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 3号線(鶴舞線)  6両組成×5編成=30両  配置:日進工場 
 3100-3200-3100A-3200-3700-3800 又は 3100-3200-3700-3800A-3700-3800
 電気:架空線式DC1500V  軌間:1067mm(狭軌)  車長:20m(大型)

 このページでは,3000形車両の廃車搬出作業の模様を,1両丸ごと夜間搬出を行った平成25・26年度と,車体を分割溶断した上で昼間搬出を行った平成28〜31年度に分けて紹介します.

 

平成25・26年度の車両搬出方法(夜間搬出→解体工場搬入)

 鶴舞線の世代交代,N3000形投入に伴う3000形の除籍・廃車は平成24年3月より始まりました.
 廃車後すぐの動きはなく,日進工場内の留置線に留め置かれていました.
 動きがあったのは,合計で3編成が廃車となった平成25年10月です.
 平成25年10月8日から4日間かけて,2編成の搬出作業が行われました.

 【平成25年10月に搬出された車両】
  ・3102編成6両  ・3107編成6両

 

 平成26年度の廃車車両の搬出作業は,通算で4編成が廃車となり,うち2編成が日進工場内で留置されていた平成26年10月27日〜30日に作業が行われました.

 【平成26年10月に搬出された車両】
  ・3101編成6両  ・3108編成6両

 

 手順1 車庫内車両移動

 作業は1日に3両ずつ行われました.

 始めに搬出編成が留置線から検車工場内に押し込まれ,検車工場内で6両編成を1両ごとに分割します.
 次に1両ずつ機関車に牽引され,屋外作業場まで運ばれます.


▲日進工場内を進む入替機DD351
 搬出車両を1両ずつ作業場所まで運搬する

▲機関車で1両ずつ屋外作業場へ運搬

 

 

 手順2 搬出作業

 屋外作業場では,クレーン車2台によって台車と分離され,トレーラに積み込まれます.

 トレーラ積み込み後は,公道横の広場まで移動し,深夜まで留置されました.
 なお,台車だけは日中にトラックにて搬出されています.


▲作業場所に到着した搬出車両
 クレーン2台で吊り上げる

▲クレーンで車体と台車を分離


▲台車と分離された車体
 狭い空間で巧みに切り返しトレーラ上へ


▲トレーラ上に下ろされる車体


▲作業風景を遠方より
 高架線を同期の名鉄車両が走り抜ける


▲トレーラ積載完了後の様子


▲作業場所が狭いため,トレーラ積載後は狭い坂道を上り,公道横の待機場所まで移動する


▲夜間の搬出まで待機する廃車体3両
 (平成25年)


▲3102号車(平成25年)


▲中間車改造された元先頭車の顔も見ることができた
 (平成25年)


▲3108H(平成26年)


▲栄誉ある第一編成も保存されることなく搬出された
 3101H(平成26年)


▲中間車改造された3805号車(平成26年)
 

 

 

 手順3 深夜トレーラ輸送

 交通量の少なくなった深夜に,留置場所から落札業者の解体工場までの公道輸送が行われました.
 名古屋港付近の工場までの途中,国道23号など名古屋市内も走行しました.


▲交通量の少ない深夜に公道輸送スタート

▲道路を快走する3102号車


▲名古屋市南区 臨海鉄道の高架をくぐる


▲国道23号を走る

 

 

 平成27年度の作業はありませんでした.

 

平成28〜31年度の車両搬出方法(工場内解体→解体工場搬入)

 平成28年度から作業方法が大きく変わり,従来行われてきた,昼間トレーラ積み込み&夜間1両丸ごと搬出する方法ではなく,車庫内で1両ごと分割解体し,昼間に搬出する方法が取られています.

 

 平成28年度は,通算で7編成が廃車となり,うち3編成が日進工場内で留置されていた平成28年11月14日〜平成29年1月中旬に作業が行われました.

