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 3号線(鶴舞線)  6両組成×1編成=6両  配置:日進工場 
 3100-3200-3100A-3200-3700-3800 又は 3100-3200-3700-3800A-3700-3800
 電気:架空線式DC1500V  軌間:1067mm(狭軌)  車長:20m(大型)

 このページでは,3000形車両の廃車搬出作業の模様を,1両丸ごと夜間搬出を行った平成25・26年度と,車体を分割溶断した上で昼間搬出を行った平成28年以降に分けて紹介します.

 また,3050形車両との混成編成3159編成(令和2年度)についても紹介します.

 

鶴舞線3000形 廃車車両の行方 まとめ

 平成24年より始まった3000形の除籍・廃車と,平成25年より始まった解体処分についてまとめます.

編成 除籍・廃車 処分年度 処分方法
3101H H25年8月 H26年度 パターン1 夜間1両丸ごと搬出
3102H H24年3月 H25年度
3107H H24年5月 H25年度
3108H H26年5月 H26年度
3110H H29年7月 R1年度 パターン2 工場内分割解体搬出
3111H H27年5月 H28年度
3112H H28年6月 H29年度
3113H H29年9月 H30年度
3114H 現 役    
3115H H28年6月 H29年度 パターン2 工場内分割解体搬出
3116H R3年4月   未処分(日進工場内留置)
3118H R2年12月 R3年度 パターン2 工場内分割解体搬出
3120H R4年3月   未処分(日進工場内留置)
3122H R4年2月   未処分(日進工場内留置)
3123H R1年8月 R1年度 パターン2 工場内分割解体搬出
編成 除籍・廃車 処分年度 処分方法
3159H R1年9月 R2年度 パターン2 工場内分割解体搬出

 

 

平成25・26年度の車両搬出方法(夜間搬出→解体工場搬入)

 鶴舞線では,平成24年(2012年)3月より,N3000形の新製投入と3000形の除籍・廃車による世代交代が始まりました.

 廃車直後の動きはなく,日進工場内の留置線に留め置かれていました.

 動きがあったのは,合計で3編成が廃車となった平成25年10月です.
 平成25年10月8日から4日間かけて,2編成の搬出作業が行われました.

 【平成25年(2013年)10月に搬出された車両】
  ・3102編成6両  ・3107編成6両

 

 平成26年度の廃車車両の搬出作業は,通算で4編成が廃車となり,うち2編成が日進工場内で留置されていた平成26年10月27日〜30日に作業が行われました.

 【平成26年(2014年)10月に搬出された車両】
  ・3101編成6両  ・3108編成6両

 

 手順1 車庫内車両移動

 作業は1日に3両ずつ行われました.

 始めに搬出編成が留置線から検車工場内に押し込まれ,検車工場内で6両編成を1両ごとに分割します.
 次に1両ずつ機関車に牽引され,屋外作業場まで運ばれます.


▲日進工場内を進む入替機DD351
 搬出車両を1両ずつ作業場所まで運搬する

▲機関車で1両ずつ屋外作業場へ運搬

 

 

 手順2 搬出作業

 屋外作業場では,クレーン車2台によって台車と分離され,トレーラに積み込まれます.

 トレーラ積み込み後は,公道横の広場まで移動し,深夜まで留置されました.
 なお,台車だけは日中にトラックにて搬出されています.


▲作業場所に到着した搬出車両
 クレーン2台で吊り上げる

▲クレーンで車体と台車を分離


▲台車と分離された車体
 狭い空間で巧みに切り返しトレーラ上へ


▲トレーラ上に下ろされる車体


▲作業風景を遠方より
 高架線を同期の名鉄車両が走り抜ける


▲トレーラ積載完了後の様子


▲作業場所が狭いため,トレーラ積載後は狭い坂道を上り,公道横の待機場所まで移動する


▲夜間の搬出まで待機する廃車体3両
 (平成25年)


▲3102号車(平成25年)


▲中間車改造された元先頭車の顔も見ることができた
 (平成25年)


▲3108H(平成26年)


▲栄誉ある第一編成も保存されることなく搬出された
 3101H(平成26年)


▲中間車改造された3805号車(平成26年)
 

 

 

 手順3 深夜トレーラ輸送

 交通量の少なくなった深夜に,留置場所から落札業者の解体工場までの公道輸送が行われました.
 名古屋港付近の工場までの途中,国道23号など名古屋市内も走行しました.


▲交通量の少ない深夜に公道輸送スタート

▲道路を快走する3102号車


▲名古屋市南区 臨海鉄道の高架をくぐる


▲国道23号を走る

 

 

 平成27年度の作業はありませんでした.

 

平成28年度以降の車両搬出方法(工場内解体→解体工場搬入)

 平成28年度から作業方法が大きく変わり,従来行われてきた,昼間トレーラ積み込み&夜間1両丸ごと搬出する方法ではなく,車庫内で1両ごと分割解体し,昼間に搬出する方法が取られています.

 

 平成28年度は,通算で7編成が廃車となり,うち3編成が日進工場内で留置されていた平成28年11月14日〜平成29年1月中旬に作業が行われました.

 【平成28年(2016年)冬に搬出された車両】
  ・3111編成6両

 

 平成29年度は,2編成が平成29年4月7日〜6月22日に搬出されました.

 【平成29年(2017年)春に搬出された車両】
  ・3112編成6両  ・3115編成6両

 

 平成30年度は,1編成が平成30年4月13日〜5月25日に搬出されました.

