の11時30分より一般解放されました.
 スクリーンを使った交通局の仕事見学映像放映や,交通局ノベルティが当たるビンゴ大会が開催されました.


▲7階メインホール
 一般解放後のビンゴ大会の様子

▲コミカルな動きを見せるハッチー


▲ステージでは新技術制服を着たハッチーが登場
 

 

 

 9階 ファミリーエリア

 9階の展望ホールでは,縁日のようなファミリー向け催事が行われました.

 ファミリーエリア
  ・市バス&地下鉄 絵合わせサイコロ
  ・空気砲で射的ゲーム
  ・マナーと環境を守って段ボーリング


▲9階展望ホール(ファミリーエリア)出入口

▲9階ファミリーエリア全景
 子供も遊べる3コーナーが設けられた


▲奥/段ボーリング
 右/空気砲で射的ゲーム
 


▲市バス&地下鉄 絵合わせサイコロ


▲段ボーリングのピン(的)

 

 

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 (C) まるはち交通センター製作委員会