高速度鉄道第6号線(太閤通〜徳重間) 駅数:全21駅 営業キロ19.1km
所要時間37.5分 ATOワンマン自動運転 20m車×5両組成 ラインカラー:赤色
seq |
目次 |
01 |
桜通線の運転方式 |
桜通線の車両 |
線路(軌道・電車線) |
運転方式(ATO自動運転) |
ワンマン運転支援設備 |
02 |
桜通線の運転時分 |
営業キロと駅数 |
運転時分 |
03 |
桜通線の保安装置 |
信号設備(ATC) |
通信設備(列車無線等) |
桜通線の運転方式 |
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平成元年(1989年)に開業した桜通線は,平成23年(2011年)の徳重車庫開設までの間は沿線に車両基地を建設せず,鶴舞線沿線の日進工場で車両点検を行っていました(現在も全般検査等は日進工場にて実施).
このため,鶴舞線を回送運行する必要があり,車両も施設も鶴舞線と同様の規格となっています.
前述の通り,車両寸法,軌間1,067mm(狭軌),直流1500V架空線式などは鶴舞線同じです.
車体長も20mの大型車体です.
上飯田線を除く他路線が6両組成となっているのに対し,需要が比較的少ない桜通線は5両組成となっています.
最大の特徴は運転席の位置です. 全駅島式ホームにつき,進行方向の右側(ホーム側)に運転席が設置されています.
運行間隔 |
東山線 |
名城線 |
鶴舞線 |
桜通線 |
上飯田線 |
車両組成 |
15m車6両 |
15m車6両 |
20m車6両 |
20m車5両 |
20m車4両 |
在籍編成数 |
48編成 |
36編成 |
25編成 |
24編成 |
2編成 |
軌 間 |
1,435mm |
1,435mm |
1,067mm |
1,067mm |
1,067mm |
電気方式 |
第三軌条 DC600V |
第三軌条 DC600V |
架空線 DC1500V |
架空線 DC1500V |
架空線 DC1500V |
運転台 |
左側 |
左側 |
左側 |
右側 |
左側 |
6000形は桜通線開業に合わせて製造された車両です.
開業当初は4両組成×13本が在籍していました.平成6年の野並延伸前に4両→5両組成化と5両組成×7本の製造が行われ,現在でも20本が桜通線の主役として活躍します.
6050形は平成23年の徳重延伸前に5両組成×4本が製造されました.
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形式名 |
編成数 車両数 |
製造年 |
車両紹介 ページ |
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6000形 |
20編成 100両 |
S62〜 H5 |
車両紹介 |
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6050形 |
4編成 20両 |
H21〜 H22 |
車両紹介 |
桜通線は,JR東海の在来線,名古屋鉄道と同じ線路規格の,軌間1,067mm(狭軌),直流1500V架空線式です.
(詳細は後日執筆)
桜通線は,ATO 運転によるワンマン運転を行っています.
ATO(自動列車運転装置)は,運転士が出発ボタンを押すと列車が自動的に出発し,ATC信号の制限速度内で,路線に最適な走行パターンにより出発から加速・減速・停止までの自動制御を行い,次駅まで安全かつ正確に運行するシステムのことです.
桜通線では,平成6年1月16日よりATO運転を開始しました.
開業当初は車掌が乗務するツーマン運転を行っていましたが,平成6年3月の野並延伸開業に先立つ1月16日よりATO運転を開始し,2月1日より運転士による扉扱いを開始し,2月16日からワンマン運転(車掌非乗務)を開始しました.
現在も運転士1人乗務のワンマン運転が継続されています.
運行間隔 |
東山線 |
名城線 |
鶴舞線 |
桜通線 |
上飯田線 |
運転方式 |
自動運転(ATO) |
自動運転(ATO) |
手動運転 |
自動運転(ATO) |
手動運転 |
運転体制 |
ワンマン |
ワンマン |
ツーマン |
ワンマン |
ワンマン |
桜通線の運転時分 |
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記事執筆中.
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桜通線の保安装置 |
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記事執筆中.
桜通線の信号設備は鶴舞線と同様のものが設置されています.
4種類の周波数を使用するATC信号波(信号キザミは00,0,25,40,55,75km/h)や,列車検知波による軌道回路を採用したATC装置等です.
そのほかにも第1種連動装置,G形電気転てつ機,CTC 装置,PTC装置も,鶴舞線と同様の方式が採用されました.
路線名 |
ATC導入年 |
ブレーキ制御方式 |
列車検知 |
主現示変化 |
東山線 |
H16(2004)年 |
一段ブレーキ式 |
TD専用 |
65→45→0 |
名城・名港線 |
S40(1965)年 |
多段ブレーキ式 |
ATC共用 |
65→40→0 |
鶴舞線 |
S52(1977)年 |
75→55→0 |
桜通線 |
H1(1989)年 |
上飯田線 |
H15(2003)年 |
これら信号設備に加え,平成6年のATOワンマン運転開始にあたり,ATO地上子が設置されました.
平成23年の可動式ホーム柵の運用開始にあたり,DCU装置が設置されました.
列車無線は,他路線と同じく誘導無線電話です.設置方法は鶴舞線と同じです.
・誘導線はトンネル側面上部に設置
・先頭車両の天井部に送信用・受信用アンテナ各1基搭載
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