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名古屋市営地下鉄の車両について,路線ごとの違いを簡単に紹介します.
地下鉄車両の路線と車両仕様の概要 |
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昭和32年に開業した名古屋の地下鉄路線網は順次路線を延長し,現在では6路線,営業キロ93.3kmを有しています.
路線長と車両数は全国の地下鉄で4番目の規模です.
車両は,独立した路線である「標準軌・第三軌条・小型車両」仕様の東山線,名城・名港線グループと,他路線との乗入れ路線である「狭軌・架空電車線・大型車両」仕様の鶴舞線,桜通線,上飯田線グループに大別することができます.
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路線名 |
東山線 |
名城線 名港線 |
鶴舞線 |
桜通線 |
上飯田線 |
正式名称 |
第1号線 |
第2号線 第4号線 |
第3号線 |
第6号線 |
上飯田線 |
軌 間 |
標準軌1,435mm |
狭軌1,067mm |
集電方式 |
第三軌条 DC600V |
架空電車線 DC1,500V |
車両最大寸法 |
小型車両 (全長15m58/全幅2m548) |
大型車両
(全長20m/全幅2m746) |
組成両数 |
6両 |
6両 |
6両 |
5両 |
4両 |
車両検査 |
藤が丘工場 |
名港工場 |
日進工場 |
名鉄委託 |
相互直通 |
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— |
名鉄犬山線 名鉄豊田線 |
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名鉄小牧線 |
車両世代ごとの車両形式は次の通りです.
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路線名 |
東山線 |
名城線 名港線 |
鶴舞線 |
桜通線 |
上飯田線 |
第1世代 (S32〜) |
 黄電グループ |
 黄電グループ |
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第2世代 (S52〜) |
 5000形 |
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 3000形 |
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第3世代 (H1〜) |
 5050形 |
 2000形 |
 3050形 |
 6000形 |
 7000形 |
第4世代 (H19〜) |
 N1000形 |
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 N3000形 |
 6050形 |
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第5世代 (R10〜) |
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 新型車両 |
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 新型車両 |
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<凡例> 灰色背景は引退済みの車両形式です.
画像ギャラリー |
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路線ごとの違いを画像にて紹介します.
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▲東山線「標準軌1,435mm・第三軌条」 |

▲鶴舞線「狭軌1,067mm・架空電車線」 |
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▲名城線「小型車両(全長15m級/3扉)」 |

▲桜通線「大型車両(全長20m級/4扉)」 |
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▲第三軌条(サードレールと集電靴)の例 |

▲架線(電車線)とパンタグラフの例 |
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