 【平成28年冬に搬出された車両】
  ・3111編成6両

 

 平成29年度は,2編成が平成29年4月7日〜6月22日に搬出されました.

 【平成29年春に搬出された車両】
  ・3112編成6両  ・3115編成6両

 

 平成30年度は,1編成が平成30年4月13日〜5月25日に搬出されました.

 【平成30年春に搬出された車両】
  ・3113編成6両

 

 令和元年度(平成31年度)は,2編成が平成31年4月15日〜5月22日と令和元年11月20日〜12月19日に搬出される予定です.

 【令和元年春に搬出された車両】
  ・3110編成6両
 【令和元年冬に搬出される車両】
  ・3123編成6両

 

 手順1 車庫内車両移動(1回目)

 これまで日進工場内の車両入替をになってきた機関車DD351が平成28年2月で引退したため,平成28年度から牽引機(アント)による入替となりました.

 始めに搬出編成が留置線から修車工場内に押し込まれ,修車工場内で6両編成を2両ごとに分割します.
 その後,2両ごと牽引機(アント)で屋外作業場まで牽引移動します.


▲工場建屋内で2両毎に分割し作業場へ牽引移動

▲アントに牽引され車庫内を移動中の車両


▲機回しができないので,手前でアントを切り離して,屋外作業場へ人力で車両を押し込む
 

 

 

 手順2 部品取り外し&内装除去作業

 はじめに,屋外作業場において内装や床下機器の取り外しを行います.


▲屋外作業場で内装材の撤去
 座席シートや荷物棚が外されている

▲フォークリフトを使い床下機器を取り外す

 

 

 手順3&5 車庫内車両移動(2回目・3回目)

 初年度の平成28年度当初は,手順4の断熱材除去作業も屋外作業場にて行われていましたが,途中から断熱材除去作業のみ屋内にて実施する手順に変更されたため,その前後で車庫内車両移動作業が追加(手順3と手順5)されることになりました.

 屋外作業場と修車工場内37番線との間を牽引機(アント)により移動します.


▲作業場で内装&床下機器取り外し後は,再び牽引され建屋内の37番線へ
 

 

 

 手順4 断熱材(アスベスト)の除去作業作業

 内装除去後は,内装の裏に隠れていた断熱材(アスベスト)の除去作業が行われます.
 初回のみ屋外作業場にて行われていましたが,現在はこの工程のみ修車工場内37番線にて実施されています.


▲37番線でアスベスト除去作業を実施

▲初回は屋外で実施
 室内がシート等で密閉されている

 

 

 手順6 部品取り外し&車体分割溶断作業

 再び屋外作業場へ移動された車両は,パンタグラフや冷房装置など屋根上機器が撤去されます.

 全ての機器撤去が終わると,全長20mの車体を3分割に溶断してトラックに積載できるサイズにします.
 最後に,分割した車体と台車をトラックに積み込みます.


▲作業場で冷房装置の取り外し作業中

▲屋根上機器を撤去


▲パンタや冷房装置を取り外す


▲冷房装置取外と車体3分割溶断
 3111号車と3203号車

 

 

 手順7 昼間搬出作業

 トラックに積載された3分割車体や台車類は,日進工場から業者クスラップ工場まで昼間に運搬されます.


▲トラックで昼間搬出される分割車体

▲分割された3103号車の中央部
 内装が全て取り外されている


▲運搬中


▲三分割され運搬される3210号車


▲運搬される3000形の顔


▲街往く廃車体


▲車体と同じく搬出される台車類
 

 

 

 

現在の状況

 令和元年5月22日に3110Hの解体搬出が完了し,一旦は日進工場内の廃車車両は0編成になりましたが,8月上旬に3123Hが,9月下旬に3159Hが廃車となり日進工場内に留置されています.

 

 3123Hは,11月20日から12月19日にかけて,解体搬出作業が予定されています.

 

 

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