1号線(東山線) 6両組成×21編成=126両在籍 配置:藤が丘工場
N1100-N1200-N1300-N1400-N1500-N1600
電気:第3軌条600V 軌間:1435mm(標準軌) 車長:15m(小型)
N1000形 イベント列車・装飾列車 |
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東山線N1000形車両を用いたイベント列車や,記念装飾列車等をご紹介します.
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平成19年11月11日 藤が丘工場一般公開イベント |
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N1000形の第一編成は,平成19年10月30日に製造元の日本車輌豊川工場から藤が丘工場に搬入されたのち,11月11日に藤が丘工場で開催された地下鉄開業50周年記念イベントで一般公開されました.その時の様子を紹介します.
第一編成の営業運転は平成20年3月26日から始まり,藤が丘10:45発の一番列車では記念式典が執り行われました.
記念式典に関連して,営業運転初日のみ高畑側にヘッドマークシールが貼られました.
また,車内広告はすべてN1000形登場をPRするポスターで埋め尽くされていました.

▲営業初日のN1101編成(岩塚駅) |

▲記念ヘッドマークシール |

▲15年ぶりの新型車両をアピール |
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平成20年12月20日 走るエコトレイン・クリスマスへGO! |
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交通局としては初めてとなるクリスマス特別列車が,N1000形を用いて運行されました.
N1101編成を使用し,藤が丘から高畑まで東山線を1往復.車内ではツリーなどの装飾がされ,クイズ大会が行われました.

▲初運行のクリスマスイベント列車 |

▲前後にHMが掲げられたN1101H ハッチーサンタのお見送りも |
東山線沿線の東山動物園が夜間延長営業する「ナイトZOO」に合わせ,イベント列車「ナイトZOOトレイン」が運行されました.
列車は高畑駅から東山公園駅までの片道運行で,車内では動物園担当者の解説アナウンスや,ヘビも同乗,記念撮影もできました.
使用車両はN1102編成です.※画像はありません
昨年のイベントが応募が6倍と人気だったことから,平成22年も同イベント列車が運行されました.
運行区間は藤が丘→高畑&高畑→藤が丘で,車両はN1103編成でした.

▲回送表記のイベント列車 N1103H |

▲室内灯を消灯し運行 |
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平成23年11月26日〜12月25日 クリスマス列車 |
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平成23年はクリスマス装飾されたN1000形が東山線を営業運行しました.
これはクリスマスシーズンに合わせ,栄地区の商業施設とタイアップしたもので,11月26日から12月25日まで運行されました.
車両はN1104編成が使用され,内外装ともにクリスマス装飾が行われました.また車内放送も,一部駅でクリスマスメロディが流れるようになっていました.
※平成22年と24年は同様の列車を名城・名港線にて運行

▲高架部を走る装飾されたN1104H 正面とドア横にステッカーが貼られている |

▲装飾された車内 つり革にリボン,窓に雪のシールが貼ってある |
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平成23年12月23日 クリスマス“ミュージック”トレイン |
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上記装飾列車と共にN1101編成を用いたイベント「クリスマス“ミュージック”トレイン 出発進行!」が行われました.
イベント列車は,藤が丘駅〜高畑駅を1往復し,車内ではジャズやポップス,民族音楽などの生演奏が行われました.

▲イベント列車として走るN1101H |

▲先頭車に掲出されたヘッドマーク |
平成24年度に実施された市営交通90周年記念事業の一環として,東山線において「東山線ジョイフルトレイン GO」と題したイベント列車が運行されました.
小学生を含む家族連れを対象としたイベントで,抽選で選ばれた50組150名が参加しました.
参加者は高畑駅からイベント列車に乗車し,引込線を通って高畑車庫へ.車庫内では撮影会が行われました.
続いて高畑駅から藤が丘駅まで走行する車内では,子供用制服写真撮影や,音楽の生演奏が行われました.
終点の藤が丘からは引込線で藤が丘車庫へ入庫し,洗車機を通過した後に下車し,最後はハッチーとの記念撮影という,西端から東端へ東山線をフル活用したイベントとなりました.
車両はN1108編成が使用され,前後には市営交通90周年記念シールが掲示されました.

▲東山線ジョイフルトレイン N1108H |

▲営業列車との離合(本郷駅) |
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平成26年9月1日〜10月31日 マナーアップトレイン |
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地下鉄利用時における各種マナーの呼びかけの新たな取組みとして,「マナーアップトレイン」が平成26年9月1日から10月31日までの2カ月間運行されました.
東山線及び名城・名港線各1編成で,東山線はN1103編成が対象となりました.
車内広告枠を使ってマナー啓発ポスターを掲出するほか,車外にもヘッドマークやボディーステッカーが貼付されました.

▲マナーアップトレイン N1103H |

▲ヘッドマーク付き |
平成29年11月5日の地下鉄開業60周年記念メインイベント(藤が丘工場にて開催)当日に,地下鉄東山線高畑駅から藤が丘駅を経由して,イベント会場の藤が丘工場内まで直通運転を行う特別列車「ミュージックトレイン」が運行されました.
使用車両は一部車内が特別装飾されたN1115編成でした.
残念ながらヘッドマーク等の掲出は無しで,往路送り込み回送並びに復路イベント運行共に回送表示の80記号でした.
なお,当列車運行に伴い,往復路ともに一部列車の時刻変更が行われています.

▲ミュージックトレイン N1115H ヘッドマーク等の車体装飾は無し |

▲特別列車運行に伴い一部ダイヤを変更 |
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平成29年11月6日〜現在 地下鉄開業60周年記念特別装飾列車 |
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地下鉄開業60周年を記念し,東山線N1115編成のうち高畑方先頭車1両(N1615号車)の車内を装飾(座席や吊り手)した特別列車が,11月5日に上記特別列車として使用されたのち,翌日11月6日(月)から営業運行されています.
特別デザインの座席や吊り手の取り付けは,名古屋市営地下鉄では初めての取り組みです.
【車内装飾デザインの経緯】
昨年度の学生連携事業の一環として,金城学院大学の学生から,車内空間をトータルにデザインすることで魅力を持たせ,かつ利用者が快適に利用できるようにしたいとの考え方から「車内環境デザイン」の提案がありました.
今回の車内装飾はその提案をきっかけに実現したものであり,デザインの作製や色の調整について,学生が協力しました.
【座席デザインコンセプト】
座席は地下鉄開業60周年のロゴマークをアレンジし,車内が明るく楽しくなるようなデザインに.
ひとり一人の着座位置も分かりやすくすることで,マナーアップも.
【吊り手デザインコンセプト】
吊り手のリング部分を地下鉄ラインカラーに染色.ベルトは白色で統一し,車内が明るく楽しくなるようなデザインに.
【運行期間】
当初は平成29年11月から平成30年3月中旬までの期間限定運行予定でしたが,好評につき,当面の間,運行が継続されることになりました.
運行終了日は未定です.

▲N1000形N1615号車の車内 |

▲車内に掲出された特別列車の案内文 |

▲座席モケットと吊り手を交換 |

▲カラフルなデザインの車内に |

▲60周年のロゴマークをアレンジ |

▲吊り手は各路線のラインカラーに |
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