2号線・4号線(名城線・名港線) 6両組成×36編成=216両 車体長:15m(小型)
組成:2100−2200−2300−2400−2500−2600
電気:第3軌条600V 軌間:1435mm(標準軌) 配置:名港工場
名城線2000形車両を使用した企画列車や,装飾列車をご紹介します.
企画列車名称 |
走行年度 |
黄電メモリアルトレイン |
令和4年度(2022年度) |
クリスマス列車等 |
平成22年度(2010年度) 平成24年度(2012年度) 平成25年度(2013年度) 平成26年度(2014年度) 平成30年度(2018年度) |
その他企画列車 |
マナーアップトレイン イベント会場行き特別列車 ミュージックトレイン 「地下迷宮に眠る謎」特別列車 |
その他画像 |
記念ヘッドマーク類 |
記念ヘッドマーク 記念ステッカー |
黄電メモリアルトレイン |
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令和4年(2022年)の市営交通100周年記念事業の一環として,地下鉄東山線と名城線において「黄電」の復刻デザインにフルボディラッピングした車両(各路線1編成)が運行されました.
実施にあたっては,クラウドファンディングで集められた寄付金が一部活用されています.
名城線・名港線では,2000形2134編成に施工されました. かつて名城線で走っていた黄電1000形デザインです.
運行期間は令和4年8月8日から令和5年1月29日です.
車体色は,とても鮮やかなウィンザーイエロー(菜種色)一色で,暗い地下空間においても目立っていました.
ラインカラーとして細い紫色の帯が入るため,東山線の黄電より引き締まった印象を持ちます.
東山線5050形"黄電"はこちら
※名城線"黄電"では出発式は行われていません.
▲市営交通100th記念 名城線・名港線2134H 「黄電メモリアルトレイン」 |
▲駅に進入する"黄電" |
▲駅停車中 |
▲地下駅でもよく目立つウィンザーイエロー |
▲早朝の名港車庫にて 朝焼けを浴びながら出庫準備中の"黄電" |
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車内展示の様子です.
広告枠を使って,地下鉄や市営交通100年のあゆみに関する解説ポスターが掲出されました.
クラウドファンディングで1万円以上を寄付した人の名前も掲出されていました.
一部(黄電1000形の写真)を除き,東山線5050形黄電の車内と同じ内容です.
▲広告枠を使った車内展示の様子 |
▲同左 |
▲名城線の黄電1000形系列の写真 |
▲2134H車内 |
企画列車「クリスマス列車」 |
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クリスマスシーズンに,地下鉄車両の内外に装飾を施した「クリスマス列車」企画が恒例行事となっています.
「クリスマス列車」は,クリスマス商戦を迎える栄地区の商業施設とタイアップしたもので,平成22年から始まりました.
車体には前面非常扉や側扉横へのステッカー掲出や車内装飾のほか,車内放送も一部駅でクリスマスメロディが流れるようになっていました.
初年度となる平成22年は,名城線を舞台に「やっぱり栄が好きだから 〜 Happy X'mas in SAKAE 〜」と題して,11月末から12月25日まで運行されました.
装飾編成は2135編成で,車内音楽には「ジングルベル」が使用されました.
▲2010年クリスマス列車 2135H |
▲車体側面装飾の様子 |
▲車体側面装飾の様子 |
▲車内装飾 協賛企業ポスターや装飾布など |
平成23年は東山線で,平成24年には再び名城線が舞台となりました.
装飾編成は2126編成で,車内音楽には「We Wish You A Merry Christmas」が使用されました.
▲2012年クリスマス列車 前面は装飾なし |
▲車体側面の装飾は簡素になった |
▲車内装飾 |
▲車内装飾 |
平成25年も名城線・名港線においてクリスマス列車が走りました.
装飾編成はラストナンバーの2136編成です.
車内音楽は同じく「We Wish You A Merry Christmas」が選ばれましたが,従来の駅間放送ではなく,駅到着時に流されました.
▲2013年クリスマス列車 2136H |
▲前面のヘッドマークが復活 |
▲側面はドア横ステッカーのみ |
▲車内装飾 |
平成26年も名城線・名港線においてクリスマス列車が走りました.
装飾編成は前年と同じ2136編成です.
従来の栄地区商業施設とのタイアップから,一企業との契約に変更されており,平成26年は映画「MIRACLEデビクロくんの恋と魔法」のキャラクターを描いた装飾が施されています.
車内クリスマス音楽の放送は取りやめとなりました.
