1号線(東山線) 6両組成×27編成=162両在籍 配置:藤が丘工場
5150-5250-5350-5450-5550-5650
電気:第3軌条600V 軌間:1435mm(標準軌) 車長:15m(小型)
台車・走行機器 |
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5050形の台車等走行機器を紹介します.
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←藤が丘 |
高畑→ |
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形 式 |
5150形 |
5250形 |
5350形 |
5450形 |
5550形 |
5650形 |
車 種 |
Tc1制御車 |
M2電動車 |
M1電動車 |
M1'電動車 |
M2'電動車 |
Tc2制御車 |
連結器 |
先頭車:自動密着連結器,その他の車両間:棒状連結器 |
緩衝器 |
補助ゴム付き丸形ゴム緩衝器 |
台 車 |
ボルスタレス式空気バネ台車 固定軸距1,800mm |
車体支持 |
車体直結ボルスタレス空気バネ方式 |
軸箱支持 |
ウイングバネ式 軸ゴム |
軸箱ベアリング |
φ100片ツバ受 密封式 複列円筒コロ軸受 |
台車形式 |
ND-716AT |
ND-716A |
ND-716A |
ND-716A |
ND-716A |
ND-716AT |
車 輪 |
せん断型(SAB)弾性車輪 φ763mm |
基礎ブレーキ |
空気圧式ディスクブレーキ |
駆動装置 |
WN平行軸カルダン駆動(5250〜5550) |
歯車比 |
歯車比103:16 |
集電方式 |
サードレール上面接触式 24組/編成 |
主電動機 |
三相かご形誘導電動機 開放自己通風式
75kW×4(5250〜5550) |
台車は,日本車両製のND716A形軽量ボルスタレス式空気バネ台車です.
車体支持は,車体直結ボルスタレス空気バネ方式です.
ブレーキ方式は,空気圧式ディスクブレーキです.
集電靴はM1車は2個/両,それ以外の車両は4個/両を装着しています.

▲日車製 ND-716A形台車 |

▲日車製 ND-716A形台車 |
車輪は,市電〜黄電と続く,防音防振効果の高い伝統の剪断形(SAB)弾性車輪です.
駆動装置は,WN平行軸カルダン駆動です.

▲弾性車輪と駆動装置 |
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主電動機は,容量75kWの三相かご形誘導電動機です.
東芝製,三菱製,日立製があります.

▲空気圧縮機 |
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主要電気機器 |
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5050形の主要な床下機器について紹介します.
平成28年(2016年)より,機器更新が行われています.
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←藤が丘 |
高畑→ |
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形 式 |
5150形 |
5250形 |
5350形 |
5450形 |
5550形 |
5650形 |
車 種 |
Tc1制御車 |
M2電動車 |
M1電動車 |
M1'電動車 |
M2'電動車 |
Tc2制御車 |
制御装置 |
VVVFインバータ制御(5350,5450)
ベクトル制御,応荷重演算制御機能付き |
ブレーキ装置 |
NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ
応荷重式,回生ブレーキ付 |
補助電源装置 |
静止形三相インバータ90kVA(5150,5650) |
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制御装置 (初期形GTOから後期形GTO そしてIGBTへ) |
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制御装置はVVVFインバータ制御で,M1,M1'に搭載されます.
登場時は,GTO-すべり周波数制御でした.
製造メーカーは日立,三菱,東芝の3社で,2次車からは製造年ごとに製造メーカーが異なっています.
(メーカー一覧は「5050形 編成表」参照)
平成24年〜27年にATO(自動運転)導入の際に停止精度向上のため,全車GTO-ベクトル制御化改造されました.
平成28年から実施されている主要電気機器の更新では,三菱製のIGBT-ベクトル制御が採用されています.
補助電源装置(リアクトル・トランス)は,静止形三相インバータ90kVAで,Tc(先頭車)に搭載されます.
登場時は全て三菱製です.
平成28年から実施されている機器更新後では,東洋電機製が採用されています.

