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 1号線(東山線)  6両組成×21編成=126両在籍   配置:藤が丘工場
 N1100-N1200-N1300-N1400-N1500-N1600
 電気:第3軌条600V  軌間:1435mm(標準軌)   車長:15m(小型)

N1000形 車体

 車体構造は日車式ブロック工法を用いた軽量ステンレス製で,この地方では名鉄の300系以降の車体や,あおなみ線1000形と同じ構造となっています.
 正面デザインは,従来の丸みを帯びた形状から,直線を多用した「くの字」形状になりました.
 窓回りと灯具類を黒色塗装し,ラインカラーの黄色のドット模様が入れるなど斬新性を求めたデザインとなっています.
 貫通扉はプラグ式外開き戸でオフセット配置され,運転台スペースを確保しています.

 側面の塗装はステンレス無塗装に,上下にイエローラインが入ります.
 ガラスは熱線吸収ガラスを採用し,カーテンレスとしています.
 車外の行先表示器は,名古屋の地下鉄では初めてLED式(単色)を採用しています.
 

 一次車〜四次車 N1101H〜N1104H

 5050形と比較すると,車体側面からビードが無くなり,すっきりとした外観となりました.
 日車式ブロック工法の特徴である,ストレートな側構体と扉周辺の継ぎ目が目立ちます.

 平成19年から平成22年にかけて製造された1次車〜4次車の特徴として,スポット溶接で製造されており,側構体に点々とした溶接痕が確認できます.

 

 登場後の主な改造として,次の項目が挙げられます.
 (1)平成27年にATO対応&ホームドア対応改造のため乗務員室内部と一部床下機器の改造が行われました.
 (2)令和3年以降,前照灯がLED化される見込みです.


▲日車ブロック工法を採用した車体(N1101H)
 (画像は前照灯LED交換前)

▲ブラックフェイスのN1000形(ATO改造後)
 (画像は前照灯LED交換前)
 

▲「くの字」型を画く正面構造


▲M1中間電動車N1204号車 
 床下にVVVFユニットを搭載する


▲女性専用車出入口と単色LED行先表示
 側面のスポット溶接痕が確認できる


▲妻面の角はほぼ直角
 斜めに取り付けられた箱は車外スピーカー


▲車側灯は着色(上は赤色/下は橙色)

 

 

 五次車〜十一次車  N1105H〜N1121H

 平成24年以降に登場した5次車以降の車両は,製造方法がレーザー溶接となりました.
 側構体にスポットの圧痕・歪みの少ない,スッキリとした仕上がりとなっています.

 その他,衝突安全性向上のため,妻面の角が斜めになりました.
 また,車側灯のランプカバーが着色から透明に変更されています.

 

 登場後の主な改造として,次の項目が挙げられます.
 (1)令和3年より,前照灯のLED化が進められています.


▲レーザー溶接車体となった5次車(N1105H)
 (画像は前照灯LED交換前)

▲ゾロ目編成(N1111H)
 (画像は前照灯LED交換前)


▲前照灯LED交換後(N1118H)


▲前照灯LED交換後(N1118H)


▲Tc1藤が丘方先頭車 N1105号車
 床下にSIVを搭載する


▲M2'中間電動車 N1405号車
 床下にCPを搭載する


▲妻面角が直角から斜めに構造変更


▲車側灯を透明カバーに変更

 

 

台車・その他機器

 N1000形が搭載する床下や足回り機器,主要電気機器更新については,別ページ「走行機器」を参照してください.

 

 

N1000形 近年の改造・改修内容

 近年実施された小改造や改修内容を紹介します.

 女性専用車両ステッカー 登場時/平成20年〜

 東山線は平成14(2002)年より女性専用車両を導入しており,平成20(2008)年3月営業運転開始のN1101編成にも女性専用車両を示す桃色ステッカーが掲出されました.
 その直後,平成20年6月に運行時間帯の拡大(平日朝に加え平日夕方を追加)が行われた際に,黄色ステッカーに更新されたため,N1101編成の桃色ステッカー掲出期間は僅か2ヶ月ほどのでした.
 平成21年登場のN1102編成からは,登場時より黄色ステッカーが掲出されています.

 平成27(2015)年7月のさらなる運行時間帯の拡大(平日終日運行)時には,ステッカーは黄色のままで,表記内容が更新されました.
 また平成30年11月にも表記内容が更新されるなど,随時デザイン等が更新されています.


▲平成20年3月〜5月 女性専用車両(桃色)

▲平成20年6月〜 女性専用車両(黄色)


▲平成27年〜 女性専用車両[終日化](黄色ステ)
 ※画像はH30年表記更新後のもの
 

 

 

 ホーム柵&ATO導入改造 平成27年

 平成27年9月の可動式ホーム柵導入とATO運転化(列車自動運転装置導入)に伴い,平成27年に1次車〜4次車を対象にホーム柵制御装置やATO関連の追加搭載,機器改造が行われました.
 外観に変化はありませんが,乗務員室内部の機器が増設されているのが車外からも見て取れます.

 5次車以降の車両は新製時よりホーム柵&ATO対応済みです.

 また,車両間の転落防止ホロ(外幌)(後付け)について,ホーム柵整備完了に伴い,平成28年3月〜4月に台座を残し撤去されました.


▲改造前の1次車N1101H
 乗務員室内部機器が少ない

▲改造前のTc1藤が丘方先頭車 N1101号車


▲平成28年3月転落防止ホロを撤去
 台座のみ残る

 

 

 

 ステッカー追加 平成30年

 平成30年2月には,車体に「車いす用・ベビーカー用」スペースを意味するステッカーが新たに掲出されました.
 各車両の「車いす用・ベビーカー用」スペース最寄り扉横に掲出されています.


▲平成30年2月 車いすステッカー等掲出
 

 

 

 前照灯LED化 令和3年〜令和5年?

 令和3年3月より,前照灯が「シールドビーム」から「LED」に交換されています.


▲前照灯LED化(令和3年〜施工中)
 左:新LEDライト/右:旧ライト

▲LED化により,より白く明るくなった

 

 

 

N1000形 画像ギャラリー

 その他画像

 N1000形車両の走行風景を紹介します.


▲藤が丘駅での並び

▲本郷駅に進入するN1105H(5次車)

 

 

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