▲映画とタイアップした装飾 |
▲2014年クリスマス列車 2136H |
平成27年(2015年)から3年間のクリスマス列車は,東山線5050形にて行われました.
平成最後となる平成30年(2018年)は,再び名城線・名港線に舞台を移し,車両内外にクリスマス装飾を施した「クリスマストレイン2018」が,4年ぶりに名城線・名港線にて運行されました.
平成30年は,映画「グリンチ」とタイアップ企画です.
使用車両は2000形2128編成で,車体前面にヘッドマークを掲出し,車体側面はクリスマストレインとしては初となるパートラッピング広告を掲出.車内広告枠は映画の広告や交通局クリスマスイベント告知で統一されました.
リボン等の車内装飾や,クリスマスメロディ車内放送はありません.
▲クリスマストレイン2018 2128H |
▲パートラッピング広告を掲出 |
▲車体側面 |
▲車内の貸切広告 |
その他企画列車 |
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クリスマス列車以外の企画列車を紹介します.
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平成26年9月1日〜10月31日 マナーアップトレイン |
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地下鉄利用時における各種マナーの呼びかけの新たな取組みとして,「マナーアップトレイン」が平成26年9月1日から10月31日までの2カ月間運行されました.
東山線及び名城・名港線各1編成で,名城・名港線は2136編成が対象となりました.
車内広告枠を使ってマナー啓発ポスターを掲出するほか,車外にもヘッドマークやボディーステッカーが貼付されました.
▲マナーアップトレイン 2136H |
▲車外ステッカー |
▲車内マナー啓発ポスター 号車によって色が異なる |
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名城線環状化10周年を記念して,平成26年11月16日に地下鉄名港工場でイベントが開催されました.
これに合わせ,名城線ナゴヤドーム前矢田駅から大幸車庫を経由して名港工場(イベント会場)まで直行する特別列車が運行されました.
特別列車の運行経路は,ナゴヤドーム前矢田駅→名古屋港駅→名港工場の約50分のコースで,途中大幸車庫引込線と名港工場引込線にも入線しました.終点はイベント会場内で,開場前のイベント会場で一足先に見学することができました.
ヘッドマーク等の装飾はなく,回送表示,90記号で運転されました.
▲イベント会場直行特別列車 2128編成 ヘッドマーク等の表示なし |
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名古屋港周辺で開催される屋外音楽アートイベントやNagoyaポップアップ・アーティスト事業に関連して,平成28年3月21日に地下鉄名城線・名港線で「ミュージックトレイン」が運行されました.
特別列車の運行経路は,ナゴヤドーム前矢田駅→名古屋港駅の片道で,途中大幸車庫引込線にも入線しました.
車内では抽選で選ばれた約100名が分散乗車し,名古屋フィルハーモニー交響楽団によるクラシック演奏を車内で楽しみました.
ヘッドマーク等の装飾はなく,回送表示,90記号で運転されました.
▲ミュージックトレイン 2105編成 ヘッドマーク等の表示なし |
▲車内でクラッシック演奏を実施 |
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平成30年4月1日〜30日 「地下迷宮に眠る謎」特別列車 |
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平成30年4月14日から7月31日まで開催されたイベント,“ナゾトキ街歩きゲームin名古屋”「地下迷宮に眠る謎」に関連し,地下鉄名城線において特別列車が運行されました.
運行期間は,平成30年4月1日(日)から4月30日(月祝)までで,車体前面にはヘッドマークが,車体側面ドア横にはPRステッカーが掲出されました.
車内は広告ジャックとなっており,「6種類の謎」が掲出されました.
▲謎解き特別列車 2128編成 |
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記念ヘッドマーク・記念ステッカー |
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記念行事に関連して,車体に掲示されたヘッドマークやステッカー類を紹介します.
▲平成12年 大曽根〜砂田橋開通 |
▲平成15年 砂田橋〜名古屋大学開通 |
▲平成16年 名城線環状化完成 |
▲おまけ ヘッドマークの取り付け方 |
名城線環状化10周年を記念し,平成26年10月16日(木)より名城線列車2編成(2130編成と2131編成)に記念ヘッドマーク(ステッカー)が掲出されました.
ヘッドマークのデザインは2種類で,編成によって掲出図柄が異なります(前後は同じ).
▲2130H |
▲2130H ヘッドマーク拡大 |
▲2131H (画像提供:ρさま) |
▲2131H ヘッドマーク拡大 |
▲平成17年 愛知万博 |
▲平成21年 生物多様性条約会議(COP10) |
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