▲補助電源装置(更新前の三菱製) |
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平成28年〜 主要電気機器更新 |
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1次車登場から24年が経過した平成28年度より,5050形車両の主要電気機器の中間更新改造が行われています.
今回の改造工事によって更新される機器は,制御装置,制動装置,補助電源装置,ATC装置です.
経年の浅い車上検査装置(東芝)とATO装置(東芝)は改造対応しています.
第1期施行(平成28年度発注)では,1次車3編成が対象となりました.
機器メーカーは,制御装置(三菱),制動装置(三菱),補助電源装置(東洋),自動列車制御装置(東芝)などです.
車体艤装担当は日本車輌製造です.
平成29年1月から31年2月にかけて改造されました.
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■ 第一期施行分(完了) |
seq |
更新編成 |
出場時期 |
運用復帰 |
1 |
5151H |
平成29年1月 |
平成29年3月上旬 |
2 |
5153H |
平成30年2月 |
平成30年3月上旬 |
3 |
5152H |
平成31年2月 |
平成31年2月下旬 |
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第2期施行(平成30年度発注)では,5編成が対象となりました.
機器メーカーは,制御装置(三菱),制動装置(三菱),補助電源装置(東洋電機),自動列車制御装置(東芝)などです.
車体艤装担当は日本車輌製造です.
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■ 第二期施行分(完了) |
seq |
更新編成 |
出場時期 |
運用復帰 |
1 |
5154H |
令和2年2月 |
令和2年2月上旬 |
2 |
5155H →5156H |
令和3年2月 |
令和3年2月上旬 |
3 |
5156H →5157H |
令和3年10月 |
令和3年10月上旬 |
4 |
5157H →5158H |
令和3年11月 |
令和3年11月下旬 |
5 |
5158H →5155H |
令和4年1月 |
令和4年2月上旬 |
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第3期施行(令和3年度発注)では,当初8月発注段階では,令和4年6月から令和5年11月にかけて,計9編成(R4年度4編成,R5年度5編成)の改造を行う予定でした.
しかしながら全入札案件で不調となったため,大幅に計画変更された上で1月に再度発注されました.
変更後のスケジュールは次の通りです. ・計7編成(R5年度3編成,R6年度4編成)に変更. ・約1年後ろ倒し
再入札の結果,第3期施行分の機器製造・納入メーカーは,従来通りとなりました.
制御装置(三菱),ブレーキ装置(三菱),補助電源装置(東洋電機),自動列車制御装置(東芝)です.
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■ 第三期施行分(完了) |
seq |
更新編成 |
出場時期 |
運用復帰 |
1 |
5159H |
令和5年11月 |
令和5年11月下旬 |
2 |
5160H |
令和6年1月 |
令和6年1月下旬 |
3 |
5161H |
令和6年3月 |
令和6年4月上旬 |
4 |
5162H |
令和6年5月 |
令和6年5月下旬 |
5 |
5163H |
令和6年7月 |
令和6年7月下旬 |
6 |
5164H |
令和6年9月 |
令和6年9月下旬 |
7 |
5165H |
令和7年2月 |
令和7年2月上旬 |
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第4期施行(令和4年度発注)では,令和7年9月から令和10年10月にかけて,残る12編成の改造を行う予定です.
入札の結果,機器製造・納入メーカーは,従来通りとなりました.
制御装置(三菱),ブレーキ装置(三菱),補助電源装置(東洋電機),自動列車制御装置(東芝)です.
車体改造担当は日本車輌です.
自動列車運転装置及び車上検査装置の改造担当は東芝です.
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■ 第四期施行分(予定) |
seq |
更新編成 |
出場時期 |
運用復帰 |
1 |
未定 |
令和7年10月予定 |
10月もしくは11月想定 |
2 |
未定 |
令和8年1月予定 |
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3 |
未定 |
令和8年6月予定 |
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4 |
未定 |
令和8年8月予定 |
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5 |
未定 |
令和8年10月予定 |
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6 |
未定 |
令和8年12月予定 |
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7 |
未定 |
令和9年6月予定 |
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8 |
未定 |
令和9年8月予定 |
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9 |
未定 |
令和9年10月予定 |
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10 |
未定 |
令和10年6月予定 |
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11 |
未定 |
令和10年8月予定 |
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12 |
未定 |
令和10年10月予定 |
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