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 高速度鉄道6号線(桜通線)  5両組成×19編成=95両在籍  配置:日進工場
 編成:6100-6200-6300-6700-6800
 電気:架空線式DC1500V  軌間:1067mm(狭軌)  車長:20m(大型)

台車・走行機器

 6000形の台車等走行機器を紹介します.

←徳重 中村区役所→
形 式 6100形 6200形 6300形 6700形 6800形
車 種 Mc制御電動車 T1付随車 M'電動車 M電動車 Tc制御車
連 結 器 先頭車:自動密着連結器,その他の車両間:棒状連結器
緩 衝 器 補助ゴム付き丸形ゴム緩衝器
台 車 ボルスタレス式空気バネ台車 固定軸距2,100mm
車体支持 車体直結ボルスタレス空気バネ方式
軸箱支持 (〜2次)ミンデン方式,(3次)ゴム支持方式
車 輪 一体圧延波打車輪 φ860mm
基礎ブレーキ 片押式踏面ブレーキ
駆動装置 WN平行軸カルダン駆動(6100,6300,6700)
歯車比 歯車比99:16
主電動機 三相かご形誘導電動機 開放自己通風式
170kW(6100,6300,6700)

 

 台車・ブレーキ

 台車は構造の簡素化,軽量化,省力化のためボルスタレス空気バネ台車としています.

 製造時期やメーカーによって違いがあります.
 1次車・2次車(〜6113H)は住友製SUミンデン台車のSS108(M車),SS008(T車)です.

 3次車では軸箱支持方式が変わりました.
 2社が製造しており,日立製作所製造(6114H〜6118H)のものは住友製SS136(M車),SS036(T車)を,日本車輌製造(6119H,6120Hや中間増備車)のものは3050形と同じ日車製ND721(M車),ND721T(T車)となっています.

 基礎ブレーキは,片押し式踏面ブレーキです.

住友製SS008台車@まるはち交通センター
▲2次車用 SS008台車(住友製)
 


▲3次車用 SS136台車(住友製)


▲3次車用 ND721台車(日車製)

 

 

 車輪・駆動装置

 車輪は一体圧延波打車輪で,車輪径860mmです.

 

 

 主電動機

 6000形の足回り電気機器類のメーカーは,東芝・三菱・日立と3社の製品が混在しています.
 このため,途中で中間電動車を組込んだ6000形は,多くの編成が2社以上の異なるメーカーの機器を搭載しています.

 主電動機も,3社の製品が採用されています.
 自己通風式,1,100V,容量170kWの三相かご形誘導電動機(1両×4台)で,速度センサーは電磁誘導形無電源方式,フィルターは遠心分離効果を利用したリファイン式です.

 

 

屋根上機器

 6000形の屋根上に搭載された主要機器について紹介します.

←徳重 中村区役所→
形 式 6100形 6200形 6300形 6700形 6800形
車 種 Mc制御電動車 T1付随車 M'電動車 M電動車 Tc制御車
電気方式 DC1,500V 架空線式
集電方式 パンタグラフ
冷房装置 屋根上集約分散形 10,500kcal/h×3 + 熱交換器
列車無線装置 誘導無線(発報信号,デッドマン通報機能付)

 

 パンタグラフ・冷房装置

 登場時,桜通線の車両と鶴舞線の車両は,電動車1両あたり2基のパンタグラフを設置していました.
 平成16年から20年にかけて撤去工事が行われ,現在では電動車1両あたりパンタグラフ1基となっています.

 冷房装置は屋根上集約分散型ユニットクーラーを3台/両搭載しています.

 

 

 列車無線装置

 列車無線装置は,誘導無線方式です.ワンマン対応として,非常発報機能のほか,防護発報機能,デットマン通報機能,車内非常通報器の指令室への無線中継機能を有しています.
 本体・送受信アンテナ共に中村区役所方(6800形)に搭載されています.

 

 

主要電気機器

 6000形の主要な床下機器について紹介します.
 平成24年(2012年)から令和4年(2022年)にかけて,機器更新が行われました.

