地下鉄上飯田線乗り入れ車両 4両組成×8編成=32両在籍 配置:名鉄犬山検車場に常駐
組成:ク310―モ320―モ330―ク340
電気:架空線式DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
名鉄300系 客室内 |
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名鉄300系の客室内部を紹介します.
車内の化粧壁はライトグレーで統一されています.
床面は濃いパープル系微粒柄模様で,通路部はより濃い色合いとして区別しています.
座席配置は,乗降客の少ない昼間時間帯にゆったりと座れるよう,ロングシートと転換クロスシートを組み合わせたセミクロスシート配置とし,通勤車両として混雑緩和を考慮しつつ,閑散時の居住性向上を図っています.
先頭車と中間車で座席配置(ロングシートとクロスシートの組み合わせ方)は異なります.

▲先頭車 車内の様子 扉間の座席配置はクロス1+ロング2 |

▲中間車 車内の様子 扉間の座席配置はクロス2+ロング1 |
座席モケットは一般席は青地にピンク色の模様入り,優先席は赤紫色です.
ロングシートは着席区分のついたバケットシートで,7000形にはないスタンションポールを1〜2本設置するとともに,大型の袖仕切板を設置しています.
転換クロスシートはライトグレーの枕カバー付きです.
つり手は,従来の丸形から持ち易い三角形としています.
側窓は大型の2連窓とし,一部を下降開閉窓としています.
窓ガラスはグリーン系濃色としてUVカットガラスを採用し,カーテンを省略しています.

▲先頭車 車内の様子 扉間の座席配置はクロス1+ロング2 |

▲中間車 車内の様子 扉間の座席配置はクロス2+ロング1 |

▲標準的な7人掛けロングシート ポールで2+3+2に仕切られる |

▲転換クロスシート 扉間に3脚ずつ配置 |

▲車端部は全て2人掛け優先座席 |

▲2人掛け優先座席付近 モケットは赤紫色 つり革を黄色化 |

▲先頭車 運転席背後の様子 両先頭車に車いすスペースを配置 |

▲座席モケット 左:一般座席/右:優先座席 |

▲クロスシート端部にはテーブル付き 7000形にはない装備品の一つ |

▲床面はパープル系微粒柄模様 濃淡で通路部を区分 |
出入口扉の上(鴨居部)には,車内案内表示装置がされています.
(1両あたり4台配置)
詳細は「表示装置」ページをご覧ください.

▲扉付近の案内表示の掲出位置の例 |

▲LED式車内案内表示装置と路線図 |
近年の改造・改修内容 |
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登場後に改造されたり,小変化のあった事項を紹介します.
300系の車内は,グレー系色が多用されるなど,落ち着いた色合いとなっていますが,新製時のスタンションポールと出入口扉ヨコの縦手すりは,弱視者にも目につき易いようにとアクリル樹脂エナメル焼付けを施したピンク色となっており,とても目立ちました.
(画像は最下部の「過去の車内風景」に掲載しています.)
しかし経年劣化等で次第にピンク色が剥がされてゆき,現在は地色のステンレス色となっています.
画像ギャラリー |
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その他の画像を紹介します.
名鉄300系登場時の車内の様子を紹介します.
化粧壁はライトグレー,床面はパープル系と非常に落ち着いた色合いの車内で目立っていたのが,弱視者にも目につき易いようにとアクリル樹脂エナメル焼付けを施したピンク色のグラブハンドルやスタンションポールです.
しかし経年劣化等で次第にピンク色が剥がされてゆき,現在は地色のステンレス色となっています.

▲先頭車車内 桃色のスタンションポールが並ぶ |

▲中間車車内 |

▲乗務員室仕切壁 全ての手すりが桃色だった |

▲車端部の優先席付近 桃色座席と桃色手すり |
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