 【平成30年(2018年)春に搬出された車両】
  ・3113編成6両

 

 令和元年度(平成31年度)は,2編成が平成31年4月15日〜5月22日と令和元年11月20日〜12月19日に搬出されました.

 【令和元年(2019年)春に搬出された車両】
  ・3110編成6両

 【令和元年(2019年)冬に搬出された車両】
  ・3123編成6両

 

 令和2年度は,下記「令和2年度 3159編成の車両搬出」を参照してください.

 

 令和3年度は,1編成が令和3年10月26日〜12月2日に搬出されました.

 【令和3年(2021年)秋に搬出された車両】
  ・3118編成6両

 

 

 手順1 車庫内車両移動(1回目)

 これまで日進工場内の車両入替をになってきた機関車DD351が平成28年2月で引退したため,平成28年度から牽引機(アント)による入替となりました.

 始めに搬出編成が留置線から修車工場内に押し込まれ,修車工場内で6両編成を2両ごとに分割します.
 その後,2両ごと牽引機(アント)で屋外作業場まで牽引移動します.


▲工場建屋内で2両毎に分割し作業場へ牽引移動

▲アントに牽引され車庫内を移動中の車両


▲機回しができないので,手前でアントを切り離して,屋外作業場へ人力で車両を押し込む
 

 

 

 手順2 部品取り外し&内装除去作業

 はじめに,屋外作業場において内装や床下機器の取り外しを行います.


▲屋外作業場で内装材の撤去
 座席シートや荷物棚が外されている

▲フォークリフトを使い床下機器を取り外す

 

 

 手順3&5 車庫内車両移動(2回目・3回目)

 初年度の平成28年度当初は,手順4の断熱材除去作業も屋外作業場にて行われていましたが,途中から断熱材除去作業のみ屋内にて実施する手順に変更されたため,その前後で車庫内車両移動作業が追加(手順3と手順5)されることになりました.

 屋外作業場と修車工場内37番線との間を牽引機(アント)により移動します.


▲作業場で内装&床下機器取り外し後は,再び牽引され建屋内の37番線へ
 

 

 

 手順4 断熱材(アスベスト)の除去作業作業

 内装除去後は,内装の裏に隠れていた断熱材(アスベスト)の除去作業が行われます.
 初回のみ屋外作業場にて行われていましたが,現在はこの工程のみ修車工場内37番線にて実施されています.


▲37番線でアスベスト除去作業を実施

▲初回は屋外で実施
 室内がシート等で密閉されている

 

 

 手順6 部品取り外し&車体分割溶断作業

 再び屋外作業場へ移動された車両は,パンタグラフや冷房装置など屋根上機器が撤去されます.

 全ての機器撤去が終わると,全長20mの車体を3分割に溶断してトラックに積載できるサイズにします.
 最後に,分割した車体と台車をトラックに積み込みます.


▲作業場で冷房装置の取り外し作業中

▲屋根上機器を撤去


▲パンタや冷房装置を取り外す


▲冷房装置取外と車体3分割溶断
 3111号車と3203号車

 

 

 手順7 昼間搬出作業

 トラックに積載された3分割車体や台車類は,日進工場から業者クスラップ工場まで昼間に運搬されます.


▲長年過ごした日進工場と最後の別れ

▲トラックで昼間搬出される分割車体


▲昼間搬出・運搬


▲分割された3103号車の中央部
 内装が全て取り外されている


▲運搬中


▲三分割され運搬される3210号車


▲運搬される3000形の顔


▲街往く廃車体


▲車体と同じく搬出される台車類
 

 

 

 

令和2年度 3159編成の車両搬出(工場内解体→解体工場搬入)

 令和2年度(2020年度)は,3050形と3000形の混成編成である3159編成の解体・搬出作業が行われています.
 作業方法は,平成28年度以降の3000形車両の搬出方法とほぼ同じ(車庫内で1両ごと分割解体し昼間に搬出)ですが,3050形車両はアスベスト除去作業が不要のため,途中工程が省略されています.

 工程の詳細はニュース>令和2年11月25日付記事を参照してください.


▲手順1 修車工場内で2両毎に分割し,レール加工場へ移動する3050形車両
 画像提供:TBCNM様

▲アントに牽引され車庫内を移動する
 画像提供:TBCNM様


▲レール加工場(屋外作業場)遠景


▲パンタグラフは予め取り外し済み

 中間車3000形車両は上記と同じ工程です(手順3〜5/アスベスト除去作業等あり).


▲手順3&5 車両移動(屋内〜屋外作業場)
 画像提供:TBCNM様

▲手順4アスベスト除去作業のため37番線に押し込まれる3000形中間車両
 画像提供:TBCNM様

 3050形車両は手順3〜5(アスベスト除去作業等)なし.


▲手順6 車体3分割溶断作業
 画像提供:TBCNM様

▲手順7 昼間搬出作業(トラック積込)
 画像提供:TBCNM様


▲3159編成先頭車3159号車の搬出
 画像提供:TBCNM様


▲解体工場へ運搬される先頭車
 画像提供:TBCNM様


▲3159編成中間車3259号車の搬出
 画像提供:TBCNM様


▲3分割された3259号車の搬出車列
 画像提供:TBCNM様

 

 

現在の鶴舞線 廃車留置車両の状況

 令和3年4月に3116編成が,令和4年2月に3122編成が,同年3月に3120編成が廃車となりました.

 令和4年3月末現在,日進工場内には廃車車両が3編成(3116H,3120H,3122H)留置されています.

 

 

 

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