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 高速度鉄道第3号線(上小田井〜赤池間)  駅数:全20駅   営業キロ20.4km
 所要時間40分   ATCツーマン運転   20m車×6両組成   ラインカラー:
青色

seq 目次
01 ダイヤ・運行形態(基本) 基本運行形態と運行本数
運行間隔(平日昼間/土休日昼間)
運行間隔(平日朝・夕ラッシュ時)
始発列車/終電列車/入庫列車
定期回送列車
名鉄線内急行運転
02 近年のダイヤ改正履歴  
不定期回送列車・試運転列車 「特別ダイヤ」ページ掲載
特別ダイヤ(特定日)
臨時ダイヤ(臨時/増発)

 

鶴舞線のダイヤ・運行形態(基本)

 鶴舞線の現行ダイヤについて解説しています.

 基本運行形態と運行本数

 鶴舞線の起点は上小田井です.

 列車は,地下鉄線内は上小田井〜赤池間の全線通し運転を基本としています.
 浄心〜八事間の運行本数は,平日149往復,休日は114往復です.

 これに加え,名鉄犬山線と名鉄豊田線への相互直通列車があります.
 犬山線直通列車は,基本的に朝間・夕間ラッシュ時のみの運行で,朝間は主に犬山行きと岩倉行きが運転されます.夕間は主に岩倉行きが運転されます.
 豊田線直通列車は,本数が多く,全列車が豊田市発着です.


▲上小田井駅での相直列車乗務員交代


▲地下鉄線内を走る名鉄車


▲名鉄線内を走る市交車

 

 

 運行間隔(平日昼間/土休日昼間)

 以前は,昼間は6分間隔で運行されていました.
 平成15年(2003年)の改正で昼間帯の運行本数削減が行われ,平日7.5分間隔,休日10分間隔となりました.
 令和6年(2024年)の改正でさらなる運行本数削減が行われ,平日も10分間隔となりました.

運行間隔 東山線 名城線(西側) 名城線(東側)
名港線
鶴舞線 桜通線 上飯田線
平日昼間 6分 5分 10分 10分 10分 15分
土休日昼間 5分 5分 10分 10分 10分 15分

 

 右図は,昼間1時間の運転パターンです.

 鶴舞線が時間6本(10分間隔)の運転で,名鉄豊田線直通が4本(15分間隔)のため,名鉄豊田線直通の半数は赤池駅と豊田線内での時間調整が発生します.

 昼間帯の名鉄犬山線乗入れはありません.


▲下り/赤池・豊田市方面の時刻表

▲同左 昼間時間帯(毎時6本)
 豊田市行き×4本,赤池行き×2本


▲上り/上小田井・犬山方面の時刻表

▲同左 昼間時間帯(毎時6本)
 全て上小田井行き

 

 

 運行間隔(平日朝間・夕間ラッシュ時)

 平日朝間ラッシュ時は,最短4.5分間隔で運行されます.
 (令和6年改正以前は,最短4分間隔でした)

 平日夕間ラッシュ時は,最短6分間隔で運行されます.
 (令和6年改正以前は,最短5分間隔でした)

 東山線や名城線と比べると運転本数は少ないですが,1列車あたりの定員が多いため,遜色のない輸送力を確保しています.

 

 車庫(日進工場)が赤池駅にあるため,ラッシュ帯(増便)は赤池発上り列車から始まり,赤池行き下り列車で終わります.

 

 朝間・夕間ラッシュ時間帯は,名鉄豊田線だけでなく,名鉄犬山線とも相互直通運転を行います.
 犬山〜地下鉄経由〜豊田市間を走り抜く長距離列車もあります.
 また,名鉄犬山線内において急行運転を行う列車もあります.(後述)

運行間隔 東山線 名城線(西側) 名城線(東側)
名港線
鶴舞線 桜通線 上飯田線
朝ラッシュ 2分10秒 3〜3.5分 5〜7分 4.5分 4分 8〜10分
夕ラッシュ 3分 3.5分 6〜7分 6分 6分 10分


▲朝間ラッシュ帯の時刻表
 (下り/赤池・豊田市方面)

▲朝間ラッシュ帯の時刻表
 (上り/上小田井・犬山方面)


▲夕間ラッシュ帯の時刻表
 (下り/赤池・豊田市方面)


▲夕間ラッシュ帯の時刻表
 (上り/上小田井・犬山方面)


▲下り列車 発車案内
 赤池行きと豊田市行きが交互に走る
 

 

 

 終電列車/始発列車

 地下鉄鶴舞線の最終区間列車は,下り列車は上小田井発八事行きが運転されます.
 上り列車は豊田市発(土日休は赤池発)浄心行きが運転されます.

 中間駅の夜間列車留置は,浄心駅1本,八事駅1本です.

 始発区間列車は,下り列車はありません(後述の定期回送列車となるため).
 上り列車のみ八事発上小田井方面(岩倉行)が運転されます.

