3号線(鶴舞線) 6両組成×9編成=54両在籍 配置:日進工場
3150-3250-3350-3450-3750-3850
電気:架空線式DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
車外設置 行先表示器(方向幕) |
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地下鉄鶴舞線3050形車両の行先表示器(方向幕)のコマ内容を掲載しています.
これらの情報は独自調査から推測したもので,実際の内容と異なる可能性がありますのでご了承ください.
3050形車両は,新製時より字幕式行先表示器(前面表示器・側面表示器)を搭載しています. 一部車両は,後述するLED式に更新されています.

▲3050形 前面方向幕(字幕式) |

▲3050形 側面方向幕(字幕式) |
現在,鶴舞線で使用されている方向幕は「3種類」ありますが,ベースとなっているのは,平成5年(1993年)の名鉄犬山線との相互直通運転開始に合わせて整備されたものです.
赤池や上小田井といった地下鉄線内の駅名はもちろん,豊田市や犬山といった乗り入れ先の駅名に加え,乗り入れ先の名鉄線内での優等列車運用のための急行種別幕を搭載しているのが特徴です.
鶴舞線の先輩車両3000形も字幕式方向幕を搭載していました.
基本的に表示内容は同じですが,コマ数や順序(柏森の位置など)に若干の違いがありました.
経年劣化等により,方向幕は随時交換されています.
サインマニュアル改訂により,交換時期によって3種類の方向幕が存在します.
A【平成5年(1993年)頃より】
上小田井〜庄内緑地公園間開業,名鉄犬山線乗入れ開始に伴い方向幕を全更新した時のもの.
非営業幕(赤幕)及び急行幕に英字なし.
B【平成26年(2014年)頃より】
方向幕の老朽化に伴い一部編成のみ更新.
側面方向幕のみ更新した編成と,前面方向幕&側面方向幕を更新した編成あり.
非営業幕(赤幕)及び急行幕に英字を追加.→Express
C【令和5年(2023年)頃より】
方向幕の老朽化に伴い一部編成のみ更新.
サインマニュアル改訂に合わせフォント等を変更
丸の内・鶴舞を追加
急行幕の英字は→Exp
A方向幕(H5〜) |
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B方向幕(H26〜) |
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扶 桑 |
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C方向幕(R5〜) |
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八事 |
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庄内緑地公園 |
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浄心 |
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急 扶桑 |
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急 犬山 |
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※試運転画像提供:@turumaisenn_さま
車外設置 行先表示器(LED式) |
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3050形の方向幕式行先表示器の老朽化に伴い,LED式行先表示器への機器更新が行われています.
令和7年(2025年)3月に,3151編成の行先表示器が字幕式からLED式に更新されました.
行先表示器(前面表示器・側面表示器)のみの更新であり,乗務員室内の行先設定器は方向幕時代のものを流用しているため,N3000形のように「地下鉄線内(種別なし)」と「名鉄線内(種別あり)」で表示内容を切り替える機能は付いていません.
名鉄線内においても,地下鉄線内と同じ表示で走ります. (普通列車の場合は名鉄線内でも種別なし)

▲3050形 正面表示器のLED化 |

▲3050形 側面表示器のLED化 |
LED表示内容(コマ・色)は方向幕に準じていると推測されます.
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現行LED表示 |
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試運転 |
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団体 |
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臨時 |
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赤池 |
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八事 |
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庄内緑地公園 |
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浄心 |
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岩倉 |
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扶桑 |
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犬山 |
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丸の内 |
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鶴舞 |
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柏森 |
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急行 豊田市 |
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急行 赤池 |
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急行 八事 |
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急行 庄内緑地公園 |
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急行 浄心 |
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急行 上小田井 |
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急行 岩倉 |
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急行 扶桑 |
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急行 犬山 |
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■ 車外行先表示器(調査中) |
3050形編成 |
現況 |
3151H |
LED更新 |
3152H |
方向幕 |
3153H |
方向幕 |
3154H |
方向幕 |
3155H |
方向幕 |
3156H |
方向幕 |
3157H |
方向幕 |
3158H |
方向幕 |
3159H |
廃車 |
3160H |
方向幕 |
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車外設置 記号表示器 |
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車両前面の行先表示器(方向幕)の左側に,運用記号を表示する装置があります.
新製時は,7セグメントのマグサイン式(磁気反転表示器)で,文字色は白色です.
令和7年3月より,上記の通り行先表示器と共に,記号表示器もLED式に更新されています.

▲運用記号表示器(マグサイン式) |

▲運用記号表示器(LED式に更新後) |
車内設置(妻面) 旅客案内表示器 |
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3050形車内の案内表示器は,妻面連結部の通路上部に設置されています.
次の停車駅やのりかえ案内,行き先,開く扉を表示します.
編成 |
新製時(H5〜H6年) |
機器更新(H31〜R6年) |
51H〜60H |
初期LED式 |
→ 新LED式 |
→ 液晶(LCD)式 |
3050形車内は,平成5年もしくは平成6年の新製時より,LED式の車内案内表示装置を搭載していました.
表示部が2行ある大型タイプのLED式です.
次の画像の初期モデルは,老朽化のため令和5年度までに更新されました.

▲車内案内表示器(初期LED式) |

▲車内案内表示器(初期LED式) |
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表示器更新(LED更新もしくはLCD更新) 平成31年〜令和5年度 |
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経年による弱電機器更新の一環で,車内案内表示装置が更新されました. (右下の調査表を参照)
(乗務員室内の行先設定器は更新済のため改修のみです.)
平成31年2月からは,新LED式への更新が始まりました. 従来タイプのものと比較すると,縦方向サイズが小さくなっており,文字も縦長文字から正方形文字サイズになりました.
また,角ドットから丸ドットとなり照度が増しました.
令和3年3月からは,旧LED式からLCD式(液晶)へ更新されています. LED式は日本語と英語のみ対応でしたが,LCD式では多言語案内に対応(ひらがな→英語→簡体字→繁体字→韓国語)しています.

▲更新された車内案内表示器(新LED式) |

▲車内案内表示器(LED式)新旧比較 |

▲更新された車内案内表示器(LCD式) |

▲LCD式表示器パターン |
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■ 3050形 車内案内表示器 |
更新編成 |
更新状況 |
3151H |
液晶(LCD) |
3152H |
液晶(LCD) |
3153H |
液晶(LCD) |
3154H |
液晶(LCD) |
3155H |
液晶(LCD) |
3156H |
液晶(LCD) |
3157H |
新LED |
3158H |
新LED |
3159H |
廃車 |
3160H |
新LED |
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車内設置(側面) 路線図・停車駅案内図 |
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3050形の側扉の上部には路線図が掲出されています.
全車(3151H〜3160H)ともプラ製もしくは紙製の固定表示です.
電光表示(路線図式表示器)はありません.
地下鉄全線路線図と鶴舞線停車駅案内が千鳥配置されています.
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▲プラ製地下鉄全線案内図 R4年12月までのデザイン |

▲プラ製停車駅案内その1 |
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