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 地下鉄新線計画
 地下鉄建設史

 全地下型  収容能力31編成(最大186両)  最寄駅:地下鉄名城線 ナゴヤドーム前矢田駅
 担当車両:2000形(名城線,名港線)   機能:留置,列検

名城線・名港線 大幸車庫

 大幸車庫は,地下鉄名城線と名港線を走る電車の車両基地です.
 ナゴヤドーム周辺の地下に位置する,南北に長い地下2層構造の大規模な地下車庫です.

 車両基地概要

 地下鉄名城線・名港線の車両基地は,「名港工場」と「大幸車庫」があります.

 名城線の環状化に向けての延長開業(平成12年〜平成16年)に伴い車両が増備され,それまでの名城工場,名港車庫の整備能力,留置能力では対応しきれなくなるため,この不足分を補う車両基地が必要になりました.
 そこで,当時建設が計画されていたナゴヤドームと周辺公共施設の地下に,新たな車両基地が建設されました.

 平成12年1月の地下鉄名城線大曽根〜砂田橋間延伸開業時に先立ち,平成11年12月20日に開設されています.
 (地上の管理棟は平成13年9月完成)

 なお,旧名城工場は廃止.旧名港車庫は,名城工場の機能を移転増強した名港工場として稼働しています.

 

 地下2階建の大規模な地下車庫です.
 建物面積は44,260uです(ナゴヤドーム1個分にやや満たない面積だが,フィールド面積の3倍以上).
 建物幅は約40mですが,長さが約570mもあり,南北方向に長細いのが特徴です.

 車両留置を主な役割としており,全25線の留置線と検車ピットを設け,名城線・名港線の運行を支えています.
 最大留置能力は31編成186両分あります.
 名城線は本線留置が多く車庫に戻らない車両もあるため,通常の夜間留置は,20編成120両です.

 大幸車庫では,6日を越えない期間で主要部品の点検を行う列車検査のみを担当しており,月検査と重要部検査や全般検査など大規模な修車作業は,名港工場で行っています.

施設名称 大幸車庫 配置組織 名港工場検車係
開設年月 平成11年12月 基地構造 全地下式
最寄駅 ナゴヤドーム前矢田駅 本線接続駅 ナゴヤドーム前矢田駅
敷地面積   建物面積 管理棟1,205u
地下1階22,130u
地下2階22,130u
軌道延長 7,555m 留置能力 6両組成×31本=186両
全検・重検 (名港工場にて実施) 月検査 (名港工場にて実施)
列車検査 当基地にて実施 保守基地 保線区・信通区

 

 

 最寄駅:ナゴヤドーム前矢田駅の配線と出入庫線

 ナゴヤドーム前矢田駅は島式1面ホームです.
 砂田橋方に大幸車庫への出入庫線が接続されています.

 1番線・2番線とも出入庫できる配線となっており,下り本線と交差する地点には名古屋市営地下鉄で唯一のシングルスリップスイッチ(SSS)が敷設されています.

 朝夕ラッシュ前後時間帯に多数の当駅始発・終着列車が運転されており,名城線運行の要となっています.
 出入庫線には1編成が停車可能であり,ナゴヤドームへの観客輸送増便の際は折返し列車も運転されます.



▲(1)上り線・2番線ホームより望む
 車庫への分岐器が見える

▲(2)下り線・1番線ホームより望む
 出入庫線が見えている


▲(2)SSS付近拡大
 左側(直進)が下り本線/右が大幸車庫の出入庫線


▲(2)出入庫線に進入する入庫列車


地下鉄開業記念ユリカより
SSS付近にて撮影した画像
広報用に撮影したもので,下り線を砂田橋方面へ逆走しています.

 

 ナゴヤドーム前矢田駅から大幸車庫まで,出入庫線が120mほど続きます.
 出入庫線トンネルは2層構造となっており,出入庫線の上は1番出入口通路(ドラゴンズロード)となっています.


▲鉄道特有の緩いカーブを描く1番出入口通路

 

 

大幸車庫内の様子

 大幸車庫は全地下式で内部の様子を見ることができません.
 当ページでは,開業前の住民見学会の際に撮影した画像や,工事記録の画像を引用しています.

 大幸車庫内の線路配線・施設配置

 大幸車庫は地下2階建です.
 出入庫線は大幸車庫の地下2階に続いています.
 地下2階と地下1階は勾配45‰のスロープでつながっています.

 

 スロープを登った先の地下1階は,留置線がメインのフロアです.
 留置線は16線(1番線から16番線まで)あります.
 また保守基地があり,保線区及び信号通信区の保守用車両も留置されています.

 地下2階は,留置線の他,車両メンテナンスも行うフロアです.
 留置線は9線(17番線から25番線まで)あります.
 また洗車機があり,洗浄線(洗車台付き留置線)も2線(26番線と27番線)あります.
 ピット構造の検修線と列検線は4線あり,列車検査や簡易な修繕を行なっています.

  緑色▲はカメラ位置です.

 

 

 地下2階 列検線・検修線

 大幸車庫には検車係(名港工場内の組織)が配置され,名城線・名港線車両の列車検査を担当しています.
 地下2階の28番線〜31番線が列検線・検修線で,ピット構造となっています.


▲(1)列検線の黄電1200形

▲(2)検修線の2000形


▲(3)列検線

 

 

 地下2階 洗浄線

 地下鉄車両は,数日に一度,車体外板を丸洗いします.
 出入庫線から続く地下2階の線路には,洗車機(カーウォッシャー)が設置されています.
 洗車機で車体を洗った車両は,折り返し洗浄線(26番線・27番線)に入り,洗車機では洗えない汚れを手で洗ったり,車内の清掃を行います.


▲(4)巨大な列車用洗車機

▲(5)洗車台付き洗浄線
 (画像出典「第4号線工事記録」交通局編)

 

 

 地下2階・地下1階 留置線

 留置線は,車両を留めておく場所です.
 地下1階に16線,地下2階に9線あります.


▲(6)検修線付近より車庫中央部を望む
 地下空間に線路が複雑に張り巡らされている

▲(7)留置線の様子

 

 

 地下1階 保守基地

 大幸車庫には,名城線の保守部門のうち大幸保線区と大幸信号通信区が置かれています.
 地下1階には保守基地(非電化3線)があり,モータカー等の保守用車が留置されています.


▲(8)保守基地の様子
 (画像出典「第4号線工事記録」交通局編)
 

 

 

地上部の様子(大幸車庫の直上)

 大幸車庫は,よく『ナゴヤドームの地下にある』と言われますが,正しくはナゴヤドーム本体の真下にはありません.
 ナゴヤドームの西側デッキ,駅とドームを結ぶペデストリアンデッキ(歩行者用高架道路),東スポーツセンター等複合施設(カルポート東)の地下に位置しています.


▲建設時の航空写真
 同時期に建設されたドームとの位置関係が分かる
 (画像出典 開業記念のパネル展示より)

▲開削工法で建設中の大幸車庫
 後方には建設中のドームが見える
 (画像出典「交通局ニュースNo115」より)


▲駅からドームまで続く歩行者デッキと「カルポート東」
 大幸車庫はこの地下にある
 

 

 

 地上階 管理棟

 歩行者デッキの裏,カルポート東の一角に大幸車庫の管理棟があります.

 ナゴヤドーム敷地内には,大幸車庫の非常用出入口や換気塔が点在しています.


▲大幸車庫管理棟の出入口
 奥まった場所にあり目立たない

 

 

その他画像

 

 

 

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