3号線(鶴舞線) 6両組成×9編成=54両在籍 配置:日進工場
3150-3250-3350-3450-3750-3850
電気:架空線式DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
3050形 車内の様子 |
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車内はオールロングシートで,座席モケットはラインカラーである青色が採用されています.
7人掛けと3人掛けで構成されており,車端部の優先座席は灰色モケットです.
側窓は下降式開閉窓で,地上区間走行用にグレーのロールカーテンが設置されています.
天井と壁面は明るいホワイト系の化粧板が使用され,3000形と比べ明るくさわやかな印象を与えています.
床面は通路部をブルー系の色,それ以外をアイボリーとし区分しています.
つり革は丸形で,荷物棚にラインカラーは入りません.
名鉄線乗入対応設備として,中間車に各1セットづつ車掌スイッチ(扉開閉装置)が設けられています.
年次 |
編成 |
車椅子 スペース |
シート |
路線図式 案内装置 |
1 |
51H〜59H |
○ |
厚 |
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2 |
60H |
○ |
薄 |
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平成5年製造の1次車より,先頭車に車いすスペースが設置されています.
側扉上の路線図は固定表示です.
LED車内案内装置は2段式のものが通路上部に設置されています.

▲1次車の車内(中間車) 床面と座席はラインカラーの青系色を採用 |
▲1次車の車内(中間車) |

▲1次車の車内(先頭車) |

▲乗務員室仕切壁 先頭車に車いすスペースあり |

▲中間車の車端部 妻面窓あり 車内案内装置は通路上に設置 |

▲先頭車の車端部 両側優先席 |

▲扉間の7人掛け座席 カーテン付き 青色モケットのバケットシート |

▲車端部の3人掛け優先座席 灰色モケット+黄色△つり手 |

▲名鉄線乗入対応設備として,中間車に車掌スイッチが設置されており,主に名鉄豊田線において車掌が車内巡回を行う際に使用しています. |
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平成6年に2次車1編成が増備されました.
大きな変更点はありませんが,シートの詰物材質と座面形状に違いがあります.

▲2次車の車内(中間車) 大きな変更点はなし |
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▲2次車の7人掛け座席(ヨレヨレぎみ) |

▲座席形状の違い |
近年の改造・改修内容 |
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近年,車内・内装・運転機器で改修された項目を取り上げます.
「車内案内表示器」は 表示装置ページに掲載しています.
車内優先座席前の「つり革」は,当初は一般座席前と同じ「白色丸形」でした.
その後,目立つように「黄色三角形」かつ高さの低いものに交換されました.
令和6年度(2024年度)には,つり革の巻きステッカーが更新されました. 掲出内容(混雑時には携帯電源OFF)に変わりありませんが,デザインが白色から紺色に変わっています.

▲優先席前も含め,全つり革が白○だった時代 |

▲交換後のつり革 |

▲令和6年度 つり革巻きステッカ更新 デザイン白色→紺色 |
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平成29年2月に車内Wi-Fiが整備されました.

▲車内Wi-Fiアンテナ設置位置図 |

▲車内Wi-Fiアンテナ(Mc3150形の場合) |
平成30年1月から令和元年度にかけて,弱電機器更新の一環で車内非常通報装置が更新されました.
(平成29年度は4編成,平成30年度は2編成,令和元年度は3編成を改造.)

▲非常通報装置(子機)新旧比較 |
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令和3年,市バス・地下鉄全車両を対象に抗ウイルス加工(手すりやつり革などに,ウイルスの不活性化を早める効果を持つ薬剤を噴霧)が行われました.
施工済み車両にはステッカーが車内に掲出されました.

▲抗ウイルス加工ステッカー掲出(R3年) |
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令和3年から令和5年にかけて,一部のつり革について,高さの低いつり革へ交換が行われます.
令和7年2月,地下鉄車両において緊急時に使用する車内非常用設備の近傍に,使用方法を案内する表示ステッカーが追加掲出されました.
国土交通省技術基準検討会による「車内非常用設備等の表示に関するガイドライン」を踏まえたものです.
対象の非常用設備は,非常通報装置と,非常用ドアコック(一斉・各扉)です.

▲扉付近の非常用設備ステッカー |

▲非常用ドアコック(一斉)ステッカー |
画像ギャラリー |
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3050形車両のその他車内画像を紹介します.
平成24年より地下鉄トンネル内の携帯電話圏内化が始まったことを受け,優先席前の床面に赤く大きなマナー啓発ステッカーが掲示されました.
その後,マナー変更(電源OFF→混雑時のみOFF)に伴い,平成28年3月までに剥離されています.

▲一時期掲出されていた床ステッカー |
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