3号線(鶴舞線) 4両組成×23編成=92両(最大在籍数) 配置:日進工場
3100-3200-3100A-3200-3700-3800 又は 3100-3200-3700-3800A-3700-3800
電気:架空線式DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
客 室 内 |
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客室内の床面は,ローズベージュ色の敷物を張り,天井は白色のアクリル樹脂アルミ化粧板を,内装はクリーム色のメラミン樹脂アルミ化粧板を使用し,落ち着いた雰囲気を醸し出す一方で,かつての黄電のような古めかしさも感じさせます.
車端部の窓はありません.
名鉄線乗入対応設備として,地上区間走行用に窓にはロールカーテンが設けられています.
また中間車に各1セットづつ車掌スイッチ(扉開閉装置)が設けられています.
3100A形と3800A形の運転台は閉鎖され,立ち入れないように固定されています.
座席は7人掛と3人掛配置の濃紺色で,車端部に設けた優先席は灰色としています.
1〜2次車共通の特徴として,側窓がHゴム押さえの固定窓である点,側扉窓もHゴム押さえとなっている点が挙げられます.

▲1次車の車内(中間車) クリーム色の落ち着いた色合いの内装 |

▲2次車の車内(先頭車) |

▲乗務員室仕切壁 乗務員室内部に搭載機器が多く,窓は1箇所のみ |

▲ロングシート(7人掛け)モケットは濃い青色 地上走行用にロールカーテンを装備 |

▲優先座席(3人掛け)モケットは灰色 他車種と異なり,つり革は未交換 |

▲封鎖された中間運転席部分(立入不可) 各車両に車掌スイッチを備える |

▲側扉窓はHゴム押え 扉上に路線図を掲出 |

▲扉間の側窓は2枚 Hゴム押えの固定式 |

▲メーカープレート 3000形は日立製と日車製が混在する |
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2次車では,妻面に掲出されている「禁煙」プレートが若干小型化し,角も若干丸くなりました.

▲「禁煙」プレートの変化 (上)1次車の3106H (下)2次車の3112H |
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3次車では,側窓がHゴム押さえの固定式から金属押さえの1段下降式に変更されました.

▲3次車の側窓 右側のみ1段下降式に変更 |
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4次車では,側面扉の窓ガラスガラス押さえがHゴム押えから金属支持に変更されました.

▲4次車の車内(中間車) |

▲4次車の車内(先頭車) |

▲4次車の車内(乗務員室仕切壁) |

▲4次車の側扉(右側は3次車までのもの) 側扉窓押えが金属支持となった |
近年の改造・改修内容 |
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近年実施された小改造や改修内容を紹介します.
平成29年に車内Wi-Fiが整備されました.

▲車内Wi-Fiアンテナ設置位置図 |

▲車内Wi-Fiアンテナ(3100A号車の場合) |
令和3年,市バス・地下鉄全車両を対象に抗ウイルス加工(手すりやつり革などに,ウイルスの不活性化を早める効果を持つ薬剤を噴霧)が行われました.
施工済み車両にはステッカーが車内に掲出されました.

▲抗ウイルス・抗菌加工(R3年) |

▲加工済ステッカー掲出(R3年) |
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