←徳重 中村区役所→
形 式 6100形 6200形 6300形 6700形 6800形
車 種 Mc制御電動車 T1付随車 M'電動車 M電動車 Tc制御車
制御装置 VVVFインバータ制御(6100,6300,6700)
すべり周波数制御orベクトル制御,応荷重演算制御機能付き
ブレーキ装置 NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ
応荷重式,回生ブレーキ付
補助電源装置 三相GTOインバータ140kVA(6200,6800)
信号保安装置 車内信号式ATC

 

 VVVF制御装置  (初期形GTOからIGBTへ)

 制御装置はVVVFインバータ制御で,電動車全て(計3両)に搭載されます.
 機器更新前はGTOサイリスタ素子で,東芝・三菱・日立の3社が製造しています.
 装置1台で4台の三相誘導電動機を制御しています.

 機器更新後はIGBT素子で,三菱の製造です.
 (詳細は下記,主要電気機器更新も参照)


▲更新前の制御装置(日立製)

▲更新後の制御装置(三菱製)

 

 

 補助電源装置

 1編成に2台搭載し,将来の8両編成まで対応できるよう,容量を140KVAとしています.


▲補助電源装置SIV(三菱製)
 

 

 

 車両情報制御装置(TICS)

 .

 

 

 制動装置

 NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ方式です.


▲制動装置と台車
 

 

 

 信号保安装置

 信号方式は,鶴舞線に合わせて無絶縁軌道回路,連続誘導方式の車内信号ATC装置としています.

 

 

 

主要電気機器更新  平成24年(2012年)〜令和4年(2022年)

 平成5年より自動運転を開始した桜通線6000形のATO装置は,最新機器と比較するとブレーキ精度が悪く,停止位置の誤差がやや大きいという課題がありました.
 この誤差がホーム柵を設置するにあたり問題となり,平成23年までに精度を高めるための小規模改修工事が行われました.これによりホーム柵に対応することができましたが,停車位置を優先するあまり制動が急になってしまうなど,乗り心地の面で新たな課題が出てきました.

 これら問題を根本的に解決するため,また登場から20数年経過し老朽化してきた機器の若返りを図るため,主要電気機器の更新が平成24年から令和4年の10年間(3期施行)かけて実施されました.

 今回の改造工事によって更新される機器は,制御装置,制動装置,補助電源装置,ATC,ATO,車上検査装置などです.
 最新鋭の機器になるとともに,ブレーキ段数を現在の7段から20段以上へと増加させることで,きめ細やかなブレーキ操作の実現を図っています.

 

 平成24(2012)年に始まった主要電気機器更新は,令和4(2022)年3月までに,全20編成の改造が完了しました.

 
■ 第一期施行分(完了)
seq 改造出場月 改造編成
当初計画 実際 当初計画 実際
1 H24年3月 ← 6104H ←
2 H25年3月 ← 6113H ←
3 H25年11月 ← 6111H ←
4 H26年12月 ← 6112H ←
5 H27年1月 ← 6101H ←

 

 
■ 第二期施行分(完了)
seq 改造出場月 改造編成
当初計画 実際 当初計画 実際
6 H28年12月 ← 6106H 6108H
7 H29年3月 ← 6107H 6110H
8 H29年5月 ← 6105H ←
9 H29年10月 H30年3月 6102H ←
10 H30年5月 H30年7月 6109H 6106H
11 H30年7月 H30年10月 6103H 6109H
12 H30年11月 ← 6108H 6107H

 

 
■ 第三期施行分(完了)
seq 改造出場月 改造編成
当初計画 実際 当初計画 実際
13 R1年11月 ← 6114H ←
14 R2年3月 ← 6103H ←
15 R2年5月 R2年6月 6115H ←
16 R2年7月 R3年3月 6116H 6117H
17 R3年8月 R3年6月 6117H 6118H
18 R3年10月 R3年8月 6118H 6119H
19 R3年12月 ← 6119H 6120H
20 R4年2月 R3年3月 6120H 6116H

 

 機器製造・納入メーカーは次の通りです.

  車体艤装:日本車両
  制動装置:菱交(三菱電機)
  制御装置:菱交(三菱電機)
  ATC装置:ヤシマキザイ(日立)
  補助電源装置:菱交(三菱電機)
  車上検査装置:千代田組(東芝)

 


▲改造のため日進工場入場中の6109H
 

 

 

 

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