1号線(東山線) 6両組成×23編成=138両(最大在籍数) 配置:藤が丘工場
5100-5200-5300-5400-5500-5600
電気:第3軌条600V 軌間:1435mm(標準軌) 車長:15m(小型)
東山線5000形 ラストランの記録 |
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昭和55年(1980年)7月1日より営業運転を開始した5000形車両は,平成27年(2015年)8月30日をもって全車引退しました.
当ページでは,5000形最後の1編成となった5114編成の,ラストランまでの3ヶ月間を中心に特集します.
最終編成5114H 記念装飾前の姿(H27.6月中旬〜7.13) |
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平成27年(2015年) 6月中旬の車体側扉横の広告撤去から,7月13日の引退記念装飾前日までの5114編成の走行風景を紹介します.

▲中村公園駅 |

▲本陣駅進入 ホーム柵基礎工事中 |

▲栄駅(画像提供:ρさま) |

▲一社駅 |

▲一社駅 |

▲地上駅の上社駅より一社方 |

▲一社〜上社間(画像提供:ρさま) |

▲上社〜本郷(画像提供:ρさま) |

▲上社〜本郷(画像提供:ρさま) |

▲本郷駅:上社方 |

▲本郷駅:上社方(画像提供:ρさま) |

▲本郷駅:藤が丘方(画像提供:ρさま) |

▲引上線より藤が丘駅に入線する |

▲藤が丘駅2番ホーム停車中 |

▲藤が丘駅を発車 |

▲車両製造銘板 昭和59年日立製 |
7月13日朝からは,5000形引退のきっかけとなった可動式ホーム柵(高畑駅2番線に先行して設置:未可動)と,5114編成の組み合わせも見る事ができました.

▲高畑駅2番ホームに設置された可動式ホーム柵 |

▲可動式ホーム柵と5000形 |
最終編成5114H 引退記念装飾(H27.7.14〜H27.8.28) |
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7月14日より,引退記念装飾が施されました.
車両前面・側面をステッカーで装飾し,車内にはポスターが掲出されました.

▲本陣駅1番ホーム |

▲本陣駅2番ホーム |

▲星ヶ丘駅停車中 |

▲上社駅:一社方 |

▲上社駅:藤が丘方より下り列車 |

▲上社駅:藤が丘方より上り列車 |

▲本郷駅:上社方 |

▲藤が丘駅停車中の高畑行き |

▲藤が丘駅:引上線方 |
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▲藤が丘駅:車庫からの出庫線で待機 |

▲藤が丘駅:夕方ラッシュ運用に向け本線合流する |

▲車体正面の装飾ステッカー |

▲車体側面の装飾ステッカー |

▲車内扉上に掲出されたポスター(7月版) |

▲特別列車参加者募集ポスター(7月版) |

▲車内扉上に掲出されたポスター(8月版) |

▲特別列車参加者募集ポスター(8月版) |
昭和55年(1980年)7月1日より営業運転を開始した5000形は,35年間東山線を走り続け,平成27年(2015年)8月28日をもって定期運用から離脱しました.
最終編成5114H ラストランイベント(H27.8.30) |
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平成27年(2015年) 8月30日に5000形車両引退記念イベントとして,特別列車の運行とグッズ販売が行われました.
5000形車両ラストランとして,高畑車庫→高畑駅→藤が丘駅間で特別列車が運行されました.
参加者は事前応募制で,2,703人の中から抽選で選ばれた120人が参加しました.
高畑車庫内で記念式典を行い,藤が丘駅までノンストップで運行,車内ではクイズ等が行われました.

▲イベント会場の高畑車庫入口 5000形停車中 (画像提供 dokaiさま) |

▲高畑車庫留置中の5114編成 |

▲28日の最終運用後に高畑車庫に入庫
29日は終日留置でイベント準備作業が行われました |

▲貫通扉にヘッドマークを掲出 前後とも同一デザイン |

▲30日イベント当日 出発準備中の装飾5114編成 (画像提供 dokaiさま) |
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▲引退記念式典の様子 局長あいさつ (画像提供 dokaiさま) |

▲ラストラン運転士・車掌への花束贈呈 (画像提供 dokaiさま) |

▲イベント会場展示品(旧制服と銘板) (画像提供 dokaiさま) |
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▲10時 出庫し,ホーム柵が設置された高畑駅へ (画像提供:TBCNMさま) |

▲高畑駅停車中 乗務員室には花束も (画像提供:TBCNMさま) |

▲一旦奥の留置線へ待避 折返し定期列車発車後に本線へ |

▲特別列車限定ヘッドマーク 「35年間ありがとう」 |

▲車内装飾(中吊り×複数種類) (画像提供 dokaiさま) |

▲「これからも皆さまの心の中で走り続けます」 (画像提供 dokaiさま) |

▲上社駅に進入する特別列車 (画像提供 ρさま) |

▲本郷駅を通過する特別列車 地上駅では多数のファンが出迎えた |

▲本郷から藤が丘まで,最後の1駅間を力走する |
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▲35年間の終着駅 藤が丘駅に到着 |

▲大勢のファンに見送られて 拍手の中,藤が丘駅を後にする |

▲藤が丘工場へ続く線路を降りて行く5114編成 (画像提供 dokaiさま) |

▲藤が丘工場入庫後は一旦4番線に留置 その後,他の廃車車両が待つ車庫の東端へ移動されました |
一般参加者も参加できるイベントとして,藤が丘駅前でグッズ等の販売が行われました.
特別列車の乗客には乗車証と記念冊子(非売品)が配布されました.

▲藤が丘駅グッズ販売会場の様子 |
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▲グッズ販売お品書き1 (引退記念グッズやチャージ券セット) |

▲グッズ販売お品書き2 (引退記念グッズ+その他グッズも) |

▲当日限定発売の引退記念グッズ3点 |

▲マナカチャージ券のおまけ生写真 |

▲特別列車参加者への配布記念品 (画像提供 dokaiさま) |
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最終編成5114H その後(H27.8.31以降) |
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平成27年(2015年)8月の引退記念イベントの後は,藤が丘工場の一番奥の留置線が終の住処となりました.
数ヶ月に1度の頻度で,機器保全のため,車庫内を走行する風景を見る事ができました.
平成29年(2017年)11月開催の「地下鉄開業60周年記念イベント」では,藤が丘工場がイベント会場となりました.
展示物の一つとして,5114編成の一部車両が公開・展示されました.

▲イベント会場となった藤が丘工場内にて展示された5000形車両ラストラン5114編成のうち4両を展示 ラストランイベントでは使用されていない(写真撮影用に使用された)ヘッドマークを掲出 |

▲検車工場内には5114編成の片割れ2両が留置されており,連結面を観察することができた |
引退から約7年後の,令和4年(2022年)5月〜6月に,藤が丘工場内で解体・搬出作業が行われました.
これにて国内から5000形車両が消滅しました.

▲2両ごとに分割され車庫内を移動する |

▲牽引される5114号車と5214号車 |

▲廃車作業場に押し込まれる |

▲2両ごと分解作業 |

▲作業場にて |

▲前面扉・内装等撤去済みの先頭車 |

▲車体切断待ちの車両とトラックに載せられた切断後の車体 |

▲2両を各2分割し,計4台で搬出 |

▲廃車体を載せ藤が丘工場を出発する |

▲スクラップ工場へ向かう5514号車 |

▲引退記念装飾ステッカーは掲出されたまま搬出された |

▲運搬される5614号車 |
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令和4年(2022年)8月に,トミーテックよりNゲージ模型化(鉄道コレクション)される予定です.
詳細は トミーテックウェブサイト(PDF)
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