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高速度鉄道6号線(桜通線) 5両組成×4編成=20両在籍 配置:日進工場
編成:6150-6250-6350-6750-6850
電気:架空線式DC1500V 軌間:1067mm(狭軌) 車長:20m(大型)
6050形 車内・内装 |
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6050形は,平成22年2月に登場した1次車1編成と,同年11月〜12月に登場した2次車3編成が在籍しています.
一次車と二次車は,車内案内表示装置に違いがあります.
| 年次 |
編成 |
案内表示装置 |
| 1次車 |
6151H |
LED式 |
| 2次車 |
6152H〜6154H |
LCD式 |
6050形の車内は片持式オールロングシートです.
シートモケットは明るい赤色ではなく,濃い赤色柄入りのものになっています.
表面の凹凸が強調された簡易バケットタイプです.
従来通り7人掛けと3人掛けで構成されており,7人掛けシートには交通局では初めて中間縦手すり(スタンションポール)が1本(4-3配置)設けられました.
天井や側壁は明るいブラウン系の化粧板で,床面は茶系石目調となっており,通路区分はありません.
出入口付近は容易に識別できるよう黄色になっています.
つり革は三角タイプのものが採用されています.
N1000形に引き続き,車椅子スペースを全車両の車端部に配置し,優先座席と座席前のつり革は色を変えています.

▲1次車の車内(中間車) 赤色モケットのロングシートが並ぶ |

▲1次車の車内(先頭車) 床面は茶系石目調 |

▲7人掛けロングシート |

▲濃い赤色の柄入りモケット |

▲先頭車の車端部(両側とも優先席) |

▲車端部の車いすスペースと優先座席 |

▲優先座席のモケット |

▲乗務員室仕切り壁 中央と右は遮光ガラス |
1次車の車内案内表示装置は,32×256の2段表示LED案内装置が採用されました.
扉には,ドア開閉予告チャイムと共に,新たにドア開閉動作予告ランプが装着されました.

▲1次車側面扉 閉扉予告ランプ2灯付き |

▲1次車のみ「LED式」案内表示器を搭載 扉開閉方向表示器つき |

▲LED式案内表示器の反対側は路線図のみ 扉開閉方向表示器つき |
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6050形の二次車車内は,「車内案内表示装置」以外は一次車と変わりありません.

▲2次車の車内(中間車) |

▲2次車の車内(先頭車) |

▲車端部の車いすスペースと優先座席 |

▲中間車の車端部(片側のみ優先席) |

▲乗務員室仕切り壁 |

▲先頭車の車いすスペース |
2次車(6152H〜6154H)の車内案内表示装置は,「ハッチービジョン」と命名された17インチワイド液晶ディスプレイ(LCD)が搭載されました.
現状では1画面のみ搭載です.(広告用の2台目は準備工事のみ.)

▲2次車の出入口扉付近の様子 LCD式の案内表示装置を設置 |

▲2次車のLCD式案内表示装置 愛称は「ハッチービジョン」 |

▲案内表示器の反対側は路線図のみ (1次車と同じ) |
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近年の改造内容 |
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近年改造された車内設備や車内機器を紹介します.
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Wi-Fi車内アンテナ設置 平成26年(2014年) |
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平成26年3月28日から5月31日まで,全国の地下鉄では初となる車内Wi-Fiサービスの試行導入が行われました.
テスト車両に選ばれたのは,6050形6152編成です.車内(車端部)にWifiアンテナが設置されました.
その後,平成26年11月4日から本格実施される事になり, 他路線に先駆けて,平成26年度中に桜通線車両への設置が行われました.

▲車端部に搭載されたWi-Fiアンテナ |
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令和3年,市バス・地下鉄全車両を対象に抗ウイルス加工(手すりやつり革などに,ウイルスの不活性化を早める効果を持つ薬剤を噴霧)が行われました.
施工済み車両にはステッカーが車内に掲出されました.

▲抗ウイルス加工ステッカー(R3年) |
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つり革交換(一般座席)令和3年〜 ステッカ更新(優先座席)令和6年 |
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背丈の低い方でもつり革を利用しやすくするため,令和3年から令和5年にかけて,一般座席部のつり革について高さ調整(一部つり革を低いものに交換)されました.
令和6年12月から令和7年2月頃にかけて,地下鉄車内の優先席前に設置されているつり革の巻きステッカーが更新されました. 掲出内容(混雑時には携帯電源OFF)に変わりありませんが,デザインが白色から紺色に変わっています.
一般座席前のつり革巻きステッカーは変更ありません.

▲一般席つり革の高さ調整(R3〜) |

▲優先席つり革のステッカ更新(R6) |
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「非常通報装置」等ステッカー追加 令和4年・令和7年 |
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令和4年(2022年),6050形含めワンマン運転を行う各路線の車両を対象に,乗務員室扉に「非常通報装置」の位置を表示したステッカーが追加掲出されました.

▲乗務員室扉ガラス面に「非常通報装置」ステッカー掲出(R4年12月頃) |
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令和7年(2025年)2月,地下鉄車両において緊急時に使用する車内非常用設備の近傍に,使用方法を案内する表示ステッカーが追加掲出されました.
国土交通省技術基準検討会による「車内非常用設備等の表示に関するガイドライン」を踏まえたものです.
対象の非常用設備は,非常通報装置と,非常用ドアコック(一斉・各扉)です.

▲ドア付近ステッカー2種類増設(R7年2月頃) |

▲非常用ドアコック(各扉)ステッカー |
画像ギャラリー |
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6050形車両のその他車内画像を紹介します.
6050形車両は,野並・徳重間の延伸開業に先駆けて導入されました.

▲徳重延伸開業前の車内路線図 |
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平成24年より地下鉄トンネル内の携帯電話圏内化が始まったことを受け,優先席前の床面に赤く大きなマナー啓発ステッカーが掲示されました.
その後,マナー変更(電源OFF→混雑時のみOFF)に伴い,平成28年3月までに剥離されています.

▲約5年間掲出されていた床ステッカ |

▲「電源OFF」を呼びかけるつり革ステッカー |
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