全地平型 収容能力11編成(最大66両) 最寄駅:地下鉄東山線 高畑駅・八田駅
担当車両:5000形,5050形,N1000形 機能:車両留置のみ
東山線 高畑車庫 |
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高畑車庫は,地下鉄東山線を走る電車の車両基地です.
名古屋市の西部に位置する,車両留置専用の小規模な車庫です.
地下鉄東山線の車両基地は,「藤が丘工場」と「高畑車庫」があります.
高畑車庫は,昭和57年の高畑延伸開業にあわせて開設されました.
東山線の車両メンテナンスはすべて藤が丘工場で行っているため,高畑車庫では車両留置のみを目的とした車両基地です.
高畑駅の北東部に位置する,約1万1千平米の東西に細長い小規模な車庫です.
基地機能は車両留置のみです.全11線の留置線を設け,朝夕ラッシュ時の車両運用を支えています.
車両検査は行わないため,検車ピット等はありません.
最大留置能力は11編成66両分です.
通常の留置本数は,夜間は9編成54両です.昼間は平日2編成12両,休日は4編成24両です.
施設名称 |
高畑車庫 |
配置組織 |
なし |
開設年月 |
昭和57年9月 |
基地構造 |
地平式 |
最寄駅 |
高畑駅・八田駅 |
本線接続駅 |
高畑駅 |
敷地面積 |
11,264u |
建物面積 |
1,192u |
軌道延長 |
2,820m |
留置能力 |
6両組成×11本=66両 |
全検・重検 |
(藤が丘工場にて実施) |
月検査 |
(藤が丘工場にて実施) |
列車検査 |
(藤が丘工場にて実施) |
保守基地 |
保線区 |
高畑駅は島式1面ホームです.
八田方にシーサースクロッシング(SC)があり,その先で高畑車庫への出入庫線が分岐しています.
1番線・2番線とも出入庫できる配線となっています. 主に出入庫列車は2番線を使用し,出入庫と同時平行で1番ホームから下り本線へ藤が丘行き列車が発車するなど,アクロバディックな運用が行われています.
始端側には留置線が3本あります.
夜間はホーム上とあわせて5編成が留置されます.

▲(1) 1番線ホームより八田方を望む |

▲(2) 2番線ホームより八田方を望む 車庫への分岐器が見える |
高畑車庫内の様子 |
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高畑車庫内・周辺の様子です.
高畑駅から分岐した出入庫線は,大きく右カーブを描き進路を東に変え,地上に出ます.
出入庫線の先,高畑車庫の東側は留置線9本(4番線〜12番線)が並びます.
高畑車庫の西側は,12番線で折返し入線する留置線2本(2番線〜3番線)があります.
留置線は,西側の2本(2番線〜3番線)と,東側の9本(4番線〜12番線)があります.
高畑車庫の東側には「あおなみ線」が走っており,小本駅〜荒子駅間の車窓から車庫の全景を眺めることができます.

▲(1)東側留置線9本(12番〜4番線) |

▲(1)東側留置線9本(12番〜4番線) 休日昼間は4編成留置 |

▲(2)東側留置線9本(12番〜4番線) (画像提供 dokai様) |
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▲(4)車庫の東端を南側から望む |

▲(3)車庫の東端を北側から望む |

▲(5)車庫全景(東側より) 平日朝 全列車出庫済み |

▲(5)車庫全景(東側より) 休日昼間 4編成留置 |

▲(5)車庫内を東側より望む |
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高畑車庫の西端に保守基地(高畑保線区)が設けられています.
高畑車庫のさらに西側には,市バス高畑回転場があります.

▲(6)高畑車庫を西側より望む 車庫西端は保守基地あり 車庫西隣は市バス回転場 |
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その他画像 |
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