 

 これら終電・始発を除き,日中に中間駅(浄心・八事)を起終点とする区間運転列車はありません.


(画像準備中)
▲最終列車

 

 

 定期回送列車

 定期回送列車は,前日の浄心行き最終列車が,翌朝上小田井まで回送されます.

 【平日・土休日共通回送ダイヤ】
  (3記号)浄心5:45発→上小田井5:50分頃着

 上小田井駅に到着後は,平日は名鉄犬山線普通列車(上小田井5:53発岩倉行き)となります.
 土休日は,折り返し地下鉄鶴舞線列車(上小田井6:03発豊田市行き)となります.


▲早朝の定期回送列車(浄心発→上小田井行き)

 

 

 名鉄犬山線(乗入れ先)における急行運転

 鶴舞線では,名鉄犬山線及び名鉄豊田線と相互直通運転を行なっています.
 このうち名鉄犬山線では,平日朝間ラッシュ時間帯において,名鉄線内のみ急行運転を行う列車が設定されています.

 令和6年4月現在,上り列車4本のみの運転です.

 詳細はトピックスにて紹介しています.


▲平成17年当時の名鉄犬山線時刻表
 画像出典「名鉄時刻表Vol.20」を一部加工


▲上小田井駅で普通→急行に種別変更


▲駅の案内表示

 

 

 

近年のダイヤ改正履歴

 鶴舞線のダイヤ改正履歴は次の通りです.

開始日 平日の運転間隔(分) 事由,列車組成など上り
S52年3月18日 5 7 5 伏見〜八事間開業,4両組成
S53年9月25日 5 7 5 八事〜赤池間開業(10/1)
八事行・赤池行=1:1
S54年7月29日 5 7 5 名鉄豊田線相互直通運転開始
八事行・赤池行・豊田市行=1:1
S56年11月20日 5 6〜7 5 伏見〜浄心間開業(11/27)
基本的に全列車赤池直通
S59年9月1日 4 6〜7 4 庄内緑地公園〜浄心間開業(9/6)
H5年8月12日 4 6.5〜7 4 上小田井〜庄内緑地公園間開業
名鉄犬山線相互直通運転開始
6両組成化
H6年3月30日 4 6.5〜7 4 上小田井駅折り返し線使用開始
基本的に全列車上小田井〜赤池直通運転
H8年4月8日 4 6 4 昼間6分間隔化
H15年3月27日 4 7.5 5 昼間・夕間時間帯削減
R6年3月16日 4.5 10 6 全時間帯削減・ホーム柵対応

 

昭和52年(1977年)3月18日 鶴舞線開業

 鶴舞線第一期区間,伏見〜八事間が開業しました.
 開業当初は4両組成で,朝夕5分間隔,昼7分間隔でした.

 

昭和53年(1978年)9月25日 八事〜赤池間延伸

 鶴舞線第二期区間,八事〜赤池間が同年10月1日に開業しました.

 伏見〜八事間の列車と伏見〜赤池間の列車が1:1の割合で運転されました.
 (朝の運転回数のおおむねの比率)

 

昭和54年(1979年)7月29日 名鉄豊田線相互直通運転開始

 名鉄豊田新線が開業し,同日より鶴舞線との相互直通運転が開始されました.

 伏見〜八事,伏見〜赤池,伏見〜豊田市の列車が1:1:1の割合で運転されました.
 (朝の運転回数のおおむねの比率)

 

昭和56年(1981年)11月20日 伏見〜浄心間開業

 鶴舞線第三期区間,浄心〜伏見間が同年11月27日に開業しました.
 八事折返しをやめ,基本的に全列車赤池直通運転となりました.

 

昭和59年(1984年)9月1日 庄内緑地公園〜浄心間開業

 鶴舞線第四期区間,庄内緑地公園〜浄心間が同年9月6日に開業しました.
 朝夕の運転間隔が,5分から4分に増発されました.

 

平成5年(1993年)8月12日 上小田井〜庄内緑地公園間開業

 鶴舞線第五期区間,上小田井〜庄内緑地公園間が開業し,鶴舞線は全線開通を迎えました.
 名鉄上小田井駅に乗り入れ,同日より名鉄犬山線との相互直通運転を開始しました.
 ただし,上小田井駅の留置線(折返線)が未整備だったため,上小田井には犬山線直通列車のみ乗り入れ,鶴舞線内列車は引き続き庄内緑地公園発着で運転されました.

 この開業に合わせて3050形がデビューし,6両組成化されました.

 

平成6年(1994年)3月30日 上小田井駅折り返し線使用開始

 上小田井駅折り返し線が完成し,使用開始しました.
 基本的に全列車上小田井〜赤池直通運転となりました.

 

平成8年(1996年)4月8日 昼間増発

 昼間時間帯の運転間隔が,6.5〜7分から6分に増発されました.

 

平成15年(2003年)3月30日 終車時刻延長・ダイヤ大幅削減

 他路線より早かった終車時刻を30分繰り下げ,他路線と同じく24時30分までとなりました.

