名古屋市東区にある市バスの終点風景をご紹介します.
名古屋市東区 |
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東区は南西部の栄東地区(商業・オフィス地区)と北東部の大曽根・矢田地区(文教地区),その他閑静な住宅地の3つの顔が見える区です.
区南部を東山線と桜通線,北部を名城線と名鉄瀬戸線が横断し,JR中央線が縦断します.
区内には砂田橋回転場(1)があります.
廃止された終点として,旧大曽根バスターミナル,赤塚回転場,東新町,大幸団地があります.
その他,東区周辺部に栄,千種駅前,大曽根,茶屋ヶ坂といった終点がありますが,当ページ以外に掲載しています.
東区の市バス回転場(現役のもの) |
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東区に所在する市バスターミナルや回転場を紹介します.
系統:千種11 頻度:2本/h 施設:休憩所 駐車:2台
砂田橋交差点から北へ2ブロック先にある回転場です.
出庫時に幹線道路を横断する姿が特徴的です.
横の道路の高架上をガイドウェイバスが走っており,車内から回転場を見下ろすことができます.
かつては砂田橋を発着する路線数は多く,回転場も東西方向に長く,13台分もの駐車枠がある大型のものでした.
しかしながら地下鉄開業等にともなう路線再編により次第に立寄系統が減少し,最終的に駐車枠2台分のみに縮小されました.
余剰地は医療法人に売却されています.
当初の駐車枠は南北方向でしたが,平成22年6月にサイドブレーキを引き忘れたバスが動き出す事故発生を受けて,駐車枠が南北方向から東西方向へと変更されました.
令和2年度には詰所が建て替えられました.

▲砂田橋停と砂田橋回転場 |

▲かつての13台大型回転場時代(夜景) |

▲かつての回転場(13台→2台縮小後) |

▲事故後に駐車向きを変更 |

▲R2年に詰所建替(R3現在の様子) |

▲駐車枠は東西方向 かつての南北方向時代の車止めも残る |

▲R2年に建替られた詰所・トイレ |

▲幹線道路の反対車線より望む |

▲回転場を出庫した千種11号系統 |

▲細道から顔をだす |

▲タイミングを見計らって右折する |

▲幹線道路を横断する市バス車両 |
東区の市バス回転場(閉鎖されたもの) |
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最近まで東区に存在した回転場・起終点を紹介します.
系統:名駅16 頻度:2本/h 施設:なし 駐車:なし
広小路通に設置された栄停留所を発車した名駅16号系統は,そのまま直進(西進)します.
東新町交差点を左折,さらに次の交差点で左折し錦通に入ります.
錦通沿いに東新町停留所の降車停と乗車停が縦に並んでおり,降車停で降車扱いしたバスはそのまま発車時間まで待機していました.
現在の名駅16号系統は終点のないループ運行となっており,当降車専用停は休止されています.

▲名駅16号系統運行ルート |

▲降車停で折り返し待機中 |
UR大幸団地の一角にある非常にコンパクトな回転場でした.
交差点角のスペースを生かした通り抜け形で,駐車スペースは小型専用1台を含む4台分ありました.
右下の画像のうち,左に見える建物は団地の防災倉庫です.その奥に職員用トイレがありました.
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▲出口側より見た大幸団地回転場 |
現在は駅の西側(北区)に交通広場が設けられた大曽根駅には,かつて駅の東側(東区)にバスターミナルがありました.
しかしガイドウェイバス建設に伴い閉鎖され,交通広場完成までの間は路上回転を行っていました.
    
▲路上回転5パターン(左から東行き,西行き,北行き,南行き,名鉄バス) |
上の大曽根駅路上回転の補完施設として,大曽根駅から国道19号沿いに約1.5kmの場所に臨時回転場が用意されました.
主に大曽根駅から東へ向かう路線がここで折返したり,時間調整を行いました. |

▲出口側より いびつな形をしている |

▲入口側 通り抜け形の回転場 |
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