地下鉄上飯田線 4両組成×2編成=8両在籍 配置:日進工場(名鉄犬山検査場に常駐)
組成:7100-7200-7300-7600
電気:架空線式 DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
客 室 内 |
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7000形の客室内部を紹介します.
客室内装は,壁と天井をホワイト系に,シートモケットと床をパープル・ブルーで合わせ,落ち着いた印象を与えています.3050形より車内高さや出入口高さを高くしています.
整風板は天井中央部の全長に渡って設置することで,見栄え向上を図っています.
側窓は緑色熱線吸収UVカットガラスを採用し,ブラインドを省略しています.
座席は朝夕の混雑時と日中の閑散時の両方対応するようセミクロスシートが採用されました.交通局初採用であり,地下鉄では珍しい転換クロスシートです.
扉間によってロングシート部分とクロスシート部分に別れており,先頭車と中間車で配置が異なります.
先頭車はロングシート部2箇所と転換クロスシート部1箇所から構成されています.
中間車はロングシート部1箇所と転換クロスシート部2箇所から構成されています.
つり革は三角タイプのものが採用されています.

▲7600形(先頭車) 車内の様子 ロングシート×2&クロスシート×1 |

▲7300形(中間車) 車内の様子 ロングシート×1&クロスシート×2 |
ヘッドレストカバーや手すり部分にはラインカラーのピンク色を配しています.シートモケットは名古屋城や金鯱,テレビ塔などのイラストが入った特別品です.
ロングシートは着席区分が成形されたバケットシートで,やや固めの座り心地です.片持式で足下を広く使うことができます.
7000形は扉間が長い代わりに車端部が短くなっており,車端部ロングシートは2人掛けで,全て優先席に割当てられています.

▲転換クロスシート×3列を左右に配置 |

▲転換クロスシート |

▲名鉄300系にある端部ミニテーブルは無し |
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▲7人掛けロングシート |

▲車端部は2人掛け優先座席 |

▲車端部2人掛け優先座席付近の様子 |

▲乗務員室仕切壁 出入口は右側にオフセット配置 |

▲車内銘板 |

▲床面はパープル系とブルー系の組み合わせ 滑り止め加工済みのため出入口マットは廃止 (床面赤色ステッカー剥離前の様子) |

▲名古屋の名所をあしらった特製シートモケット 優先席はやや薄い色 |

▲車内化粧板 やや青みのかかった色 うっすらと格子模様も |
両先頭車には広い車椅子スペースが設けられています.壁には車椅子固定用のベルトが内臓されています.

▲両先頭車の車いすスペース |
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扉上部には1段式の車内案内装置を備えています.24ドット文字スクロールのほか,16ドット×2段表示も可能です.
千鳥配置で各車両4基づつ設置されています.

▲側扉上のLED式車内案内表示装置
千鳥状に配置されている |

▲LED式表示装置の反対側は固定式路線図 扉横には非常通報装置を設置 |
近年の改造・改修内容 |
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登場後に改造されたり,小変化のあった事項を紹介します.
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優先座席付近つり革・マナー啓発ステッカー(現在なし) |
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登場後しばらくして,優先座席前のつり革が,一般座席付近とおなじ白色△型から,より目立つ黄色△型に更新されました.
トンネル内への携帯アンテナ設置を受け,優先座席付近の側面窓ガラスやつり革スリーブ部に携帯マナー啓発ステッカーが掲出されました.また床面には赤色の大型ステッカーが掲出されました.
携帯マナー変更に伴い,平成28年に床面大型ステッカーは剥離され,携帯マナー啓発ステッカーも更新されています.

▲登場時の優先座席付近の様子 つり革は一般座席付近と同じ白△型 |

▲つり革を黄色△に更新 携帯マナー啓発ステッカー類を追加掲出 現在は床面大型ステッカーの掲出なし |
平成29年3月に整備された車内Wi-Fiについては,乗務員室内に機器設置されたため,「運転席」ページにて紹介しています.
令和3年,市バス・地下鉄全車両を対象に抗ウイルス加工(手すりやつり革などに,ウイルスの不活性化を早める効果を持つ薬剤を噴霧)が行われました. 施工済み車両にはステッカーが車内に掲出されました.

▲抗ウイルス・抗菌加工(R3年) |

▲加工済ステッカー掲出(R3年) |
画像ギャラリー |
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その他の画像を紹介します.

▲側扉上のLED式車内案内装置 営業中は見ることのできない表示 |
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