 市営交通事業中期経営健全化計画に基づき,昼間・夕間時間帯のダイヤが削減されました.

時間帯 運行間隔(平日) 運行間隔(土休日)
昼間 6分→7.5分 6分→10分
夕間 4分→5分

 

平成17年(2005年)以降 名鉄犬山線内急行運転

 平成17年(2005年)1月29日名鉄ダイヤ改正において,平日朝に1本のみ,上小田井駅から先の犬山線内において急行運転を行う列車が設定されました.
 以降,平成19年(2007年)6月30日ダイヤ改正,平成23年(2011年)3月26日ダイヤ改正にて増便されています.

 詳細はトピックスにて紹介しています.

 

 以下,ダイヤ改正に加え,ダイヤ改正を伴わない運用変更も記載しています.

平成29年(2017年)6月17日 名鉄線内運用変更

 鶴舞線,名鉄線ともにダイヤに変更はありません.
 名鉄犬山線内の車両運用変更に伴い,相直列車(名鉄車)の運用変更がありました.
 (岩倉〜布袋間の回送を平日2往復,休日1往復追加)

 

令和2年(2020年)5月23日 名鉄線内運用変更

 鶴舞線,名鉄線ともにダイヤに変更はありません.
 名鉄犬山線内の車両運用変更に伴い,相直列車(名鉄車)の運用変更がありました.
 (平成29年に設定した,岩倉〜布袋間の回送を取りやめ→元通り岩倉折返しに変更)

 

令和5年(2023年)3月18日 名鉄線内運用変更

 名鉄各路線において,減便ダイヤ改正が行われました.
 鶴舞線ダイヤに変更はありません.名鉄線相直列車については,時刻修正程度です.

 名鉄犬山線ダイヤ改正に伴い,相直列車(地下鉄車)の運用変更がありました.
 (岩倉〜布袋〜柏森間の回送区間を→岩倉〜布袋間の回送に変更/土休日AM2本)

 

令和6年(2024年)3月16日 鶴舞線・名鉄線ダイヤ改正

 新型コロナウィルス感染症流行拡大前の状況を前提としたダイヤから,新しい生活様式の影響等による利用動向の変化(客足が戻らない現状)に対応したダイヤに減便されました.
 あわせて,令和6年10月頃から順次稼働する可動式ホーム柵設置に向け,所要時分も増加しています.

【可動式ホーム柵対応】
  稼働柵の開閉時間+余裕時間
  鶴舞線内(上小田井駅〜赤池駅)の運転所要時分を37分から40分へ変更

【鶴舞線内ダイヤ削減】
 平日ダイヤでは,全時間帯のダイヤが削減されました.
 朝間ラッシュ時間帯の運転間隔は,4分から4分30秒に変更.
 昼間時間帯の運転間隔は,7.5分間隔(毎時8本)から,土日休日と同じ10分間隔(毎時6本)に変更.
 夕間時間帯の運転間隔は, 5分から6分に変更.

 これらにより,平日の運行本数は42本減少.
 (運転本数:170往復→149往復)

 土休日ダイヤでは,朝間時間帯の運転間隔が6分から7分半に変更.
 昼間以降の運転間隔は,10分間隔(毎時6本)から変更なし.

 これらにより,土休日の鶴舞線内の運行本数は4本減少
 (運転本数:116往復→114往復)

鶴舞線内運行間隔 改正前 3/16改正後
平日 朝間 4分 4分半
昼間 7分半 10分
夕間 5分 6分
土休日 朝間 6分 7分半
昼夕間 10分 10分

 

 地下鉄鶴舞線から名鉄豊田線への相互直通列車は変更なし.

 

【名鉄犬山線相互直通列車削減】
 利用者が大幅に少ない地下鉄鶴舞線から名鉄犬山線への直通列車は大幅削減されました.
 平日ダイヤでは,10〜16時台の岩倉駅発着(1本/h)と, 21時台以降の柏森駅発着(2本/h)が一部を除き運転取りやめ.
 平日17〜20時台の柏森駅発着(2本/h)は,岩倉駅発着に運転区間が短縮.
 平日の犬山線直通列車は、合計で運転取りやめ27本,運転区間短縮16本.

 土休日ダイヤでは,10時台以降の岩倉駅発着(2本/h)が一部を除き運転取りやめ.
 土休日の犬山線直通列車は、合計で運転取りやめ48本.

名鉄犬山線相直本数 改正前 3/16改正後
平日 10〜16時台 上小田井〜岩倉
1本/h
運転取りやめ
17〜20時台 上小田井〜柏森
2本/h
上小田井〜岩倉
2本/h
21時台以降 上小田井〜柏森
2本/h
一部を除き
運転取りやめ
土休日 10時台以降 上小田井〜岩倉
2本/h
一部を除き
運転取りやめ

  ※平日朝の犬山線内種別変更(急行)列車は5本→4本
  ※柏森行き消滅

 

 

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