1号線(東山線)&2号線・4号線(名城線・名港線) 最大在籍数371両(2両〜6両組成)
電気:第3軌条600V 軌間:1435mm(標準軌) 車長:15m(小型)
黄電 保存車両リスト |
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廃車になった「黄電」のうち,解体されず現在も静態保存されている車両や,当初は保存されていたが現在は解体済みの車両を紹介します.
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車両形式 |
車両番号 |
保存場所 |
備考 |
東山線100形 |
107 |
レトロでんしゃ館 |
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108 |
135 |
日進工場 |
カットモデル→解体 |
東山線300形 |
329 |
藤ケ丘工場(牽引車) |
解体 |
330 |
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保存展示車両「レトロでんしゃ館」 |
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地下鉄日進工場に併設された交通局の広報施設,市電地下鉄保存館「レトロでんしゃ館」では,市電3両と地下鉄車両2両が静態保存されています.
静態保存されている2両は黄電100形で,東山線開業時に準備された名古屋初の地下鉄車両100形1次車12両のうち,最後に残った2両の107号車と108号車です.
昭和60年まで営業車として使用された後廃車となり,保存車として藤ヶ丘工場に保管されていました.
平成12年の「レトロでんしゃ館」開館にあたり整備され,当時の面影のまま良好な状態で保存展示されています.
107号車の戸袋部は金属板から窓ガラスに戻されています.
▲レトロでんしゃ館の黄電100形 |
▲元東山線107号車+108号車 |
▲108号車方先頭車の様子 |
▲ボディーマウント構造が特徴 |
▲プラットホームが再現されている |
▲車体銘板と車体表記 |
▲100形台車 |
▲100形連結部 |
▲元東山線の打子式ATSも展示 |
▲サードレールも展示されている |
▲100形車内の様子 クリーム色の内装と網棚無し,車体角の蛍光灯が特徴的 |
▲連結部も広々とした構造 |
▲100形乗務員室仕切 |
▲100形運転台 |
その他保存車両 |
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平成8年に廃車となった300形先頭車2両(329+330)を連結した牽引車が存在しました.
東山線藤ヶ丘工場に配置され,廃車車両などの工場内牽引に使用されました.機械扱いで車籍はありませんでした.
平成13年頃に解体処分されています.
昭和37年に増備された100形4次車135号車の運転席部分をカットした車体が保存されていました.
保管場所は鶴舞線の日進工場で,工場公開イベント時や工場見学時に見ることができました.
平成30年に解体されています.
▲135号車 日進工場公開イベントにて |
▲135号車 裏側より |
▲イベントのため栄オアシス21にも出張展示 |
▲解体直前の痛々しい姿 |
交通局の広報施設「市営交通資料センター」には,東山線100形の運転台が展示されており,ハンドル操作することができます.
また鉄道模型ジオラマには名城線1000形のハンドルも備え付けられており,本物のハンドルで模型を運転操作することができます.
▲資料センター内の100形運転台 |
▲1000形のハンドルで模型運転可 |
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