３号線（鶴舞線）　　6両組成×16編成＝96両在籍　　配置：日進工場
　N3100―N3200―N3300―N3400―N3700―N3800
　電気：架空線式DC1500V　　軌間：1067mm（狭軌）　　車長：20ｍ（大型）

台車・走行機器

　N3000形の台車等走行機器を紹介します．

←豊田市・赤池 上小田井・犬山→
形　式	N3100形	N3200形	N3300形	N3400形	N3700形	N3800形
車　種	Tc1制御車	M1電動車	M2電動車	T1付随車	M3電動車	Tc2制御車
連結器	先頭車：自動密着連結器，その他の車両間：棒状連結器
台　車	ボルスタレス式空気バネ台車　固定軸距2,100mm
軸箱支持	モノリンク式
台車形式	SS176T	SS176M	SS176M	SS176T	SS176M	SS176T
車　輪	一体圧延波打車輪　φ860mm
基礎ブレーキ	ユニットブレーキ式踏面ブレーキ
駆動装置	ＷＮ平行軸カルダン駆動（N3200，N3300，N3700）
歯車比	99:16
集電方式	パンタグラフ　Ｍ車1台/両（N3200，N3300，N3700）
主電動機	三相かご形誘導電動機　170kW（N3200，N3300，N3700）

	台車・ブレーキ

　台車は既存の3050形と同じボルスタレス空気バネ台車の「SS176」です．

　製造会社の社名変更に伴い，製造年次によって異なる銘板が付いています．
　　　1,2次車は「住友金属」(銀色)
　　　3次車〜7次車は「新日鉄住金」(青色)
　　　8次車以降は「日本製鉄」(青色)

　ブレーキ方式は，踏面ブレーキです．

▲2次車(住友金属銘板) T車用のSS176T台車	▲3次車(新日鉄住金銘板) M車用のSS176M台車
▲8次車(日本製鉄銘板) M車用のSS176M台車

	車輪・駆動装置

　車輪は，一体圧延波打車輪です．

　駆動装置は，ＷＮ平行軸カルダン駆動です．

	主電動機

　主電動機は，容量170kWの三相かご形誘導電動機で，自己通風形です．
　1次車は日立製，2次車〜7次車は東芝製，8次車では日立製が採用されています．

屋根上機器

　N3000形の屋根上に搭載された主要機器について紹介します．

←豊田市・赤池 上小田井・犬山→
形　式	N3100形	N3200形	N3300形	N3400形	N3700形	N3800形
車　種	Tc1制御車	M1電動車	M2電動車	T1付随車	M3電動車	Tc2制御車
電気方式	DC1500V 架空線式
集電方式	パンタグラフ　Ｍ車1台/両（N3200，N3300，N3700）
冷房装置	屋根上集約分散形 24.4kW×2/両
列車無線装置	地下鉄線：誘導無線　　名鉄線：空間波無線

	屋根形状・冷房装置

　日立製1次車の屋根は，滑り止め加工だけのシンプルで滑らかな曲線形状をしています．
　日車製2次車以降の屋根は，ビート付きとなっています．

　冷房装置は各車に24.4kWのユニットクーラ2台/両を搭載しています．三菱電機製です．

▲日立製1次車の屋根形状

▲日車製2次車以降の屋根形状

	パンタグラフ

　パンタグラフは電動車1両あたりシングルアーム式1台を搭載しています．
　東洋電機製造製です．

▲シングルアーム式パンタグラフ

主要電気機器

　N3000形の主要な床下機器について紹介します．

←豊田市・赤池 上小田井・犬山→
形　式	N3100形	N3200形	N3300形	N3400形	N3700形	N3800形
車　種	Tc1制御車	M1電動車	M2電動車	T1付随車	M3電動車	Tc2制御車
制御装置	VVVFインバータ制御 回生ブレーキ付（N3200，N3300，N3700）
ブレーキ装置	遅れ込め制御付き電気指令式電空併用ブレーキ
補助電源装置	静止形三相インバータ125kVA（N3100，N3800）

	VVVF制御装置

　制御装置は，全車とも東洋電機製造製のPGセンサレスのVVVFインバータ制御（IGBT）で，1C4Mを1ユニットとしています．

▲東洋電機製　VVVFインバータ制御装置

	補助電源装置

　補助電源装置は，全車とも三菱電機製です．

▲三菱電機製　補助電源装置

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